JCAの激闘!投げ釣り戦記Ⅰ

大物投げ釣り一筋!(2007~2013年)

キュウセンを追い求め、三重県・熊野 / 9000番磯

2012-01-04 23:19:03 | 投げ釣り戦記!


“トンネルを抜けたらそこは、、、”辺り一帯を見回してもほんまにそんな景色があった
のかすら想像できません。確かに車から外に出てみると超寒いものの、雪など降った
形跡も無くごくごく普通の集落、、、


わたくしめが爆睡してる間に凄い景色を体験したと言うのは何を隠そうS尾さんを海に
突き落す計画の共謀者、神戸伊弉諾SURF“シンちゃん”


コンコン?


X JAPANのTOSHIを意識してか?日差しも少ないのにサングラスで夜明け間もなく
して飛び出したJCAの28cm キュウセンにサイレント・ジェラシ~ ♪ (笑)





超寒いものの無風&ベタ凪のコンディションで今日は最高の釣り日和!と早々の
ターゲット撃沈に気合いが入りまくります。シモリが点在したま~に引っ掛かるけど
魚っ気がまだあるサイド際を攻めてシンちゃんもすぐ同じようなサイズのキュウセンを
ゲットされます。嬉しそう!


さっきのお返しとグリーンの綺麗な魚体を見せつけられた後、わたくしめのクーラーの
上で絞めて検寸 ウロコと血だらけにしてくれました。(笑)


水温も下降傾向にある中、2人共本命2魚種のうち1つゲットと気分はホクホクでいつの
間にか寒いのも忘れガンガン投げまくってます!









バタン!


っと大きく竿尻を1度浮かせてきた敵はまたしても28cm キュウセン


やっぱり数は望めないけど出ればデカイという通称「9000番磯」のポテンシャル、
狙って釣れてくれるところが凄いです。


お次はシンちゃんと連発で魚を引っこ抜かれておりますが、、、イソベラ、イソベラ、、、
そしてまたイソベラ!(爆)やっとこさイソベラ以外が来たと見ればなんとも珍しい30cm
くらいのタカノハダイでした。


ランクあったんかぁ?


と定番のフレーズで聞いて欲しそうなシンちゃんだったので聞いていると、


あかん!ランクないわ~。


名残惜しそうにもポイされてました。


イソベラ嵐もストップしたよ~なので、ここらでコンビニ買ってきた朝食を頬張りながら
休憩タイム。時計を見てもまだ午前10時過ぎですし今日はまだまだ期待できるね~と
話してると早速!?S尾さんとの遠征時同様、山から風が下りてきてグルグル渦巻き
変則的な突風に、、、


最初はまっ、これくらいなら大丈夫やろと余裕かましてたんですが、激化の一途を辿り
挙句の果てにはどれだけ頑丈に固定した三脚でさえ何度か吹き飛ばされガッシャン!
ほんま飛行機なんかで味わう事のある下からの上昇気流が発生しているかのよ~な
風、、、次、いつ倒されるか不安なシンちゃんは、






必死で竿を押さえながら銅像のよ~にその場で固まっております。


お昼にかけて満潮を迎える今日の潮、だんだん増してくる水位に真正面からの吹き
下ろしの風が災いしてあっという間に足元が水没、、、それでもまだいけるやろ!と
もう1つの本命・カワハギを撃沈するまで撤収しない覚悟でキャストし続けます。


居付きではなく基本、回遊メインのカワハギですし回って来なければそこまで!祈る
しかありません。そんな間も突風が真正面から吹き付けクーラーを揺らし閉じてある
エサ箱の上蓋をバン!っと開けてみたり猛威を奮ってめちゃくちゃに、、、




結局心が折れてしまい撤収予定時間より約1時間程早く終了。





新鮮なので刺身にすると最高らしく、今回は愛媛遠征のお土産もたくさん家にある
JCAですしこれら3匹をシンちゃんに貰って頂きました。


暖房がめ~っちゃきいた車内、再びうたた寝しそ~になりつつあるJCAにシンちゃんから
あっ、今朝話してた所ってこの辺ですよ。ほんま凄いから、、、と。


そこは夜間はかなり不気味な「大台ケ原」、しかし辺りを見回しても雪もな~んも
ありませんし山のてっぺんも紅葉した後がちらほら目立つくらい、、、ほんまに~?
そう言いながら車は長いトンネルへ、、、


トンネルを抜けるとそこは、、、





ウソでしょ!?




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