惨敗に散った昨夜の無念を晴らすべく、八戸のちょいワルさんと緊急会議。
そして出した決断は、
陸奥湾を一周!?
そうなんです!現在いる下北半島の先端部から一度南下し、ぐる~っと湾を回り込んで再び北上、目指すは反対の半島、「津軽半島」。
竜飛岬に近い今別町の「袰月漁港」まで何時間もかけてやってきました。
これまた F1レーサーのちょいワルさんだからこそ 成し得た業ではないでしょうか?
今別~平舘にかけてはちまたじゃ有名なマダイ場ですし全く新規開拓にはなってませんが、とりあえずまずは1匹ゲットしておこうと弱気な二人が出した決断ですわ。(笑)
この「袰月漁港」も2年前くらいから間違いなくマダイが揚がるだろうと気になってた
ものの、他に攻めてみたい戦場がたくさんあり未だ入れずにいた所なのでちょうどいい
機会でした。
漁港内にはわずかながらも川(淡水)の流れ込みがあるので、それを避けるようにして
JCAが波止先端部から沖向きをメインに、ちょいワルさんはテトラ越しではありますが
目の前一帯が回遊ルートになってそうな完全外向きをロックオンします。
明朝にかけて 雨 予報が入ってるので忘れてならないのが、
テント設営ですわ。(笑)
中で飲んで宴会?いや、作戦会議ができるように大き目の方を持参しましたよっ!
攻撃態勢が整えば不必要な物は全てテントの中に入れて明るいうちからユムシを投げ
込んでおきましょかね~。
ブルッ、ブルッ、ジイイイイ~!
グッ、グッ?
35cm以上40cm未満のチャリコ連中なら来るんですがねぇ。
それはさておき毎回思うことなんですが、東北で撃沈されてくるマダイってほんと綺麗な色してるんですよ~。大きくなっても他の地域で揚がるのに比べると美しさを留めてる
っていうか、、、見てて癒されます。
プ~~~~~~ン。
ただでさえどんより曇り空で気分もどんよりなのに、夕方が近づくに連れ裏山から
アホみたいに蚊が飛び始めてきました。
STOP MOSQUITO!
いざ、蚊取り線香包囲陣!
最後にちょいワルさんが部屋焚きベープなるものを置いてますが、これって効果あるん
でしょうか?(笑)おそらくテントの中で使用するものでしょう。
効果あるんですよね~、、、もちろん野外なのでそれなりの数が必要になる場合が多いですが蚊取り線香は侮れません!この包囲陣の中に居ればかなり蚊に咬まれる
確率を下げる事ができます。
ジイイイイイ~~~!!!
ものすごいアタリが夕マズメと同時にちょいワルさんのスピンパワーの竿尻を持ち上げて出ました!がしかし、、、どうやら回遊路となっている手前に大きな瀬が張り出している
みたくしばらくの格闘の末ラインブレイク。
でも、これで大型が居るって期待できますよね。
月も隠れた曇り空でも沖合いに無数のイカ釣り漁船が煌々と灯りを点しているので
想像以上に明るく快適に戦えます。
ちょいワルさんも根掛かりが発生する部分へは捨てオモリ仕掛にチェンジして攻められてますが来るのはミニサイズのチャリコのみ、、、
数より型なのでリリースの繰り返しです。
まあ、今夜はアタリが遠退いたと思えば即座にテントINしてワイワイガヤガヤ!
お酒がわんさか詰まった専用クーラーにおつまみと贅沢な防波堤となっております。(笑)
JCAら2人しかいませんけどね、、、。
日付が変わった頃から大雨に、
その酷さの前に戦意喪失するヘタレな我らは、外に出る根性すらなくテントの中で
ちょいワルの“ ちょいエロ ” トーク を聞きながらいつの間にか爆睡。
明け方にやっとこさ小雨に変わりモグラ2匹は外の空気を吸うのでした。
ジッ、ジイイイイイ~~~!?
今度はわたくしめの細糸でかなり遠投をかけていた竿に鋭いアタリが!
横でちょいワルさんがタモを構えて待機してくれ、しばらくがんばっていたのですが
これも瀬を越す事ができずアウト。
戦い方を考えなければ取れる確率が少ない気がしました。
見てください! このいやみったらしい青空。
我らが片付けると共に蒸し暑いくらいの晴天になっちゃいましたよ。
ちょいワルさんは鯛というお土産を持って帰らないと家に入れてもらえないらしく、しっかりキープしておいたわりと大きめのチャリコちゃん2匹(ちょっと40cmに満たないくらい。)を
クーラーに仕舞って帰路に着くのでした。
またもや貧果に終わった北限のマダイ調査ではありますが、八戸のちょいワルさんと
気の合う者同士ワイワイとふざけながら釣りが楽しめたので大満足ですわ。
もちろんこのマダイ調査は引き続き継続していくつもりですし、いつかの鹿児島の様に
毎回毎回何かしらそれなりのヒントなど、収穫を持ち帰っておりますので次回は更に
巨大な敵に近づけるのはではないかなぁ~? きっと、、、たぶん、、、
年内にまたちょいワルさんとつるむ予定でいます。
狙いは、、、ヒ・ミ・ツ!
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