JCAの激闘!投げ釣り戦記Ⅰ

大物投げ釣り一筋!(2007~2013年)

予想外!? オーロラの威力を目撃する

2010-06-28 11:46:38 | 仕掛&戦術

“オーロラ”の妖気を身に纏った「段差バリ仕掛」





早速ではございますが先日のオホーツク遠征時に検証して参りました。


検証時の戦場コンディションは、


● 場所: 北海道斜里町ウトロ
● 日時: 2010年6月20~21日
● 天候: 灼熱カンカン照りの晴れ~曇り時々雨
● 潮: 小潮



こんな釣り日和的条件かつ秘境と呼ばれる戦場なんでどんなんでも1匹は釣れるやろ!
そうみなさん思われるでしょうし実際JCA自身もそう思っておりました。でも、検証できる
チャンスは本遠征がおそらく最後なので食いが一旦止まって何も来なくなった、いわゆる
渋めな時間帯の訪れを待ってから検証しようと決めました。


まずは初日、午前9時過ぎに一旦アタリが遠退きました。





食い渋ってる時に有効なエラコは外しアオイソメのみで投入、同時にほぼ同じポイントへ
装飾が少なめな普通の段差バリ仕掛2本も投入します。また、決して遠投はせず完全に
コントロールが利く距離で確実にこれら3本の仕掛けが隣り合うよう心がけましょう。


糸フケを取ってしばらくするとたまたまか?早速、“オーロラ”仕様アタリが!





40cm クロちゃん が飛び付いてきましたよぉ。


これだけでは偶然に過ぎないかもしれないのでしばらく残り2本を放置してみましたが食い
渋ってる時間帯ってもあり全くうんともすんとも言いません、、、ちょっとサビいて誘いを
掛けたりしながらも20分後、回収されてきた仕掛けにはエサがそのまま残ってました。


引き続き検証をと再度、仕掛け3本全てのエサを新鮮なものに交換し同じピンポイントへ
隣り合うように投入、、、今度はさすがに厳しいか?すぐには生体反応無し、、、約5分後
少しだけ全ての仕掛けを動かしてみると、


コンコン、、、コンコン、、、?


面白い事にまたアタリが出たのは真ん中の“オーロラ”仕様。





37cm クロちゃん!


どちらかと言えば黄色が主体になってるのでマガレイにいいかも?と睨んでいたんですが
予想外。残りの2本は静寂を保っているので今度はこの回収した“オーロラ”仕様にエサを
少なめ(段差バリの各針にイソメ1匹ずつ!)にしてその2本の真横へ投入します。


変にサビくとほんとオマツリしそうだったので完全放置。


もうさすがにエサが無いかオマツリしてるかどっちかやろう!と30分後くらいに3本全てを
回収してみます、、、最初の1本(装飾少なめ)はやはり一切エサに触れられた形跡もなく
そのまま、、、次に“オーロラ”仕様を巻き始めると、ん?重い ズッシリとした感覚が、






びっくり!? これまた40cm クロちゃん


ちょっとしてマガレイまで水揚げされて好調!こ、これはもしや“オーロラ”のパワーか?
そう思いながら初日は終了し翌日再び検証することにしました。




初日と打って変わってどんより曇った芳しくないお天気の2日目、朝マズメはマガレイが
入れ食いモードだったのでこれらが落ち着くのを待ちます。そして午前8時、あれだけ
連続してたアタリがストップ&検証開始。


昨日と全く同じ戦術で仕掛け3本投入して反応を待ちましょう。






2日目はダントツこの“オーロラ”仕様が強く、アタリが遠退いてからもコンスタントに
マガレイ、クロちゃんと撃沈してくれました。


結論としては、一概に“オーロラ”装飾のおかげ!とは言い切れず偶然が重なっただけ?
たまたまってのもありますが、まあ、ここまでド派手にしてもしっかりカレイは寄ってくると
いう事には間違いありません!


装飾に関してはJCAも毎回書いてますが賛否両論、ほんとに効果があるかど~かなんて
カレイらにしかわかりません、、、ただ不思議なのはこの仕掛けにおいてはマガレイより
クロガシラにずば抜けて有効だったって事実です。




もしかしたら東北マコガレイなんかにも通用するかも?と現在考えており、来シーズン
ぜひとも試してみたいアイデアの一つとなりました。




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