昨夜中に大阪を車で出発し名神 → 東名高速を経て伊豆入り、戦場までの定期船が出る
「下田港」には早朝6時過ぎに到着しました。
今回は35L スペーザ
(エサが満タン!)の他に通常荷物送り用および巨大マダイ作戦用
として使用している75Lのクーラーも導入してのモンスター捕獲作戦に臨みます。
北海道の今世紀最後の王・とりさんから頂いたでかい「TeamF-3」ステッカー、ちゃんと
貼らせてもらってますよ!(笑)さてさて、船は9時20分に出港し伊豆諸島の各島を経由しながら行くのでJCAの目的地
には13時40分到着予定、、、前回みたく東京からのジェットフォイルならもっと早かった
んでしょうが仕方ないですわ。まあ、夜間長距離運転の疲れも少々あったので船内ではほとんど寝てましたがねぇ。
「式根島」を出港するともうすぐ!
お~お~、見えてきましたよ~ん ♪「神津島」今日は西風が強く前回とはちょうど反対側、島の東側に位置する
「多幸湾」に入港です。
船内で日本語が話せず船員とコミュニケーションに困っているところを助けてあげたのがきっかけで仲良くなったイヌを連れたイギリス人の若者、なんと根性で日本列島を隅から隅まで回るという!12月~2月頃には北海道の稚内に行く予定でいるらしく、道端でテント張って野宿がメイン、、、
「おそらくそれ、稚内でやったら凍死するよ!」と言って
おきました。(笑)よりによって道北方面とは、、、あちゃ~ですな。
また、ここ
「神津島」で釣りをすると話すと自分も同行させて欲しいと頼まれましたが、
なんせわたくしめの戦場は歩いて進入できないエリア、、、
ドリームチャレンジャー号発進!船長さん曰く、台風12号が通過して一気に底潮が低下しているようで浅場より水深がある戦場で一発狙いしなかないという事でおそらく明日は風の影響をモロに受け入れなくなるだろう島南側にある
「灯台近くの無名地磯」へ渡ることに。
ここは前回レインボーキャスターズのK谷先生とご一緒させて頂いた時と同じ場所です!あの時は来る敵全て70cmオーバーばかりで先生は78cmまで揚げておられた大物場、JCAとしても数よりデカいの1匹!という考えでいるのでベストマッチじゃないでしょうか?
早速、ピトンを打ち込んでタマンXを2本沖向きの水道へセット!
だいたいの海底ストラクチャーは把握しているつもりでしたが、ど~せ明るいうちは
イマイチぎみなのでオモリだけでより詳しい情報を得る事に専念しましょう。
うむむ、、、やはりかなり複雑で平坦な部分は一切無く傾斜のかかったゴリゴリ岩やら
高低差がかなりある鋭利な岩までうまく攻めないとオモリがいくつあっても足りなさそう。
西日が傾き始めた頃から小イカを付けてファイヤ~!
1分も経たないうちから
極太ウツボが姿を現します、、、前回より数段サイズアップして
いるのはなぜ?恐ろしや、恐ろしやと思いながら例の
「ウツボ揚場」へポンポン落として
るうちに日は暮れ真っ暗なウツボ・フィールドと化してしまいました。
昨日のキス釣りみたくキスカウンター、もとい
ウツボカウンターなる物をを持参すれば
おもしろかった!な~んて頭で数を数え
21本目をマークしたところで大アタリが!?
ギュイイイ~~~ン、、、?
一瞬でした、、、石鯛用ナイロンライン24号が瀬ズレと共にラインブレイク。
なんだったんだろう?タマミにしては走り方が違うような、、、
ギュイイイ~~~ン!!!連続してきました!!!なんとしても揚げてやるとパワーファイト、完全に締め切ってる
はずのドラグがどんどん滑りラインが出てゆきます、、、
なんじゃこりゃ!?
JCA、右へ左へと向こうに主導権を取られてしまってる状態、、、それでも巻けるタイミングを見計らってはリーリング、そしてタマン竿の粘りをフル活用してじわじわ未知なる敵を
水面まで寄せてきました!
うわっ! 巨大エイ や~。今まで見たことのないような2mは軽く超えている真っ白なお腹の巨大エイ。
タモですくうにも60cm枠じゃ太刀打ちできないうえ、水面に浮いてもまだ底へ突進する
激しい抵抗を見せるのでギリギリまで寄せた上でハリスを切りました、、、いや、切るしか手段はなかったような、、、。
あんな巨大なん水族館でもマンタ以外に見たことありませんわ。(汗)
ギイイイイイ~~~!?
げっ!? 今度は 巨大ザメ かよ~。
これを期にどれも1m前後の巨大ザメのオンパレード、、、5匹は揚げたよ~な。
正直、ヘロヘロです、、、。
未だ本命はアタリすら出ません。
やっとこさ怒級エイやらサメの猛攻が終わったと思えばこれ、
ここでひさびさに機動戦士ガンダムの
スレッガー中尉の名言を引用させて頂き、
「悲しいけどここ、、、神津島なのよね~!」
それでもめげずまいと打ち返しを続けましたが午前6時、タイムアップです。
まだもう一晩あると期待を胸に渋々タックルを片付けてると遠くからお迎えのドリーム
チャレンジャー号が、、、長い夜だったにも関わらずなぜかあの船を見送ったのがつい
数時間前に思えるのはいかに夜戦が貧果に終わった事を物語ってるからでしょうか?
タマミちゃんがおりまへん。
「中尉~!」と思った貴方!これ押してちょ →