被害が大きくなる理由は決まって「人災」。
居室も定員もずさん、火災「たまゆら」が群馬県提出の書類(抜粋)
2009年3月21日
群馬県渋川市の高齢者施設「静養ホームたまゆら」で19日夜に起きた火災で
重傷だった男女2人が死亡したと
21日、渋川署が発表した。
2人は東京都墨田区の紹介で入居し、延焼した別館にいた。
火災の死者は男性5人、女性4人の計9人となった。
一方、たまゆらを運営するNPO法人彩経会(高桑五郎理事長)が県に提出した「運営内容確認表」は
居室25、定員25人としながら
図面では居室が15となるなどずさんな内容だったことが分かった。
<彩経会が3日に県からの要請で提出した確認表>
①施設の概要では「居室数25、定員25人」となっている
②ところが、建物の規模・構造では「居室は1人室×15室」となり
③建物の平面図も15室だった
④また、施設は別館を含めて3棟あったが
⑤「建物の規模」には、平屋建て215平方メートルとあるだけだった
入居者については1月1日現在で24人となっていた。
火災の発生時に施設にいた入居者は16人だった。
<渋川広域消防本部>
①たまゆらは1996年4月の開設
②施設は当初60平方メートルだったが、約450平方メートルに増えている
③増築を繰り返していたとみられる
<近所に住む女性(38)>
「約10年前にホームを建設して以来、頻繁に施設を広げていった。最後にできた建物(別館)は掘っ立て小屋のようで、雑な造りだった」
「県に提出した「運営内容確認表」はずさんな内容だった」
というが
そうなると
「ずさんな内容にもかかわらず、許可を出してた」県の対応に
問題がある可能性もある。
少なくとも
施設の概要で
「居室数25、定員25人となっている」のが
建物の平面図で
「15室」になっているのは
すぐに分かることのような気がする。
詳細が気になるところだ。
申請せず増改築繰り返す=建築基準法違反の可能性-10人死亡の高齢者施設・群馬(抜粋)
2009年3月21日
10人が死亡した群馬県渋川市の高齢者施設「静養ホームたまゆら」の火災で
施設を運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「彩経会」が
施設を増改築する際
「建築基準法で義務付けられた建築確認申請をしていなかった疑いがある」
ことが21日、県への取材で分かった。
<県建築住宅課>
①施設の建築確認申請は1997年から2004年にかけ
②彩経会などの名前で3度出された
③97年3月には各約66平方メートルの建物2棟の新築申請に対し
④県が確認書を交付
⑤用途は「長屋」とされていた
⑥7人の遺体が見つかり火元の可能性が高い別館「赤城」と
⑦延焼し3人が病院搬送後に死亡した別館「榛名」とみられる
⑧99年4月には、用途を「多目的室(本館)」とした2階建て約185平方メートルの新築申請
⑨04年2月には約990平方メートルの「寄宿舎」の増築申請があり
⑩確認書が出された
⑪これ以降、建築確認申請はなかったという
一方、施設関係者や近所の人の話では
施設は増改築を頻繁に繰り返していた。
高桑理事長らが自分たちで工事することもあった。
一時は本館と別館を渡り廊下でつないでいたが、現在は取り払われている。
死者は10人となったようだ。
痛ましい事故だ。
記事の中に
「特定非営利活動法人」
という語句がある。
営利を目的にしないのであれば
なぜ
増改築を頻繁に繰り返していたのか?
「高桑理事長らが自分たちで工事することもあった」
ともある。
営利目的でないのであれば
「なるべく多くの人に利用してほしい」
という善意からだろうか?
「漢字検定」のトコみたいな勘違い団体ではなく
「善意の団体」
であってほしい。
結果は重大だが
そうであればまだ
「不幸な事故」
ということになる。
もし
そうでなければ
これは「悪質な事件」ということになる。
居室も定員もずさん、火災「たまゆら」が群馬県提出の書類(抜粋)
2009年3月21日
群馬県渋川市の高齢者施設「静養ホームたまゆら」で19日夜に起きた火災で
重傷だった男女2人が死亡したと
21日、渋川署が発表した。
2人は東京都墨田区の紹介で入居し、延焼した別館にいた。
火災の死者は男性5人、女性4人の計9人となった。
一方、たまゆらを運営するNPO法人彩経会(高桑五郎理事長)が県に提出した「運営内容確認表」は
居室25、定員25人としながら
図面では居室が15となるなどずさんな内容だったことが分かった。
<彩経会が3日に県からの要請で提出した確認表>
①施設の概要では「居室数25、定員25人」となっている
②ところが、建物の規模・構造では「居室は1人室×15室」となり
③建物の平面図も15室だった
④また、施設は別館を含めて3棟あったが
⑤「建物の規模」には、平屋建て215平方メートルとあるだけだった
入居者については1月1日現在で24人となっていた。
火災の発生時に施設にいた入居者は16人だった。
<渋川広域消防本部>
①たまゆらは1996年4月の開設
②施設は当初60平方メートルだったが、約450平方メートルに増えている
③増築を繰り返していたとみられる
<近所に住む女性(38)>
「約10年前にホームを建設して以来、頻繁に施設を広げていった。最後にできた建物(別館)は掘っ立て小屋のようで、雑な造りだった」
「県に提出した「運営内容確認表」はずさんな内容だった」
というが
そうなると
「ずさんな内容にもかかわらず、許可を出してた」県の対応に
問題がある可能性もある。
少なくとも
施設の概要で
「居室数25、定員25人となっている」のが
建物の平面図で
「15室」になっているのは
すぐに分かることのような気がする。
詳細が気になるところだ。
申請せず増改築繰り返す=建築基準法違反の可能性-10人死亡の高齢者施設・群馬(抜粋)
2009年3月21日
10人が死亡した群馬県渋川市の高齢者施設「静養ホームたまゆら」の火災で
施設を運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「彩経会」が
施設を増改築する際
「建築基準法で義務付けられた建築確認申請をしていなかった疑いがある」
ことが21日、県への取材で分かった。
<県建築住宅課>
①施設の建築確認申請は1997年から2004年にかけ
②彩経会などの名前で3度出された
③97年3月には各約66平方メートルの建物2棟の新築申請に対し
④県が確認書を交付
⑤用途は「長屋」とされていた
⑥7人の遺体が見つかり火元の可能性が高い別館「赤城」と
⑦延焼し3人が病院搬送後に死亡した別館「榛名」とみられる
⑧99年4月には、用途を「多目的室(本館)」とした2階建て約185平方メートルの新築申請
⑨04年2月には約990平方メートルの「寄宿舎」の増築申請があり
⑩確認書が出された
⑪これ以降、建築確認申請はなかったという
一方、施設関係者や近所の人の話では
施設は増改築を頻繁に繰り返していた。
高桑理事長らが自分たちで工事することもあった。
一時は本館と別館を渡り廊下でつないでいたが、現在は取り払われている。
死者は10人となったようだ。
痛ましい事故だ。
記事の中に
「特定非営利活動法人」
という語句がある。
営利を目的にしないのであれば
なぜ
増改築を頻繁に繰り返していたのか?
「高桑理事長らが自分たちで工事することもあった」
ともある。
営利目的でないのであれば
「なるべく多くの人に利用してほしい」
という善意からだろうか?
「漢字検定」のトコみたいな勘違い団体ではなく
「善意の団体」
であってほしい。
結果は重大だが
そうであればまだ
「不幸な事故」
ということになる。
もし
そうでなければ
これは「悪質な事件」ということになる。