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見てるだけー/<野宿女性>浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく

2008-01-17 03:13:18 | ニュース
市役所側も「いろいろ言いたいこと」はあるんでしょうが・・・。











<野宿女性>浜松市役所に運ばれ死亡 「あと一歩」対応なく(抜粋)
1月16日 毎日新聞

浜松市で昨年11月

空腹のホームレスの女性が市役所に運ばれ

「福祉担当職員らが取り囲むなか」

心肺停止状態となり

翌日死亡した。

「敷地内の路上で寝かされ、市が与えた非常食も開封できないまま」

息絶えた。

「すべきことはやった」

と市は説明する。

だが

なぜあと一歩踏み込めなかったのか。

女性の死は重い問いを投げかけている。


<市>
①11月22日昼ごろ
②以前から浜松駅周辺で野宿していた70歳の女性が駅
③地下街で弱っているのを警察官が見つけ
④119番通報
⑤救急隊は女性から

「4日間食事していない。ご飯が食べたい」

⑥病気の症状や外傷も見られないことから、中区社会福祉課のある市役所へ運んだ
⑦女性は救急車から自力で降り、花壇に腰を下ろしたが
⑧間もなくアスファルト上に身を横たえた
⑨連絡を受けていた同課は「常備する非常用の乾燥米」を渡した
⑩食べるには袋を開け、熱湯を入れて20~30分、水では60~70分待つ必要がある

⑪守衛が常時見守り、同課の職員や別の課の保健師らが様子を見に訪れた
⑫市の高齢者施設への短期収容も検討されたが
⑬担当課に難色を示され、対応方針を決めかねた

⑭運ばれて1時間後、野宿者の支援団体のメンバーが偶然通りかかった
⑮近寄って女性の体に触れ、呼び掛けたが、目を見開いたままほとんど無反応だった
⑯職員に119番通報を依頼したが、手遅れだった
⑰メンバーは職員に頼まれ、救急搬送に付き添った

(メンバー)
「職員が路上の女性を囲み、見下ろす異様な光景でした」
「保健師もいたのに私が来るまで誰も体に触れて容体を調べなかった。建物内に入れたり、せめて路上に毛布を敷く配慮もないのでしょうか」

⑱女性に近寄った時、非常食は未開封のまま胸の上に置かれていた


<市消防本部中消防署 青木紀一朗副署長>
最初に病院ではなく市役所へ運んだことについて
「業務規定に従って血圧や体温などを調べ、急患ではないと判断した。隊員によると女性は病院へ行きたくないそぶりを示した。搬送は純粋な行政サービスで、強制的に病院へ運ぶことはできない」


<社会福祉部 野中敬専門官>
市の一連の対応について
「与えられた権限の範囲内ですべきことはやった。職員たちの目に衰弱している様子はなかった。容体急変は医師ではないので予想できない」


死因は急性心不全だった。

女性の死亡後

市民団体などから抗議された市は

内部調査を実施。


<市>
中区社会福祉課の対応について
「空腹を訴える女性に非常食を渡し、収容可能な福祉施設を検討した。2回目の救急車も要請した。職務逸脱や法的な義務を果たさなかった不作為は認められない」











「職務逸脱や法的な義務を果たさなかった不作為は認められない」

のかもしれないけど

「人間が本来持つべき感情は欠如」

してたように見える。



「急患ではないと判断~強制的に病院へ運ぶことはできない」



これは仕方ないと思う。



他の事も

「仕方なかった」

ところもあるのかもしれない。



でも

「食べるには袋を開け、熱湯を入れて20~30分、水では60~70分待つ必要がある」

という「非常用の乾燥米」を

「4日間食事していない。ご飯が食べたい」

という人間に与えるのが

「福祉サービス」

と果たしていえるんだろうか?



コンビニのカップヌードルやおにぎり
肉まんや
サンドイッチ
菓子パン

こういうものを与えようとするのは

「常備されていない」から

職域を逸脱するんだろうか?



乾燥米より

「よっぽど安く」
「身体も温め」

少なくとも

「すぐ栄養にできるもの」。



思うのは

浜松市役所の事務所から











「福祉担当」という職員の看板はもう外すべきじゃなかろうか?
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