お~お~、遥か彼方に霞んで「陸奥湾」が見えてきましたね~。
でも、天気はどんより曇って肌寒そう、、、
いつものJCAスタイルに似合わずSWという大型連休に強行出撃中の今、五島列島の
「奈留島」など遠くても釣り人が少ない戦場をチョイスしてきております。
そして昨夜午前3時に帰艦したにも関わらず荷物を詰め替え数時間後の便で飛んできたここはまさに九州とは正反対の 東北!
三沢空港まであの「東北のアイルトン・セナ」こと八戸のちょいワルさんが彼の
愛車(ヤン車?)で迎えに来てくれ、そのまま法定速度40kmののどかな道をF1サーキットに変えて北上しました。
なんせ目的地は下北半島の左側に突き出たほぼ先端部なので午後14時に青森入りした状況下、なんとか暗くなる寸前に到着できたって事はすごい!さすがF1ドライバー!
脇野沢「九艘泊漁港」
わたくしめの投げ釣り戦記をご覧頂いてる物好きなみなさんなら覚えてらっしゃるかも
しれませんが、今年の5月?にちょいワルさんと新規開拓兼ねて乗り込み、おもしろい事にクロガシラカレイを何匹か仕留めたちょっと不思議な戦場。
まず、簡単に説明しますと港内でも水深は20m近くあり、写真で見えてる波止外向きに
かけては足元から一気に落ち込み30~40mへ、地元の漁師さんに聞いた所深い場所は60mにも及んでいるというドン深のエリアで底はほとんど砂地、両サイドに岩礁がある岬に囲まれているといった大物のにおいがプンプンする魅力的な環境なんです。
以来ずっと
マダイが回遊してくるんじゃないか?
と気になっており、いろいろ「陸奥湾」におけるマダイの行動パターンを調べてきました。基本は季節に応じて津軽半島側から湾に入り湾奥部の「夏泊」を経て下北半島側を沿うようにしてまた湾外に出てゆくルートを取るようで船釣りもこの回遊パターンを読みながらそれぞれのポイント選定をしているという。
しかし岸から狙うとなると浅場、それもかなり浅い、、、のがほとんどの「陸奥湾」なので今回の「脇野沢」付近から「北海岬」にかけての海域のみ岸から狙えるのでは?と、
そしてJCAらが睨んだ季節がこの秋口10月くらいにかけてだったというわけです。
波止が高い事、付近に入れられている定置網の入り方など事前に調べてあったので
それを考えながらちょいワルさんが用意してくれたハシゴを用いて陣を張り、到着早々
すぐに攻撃開始です!
軽く投げてもどんどん恐ろしい勢いでラインが出てゆき、さすがのちょいワルさんも
「こんな深い場所でやるのは初めて」だと、、、ここと似たような戦場では対馬の
「三根湾」や桜島の「高免地区」あたりがありますね~。
いやっ!「高免地区」はこんなん比じゃありませんわ~、あそこは下手したら200m巻いたライン全て出きってしまうので。(笑)
グッ、グッ、グッ、グッ、、、?
丸々太った40cmちょっとのアイナメ。
ハァ、、、お呼びでないって!ポイ。
地形上、潮が動き始めると激流になり右へ左へとゴロゴロ仕掛けが流されてゆきます。
今回のエサは「陸奥湾」のマダイ狙いでは定番のユムシをメインにアオイソメを併用
しながら攻めておりますが、どうも海底に虫?らしきものがおりユムシもすぐにボロボロにたくさん穴を開けられてしまいます、、、
ちょいワルさんがあえて捨てオモリ仕掛に1本替えて捨て糸を長く取り、エサに底を切らせてみると無傷だったので小魚ではない事が判明。
ジイイイ~~~、ジイイイ~~~?
時折、小型ザメも親切にマダイに似てるようなドラグ音を聞かせてくれました。
かなり冷え込む朝がそこに。(悲)
引き続き深場なので昼頃までがんばってみましたが目ぼしい釣果もなく撃沈、、、
後で「陸奥湾」の船のマダイ情報に詳しい筋からの情報で、マダイは現在「奥内」沖付近に溜まっているようでJCAらの海域へ到達するにはもうほんの少し先ではないだろうか?
という話でした。しかし、やはり過去には一帯での巨大マダイの釣果が残っているみたく
そのサイズ70~80cmという巨大ばかりだという。
鍵となるのは 「マダイの位置を正確につかむ事!」 らしいです。
まあ、当然と言えば当然ですが、、、出直しですな。(笑)
「で、これからは?」と思った貴方!これ押してちょ →
東北は津軽マダイだったんですね!?
じゃ次は鹿児島マダイですかね???
その前に沖縄タマンと屋久島タマミも待ってますよ!
沖縄はまだ水温が高すぎるみたいです。10月後半~11月がいいかも?
一方、屋久島ですが11月ではちょっと遅いかもです。
11月なら奄美大島のほうがお勧めだと思いますよ。
私は早くも10月はまたもや激務が予想されており、いつ沖縄へ行けるか未定です・・・凹凹凹。。。。
ちょっとJCAも凹んでますよ。(笑)もし遠征されることがあればぜひぜひ
ご一緒させてください。屋久島も興味あるのですが釣り客っているのでしょうか?