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悲しい話/プロバイダ50歩100歩

2009-03-17 01:00:55 | Weblog
今や

ネットは必要不可欠だ。



実際、この文章も

「光」でネットの海へ放たれている。



しかし

当然のことだけど

ネット環境にはお金がかかり

それは「契約」という手段によって

「ビジネス」

となっている。



今回の話は

それです。



もともと、自分はヤフーBBを

利用してました。



しかし

転居に伴ってのイザコザで

ニフティに変わったのです。



そういうわけで

ヤフーさんに対しては

若干「ヤな思い」があるのですが

それはまあ過去のことですので

今回は触れません。



その後、ニフティとの間で

ちょっとしたトラブルはあったのですが

「誠実な対応」をしてもらい

ちょっと、ムカっとしてた時もありましたが

これまでは満足してます。



ここまでが前段です。



ところで、自分はIP電話を利用しています。



遠距離だろうが、「タダ」で電話できるため

転勤族にとってはありがたいものです。



そんなわけで

とりあえずは実家にも入れてもらってます。



困りごとがあった時など

長電話になりがちですが

そんなときにも時間を気にせず電話できるわけですよね。



その実家にこの前、帰った時の話です。



広島に帰る前日、話をしてると

「ウチ、ADSLから光になるんだよ」

と父。



ろくにパソコンも使えないし

「光にしたって意味ないじゃん」

と返すと

「NTTの基本料が1700円から500円になるから、光に変えてもトントンだ」

と言うのです。



なるほど、確かにそういうことはあるだろうなとは思いました。



これまでは

「(ネットは)全然使わないから、変えない」

と言ってたらしいのですが

「変えても、今までより金額が上がらず、全く同じ使い勝手で便利になる」

と言われ、決意したようです。



「どういう契約になってるのか」が

気になったので、見せてもらったところ

「光電話」

を契約してるじゃないですか。



光はウチも

「マンションタイプを契約」

してるから

別にいいんですが

ウチは光電話は付けてません。



たぶん

「光電話」

をつけることで

「基本料金を安くした」

ということに

やっと思い当たったのです。



イヤな予感がしました。



光電話付けて、IP電話も?



「IP電話、光に変えてからも使えるの?」
「今まで、ずっと、その話してるし(業者に)、IP電話使えるんだよね?って、何度も念を押してるから、使えるはずだよ。」



「いや、確認した方がいいよ。ニフティに聞いてみな。」



キャンペーン中ということもあり、窓口につながったのは、なんと、3時間後!!



ほどなくして、答えは出ました。



「ついてないって」



話によると

「(たしか)350円」だかの契約料を払って

IP電話を使用することになるそうだ。



なおかつ

NTTに電話して、IP電話を使えるための機器を

持ってきてもらう必要がある、と。



NTTに連絡すると

やはり、若干の待ち時間はあったが

つながり

「契約料にくわえ、機器のレンタル料(確か300円か400円)」

がさらにかかることが判明し

なおかつ、工事は翌日のため

機器の手配は間に合わず

3日後に届くということが分かりました。



結果

1200円安くなるはずだった利用料は

「レンタル+IP電話使用料」と相殺され

あまり必要のない光回線&光電話に

ムダ金を払うことになりました。



もはや、トントンではありませんので。



「ずっと、IP電話を使う前提で話してきたのに、見積もりにも入れてないし、手配もしてないとはどういうことだ!」

と憤慨してましたが

質の悪いセールスマンなんてものは

そういうものです。



この手の話の時は

「自分に必ず連絡してから進める」ように話してきました。



しかし、実は

これで終わりではないのです。



IP電話が使えるようになったというので

電話したところ

「かからない」。



「明日、ニフティに聞いた方がいいよ」



翌日、電話をしたところ

オペレーターの指示で

かなり、長時間、いろいろ試して

やっと、結論が出ました。



工事業者がラインを1本つなぎ忘れていたのです。



全く

「いい加減にしなさいよ」

って話ですね。



メンドくさいことですが

今の時代

「クドいまでの確認」をしないと

馬鹿を見るのは自分自身ということでしょう。



しかし

機械ものに弱い人にはムリな話ですから

身近にそういう人がいる時には

フォローしてあげましょう。



最後に

もう一つ、ヤな話。



ADSL時代、実家もウチも

ア○カのモデムを使っていたのですが

実家のヤツがムチャクチャ調子が悪い。



そこでニフティに連絡して

「レンタルだし、交換してほしい」

と言いました。



ちなみに

ウチの方は別の家に電話する時などに問題ないので

「実家」のヤツが悪いのは明白。



どのくらい、調子悪いかというと

「他から電話があっても、呼び出し音がないので電話に出れない」

という状況。



「電話からモデムを外しておく」

つまり

「IP電話が使えない」

というところにまで陥っていたのです。



ニフティがいうには

「他の状況が影響してるかもしれない」

というわけです。



まあ、それは正当なので

「何日、何時間にもわたっての確認作業」に

親父はつきあいました。



それでも

原因は分からない。



「これで変えてくれないんなら、現地調査に来てくれ、金払うから。もしくは、機械送るから、見てくれ」

と言ったのですが

「現地調査には行けない。機械も見れない。」

の一点張り。



その後もウダウダと何回にもわたっての交渉。



さすがに

「いい加減にしろ!」と。



「いつまでに、どうするのか。回答を出せ。」

と伝えました。



向こうの話によると

「ア○カのモデム」であり

「ニフティ」では判断できないということらしい。



「それなら、ア○カと話させてくれ。」

と言っても

「それはできない。」



現実問題として

「IP電話は使えないのに、金払ってる」わけだから

こっちも引き下がれない。



たぶん、普通の人は根負けして

「解約しちゃうんでしょうね」。



でも、そうはせず

交渉を続けた結果

「最後の確認検査」を電話の指示通り行ってから

数日後、やっと

「交換します」

という話になった。



交渉を始めてから交換までの期間は

なんと、約3ヵ月間。



この間の利用料は使えなかったんだし

返してほしいくらいですよね。



まあ、そういうことで

レンタルだからといって

「調子の悪い機械を簡単に交換はしてくれないよ」

という話。



自分たちのやったような交渉ですが

みなさんには

「全くお勧めしません」。



徒労感が残るだけです。



ちょっと交渉してみて

当たりが悪かったら

「解約」して

「別のプロバイダにしましょう」。



解約の際に

「元払い」でモデムを送ることになるので

ちょっと出費はありますが

もしかしたら

「キャンペーン(笑)」

で数か月、タダで使えるかもしれません。



気苦労しないだけマシですよ。



いやあ

「こんにゃく問答」

とはよく言ったものです。











疲れる時代ですね。
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