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個人情報の行方/携帯電話2万台超をデータ解析 07年、警察庁まとめ

2008-03-08 09:05:48 | ニュース
「携帯電話」の落し物って、見つかりにくくなりました。











携帯電話2万台超をデータ解析 07年、警察庁まとめ(抜粋)
2008年3月4日

「昨年1年間に全国の警察が事件捜査のために押収するなどしてデータ解析をした携帯電話」が

2万507台に上ったことが

4日、警察庁のまとめで分かった。

統計を取り始めた2005年と比べ

1・6倍に急増。

証拠隠滅のため携帯を破壊したり
メールや画像、通話記録などを消去したりするケース

が多く

警察庁は昨年から

「消去データを復元する手法などをまとめたマニュアル」

を作成。











携帯ってのは

「個人情報のカタマリ」だから

きちんとした施設では

拾得物として届けられても

内容の確認なんてもちろんできないし

かかってきた電話にもでることはできない。



しかしまあ

たいていの場合

「早めに警察へ持ってく」ようにはなってるんですが・・・。



とくダネで

小倉さんが

「携帯の機種変更したときのハナシ」

をしていたんだけど

「個人情報流出がいやなので」と

使っていた携帯を渡すことを拒んだところ

「交換は出来ません。新規に買ってください」

と言われたらしい。



自分がちょっと前に買ったときには

「前の携帯は持ったまま」

が許されたのに

対応が変わったんだろうか?



そうなると、このニュース、イヤな内容だ。



「消去データを復元する手法」



復元できちゃうワケです。



パソコンなんかでは

「削除されたデータが生き返る」ハナシが

よく知られてたわけですが

まあ、同じようにデータを扱うわけですから

できてもフシギはないですね。



しかし

そうなってくると

「使ってたケイタイの行き先」

が気になってくる。



ちょっと違う内容だけど

こんな事件がありました。











ヤマダ電機の請負業者がリサイクル料金を横領(抜粋)
2007/03/30
家電量販店のヤマダ電機(株式会社ヤマダ電機)は

埼玉県熊谷市の同社配工センターにおいて

「リサイクル業務を請け負う委託業者の従業員が、顧客から受け取ったリサイクル料金を、不適切に処理していた」

と発表した。

現在、消費者が家電製品を廃棄するには

2001年に施行された家電リサイクル法により

小売店に一定の料金を払い、引き取ってもらう必要がある。

回収費用が発生するのは

エアコン
テレビ
冷蔵庫(冷凍庫)
洗濯機

の4品目。

小売店は

家電メーカーへ廃棄物を運搬し

メーカー側がリサイクルを行なう。

不正を行なったのは

委託業者の作業員。

「個人的流用」を目的に

2006年2月から2007年1月14日の間

消費者から回収した廃棄物を不正に持ち出し

リサイクル料金を横領

リサイクルショップで換金していたという。

同社は2007年1月14日に

「不明確なリサイクル品がある」

との社内連絡を受けたことから

調査を開始。

その結果

2006年2月以降のリサイクル券の回収率に問題があることを発見した。

同従業員が勤める委託業者に対しては

即日取引を停止し

現在告訴しているという。

不適切に処理された可能性のある伝票は1,594件。

被害者に対してリサイクル料金の返金を行ない

1月27日現在

返金は全て完了しているという。

同社は再発防止策として

(1)リサイクル料金受領方法の変更
(2)リサイクル品処理方法の社内マニュアルの改訂
(3)家電リサイクル法に関する教育の再徹底及び運用状況の確認

の3点を挙げ

再発防止に努めるとしている。











というもの。



「廃棄もしくはリサイクルされる」はずのものが

正規の方法で処理されるかについては

はっきりいって

信頼できない場合が多い。



「携帯だけは大丈夫」

なんて

もちろん言えないわけで

そうなってくると

もう

「新規購入」

しかないのかな、自衛手段は。



長期間同じ携帯会社使っても

今や

「メリットなんて全くない」

ワケだから

これから携帯買い換える人は

「機種変更」

ではなく











「新規購入」の方がいいのかもね。
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