「ネット社会のリスク」ってのは肌で感じてるんだねえ。
オンラインショッピング利用者 99.5%がトラブル懸念(抜粋)
3月9日 フジサンケイ ビジネスアイ
オンラインショッピング利用者の100%近くが
「ネット詐欺をはじめとして何らかのトラブルに巻き込まれる可能性を懸念」
していることが
ウェブショップへの総合支援サービスを展開するEストアー(東京都港区)が
2月上旬に
オンラインショッピング利用者を対象に
調査した結果、分かった。
<調査>
オンラインショッピングにまつわるトラブルが急増しているのを受け
①1年以内にオンラインショッピングの利用実績がある全国の18歳以上の412人(男性207人、女性205人)対象
②2月8日実施
<調査結果>
○ネット詐欺などの被害を受けないための自己防衛策は?
①SSLなどサイトの安全性表記を確認
②購入者の口コミや評価を確認
→回答が集中
○トラブルを未然に回避する事前確認方法は?
①具体的な方法が分からない 55・1%
②必ず確認する 40・8%
→トラブル防止には利用者側に事前確認方法の浸透を図る必要
オンラインショッピングに対する不安は?
①いつも感じる 7・5%
②時々感じる 34・2%
③少し感じる 22・1%
④(不安はないが)トラブルにあうかもしれない 35・7%
→トータルでは99・5%
程度の差はあるにせよ
「利用者のほとんどがトラブルを懸念している」
ことを裏付けた。
懸念されるトラブル(複数回答)は?
①入力したクレジットカード情報の不正使用 75・4%
②個人情報の漏洩 71・0%
③入金しても商品が届かない 53・2%
④実際に「金銭や購入手続きのトラブルがあった」 8・0%
○利用の際に「不快に感じた」ことはあるか?
①メールでの連絡が遅い
②思っていた商品と違う商品が届いた
③希望日時までに届かなかった
→4分の1が「ある」と回答
○オンラインショッピングを利用する場合に、安心して購入できるポイントは?
①代引き(商品到着後に代金を支払う)システム 男女ともに最多
②オンラインショッピングで店舗の安全性や信頼性が第三者により証明されれば、「利用しやすくなる」 94・2%
→「代金先払い」の仕組みを悪用した被害が急増していることを反映する結果
【用語解説】SSL
SECURE SOCKET LAYERの略。
米国ネットスケープコミュニケーションズによって開発された
「セキュリティーが要求される情報を暗号と認証によってインターネット上で通信する仕組み」
一般的に
クレジットカードの情報や個人情報を通信する場合
「閲覧者、被閲覧者以外の第三者が情報を閲覧できなくする」
ために用いる。
以前、この日記でも
「大悪、小悪」
ってタイトルで
「家電ドットコム」
の事件。
「ハリセンボンのーます」
ってタイトルで
「個人のオークションサギ」
について書いた。
「家電ドットコム」は
大きな事件。
「価格ドットコム」
なんかでも
よく見た気がする会社の
詐欺行為。
あらましは・・・
家電ドットコム(東京都豊島区)が
今月1日から「テレビやカメラなどを出品」し
15日ごろから
落札者からヤフーに
「商品が届かない」などのメールが
「百数十件」寄せられた。
取引総額は
「約1億9000万円」に上る。
だったんだけど
補償については、その後の記事で
(ヤフーが全額補償の方針 ヤフオク「家電ドットコム」2006年12月27日 朝日新聞記事より)
ヤフーは27日、被害者に全額を補償する、と発表
というのが出ていた。
めでたし、めでたし。
しかし、個人サギは
ネット商品送らず破産 債務免責認めず 福岡地裁小倉支部「取引に詐欺的要素」(抜粋)
2006年12月31日(日)
インターネットのオークションで
「代金計約2300万円を受け取り」ながら
「商品を送らずに自己破産」を申し立てた
北九州市小倉南区の女性(29)に対し
福岡地裁小倉支部(栩木(とちぎ)裁判官)が
「取引内容に詐欺的要素がある」として
落札者らへの「債務の免責を認めない」決定をしたことが
30日、分かった。
同じような時期に起こってるんだけど
そういう「補償」のハナシは
「一切出てなかった」。
「自己責任」
ってことだろうけど
こういうことが頻繁に起こるとなると
「及び腰になる」のも
仕方ないところ。
だって
この事件でも
被害
「約2300万円」
だからね。
じゃあ、自衛するには?
「評価」
を参考にしようとしても
悪質業者の手口ってのは
小口の取引をたくさんして
「実績を作り」
「評価を上げて」から
一気に発注を受け
「ドロン」。
記事にも出てたけど
「代引」
しかない。
それなら
確実に
「商品は受け取れる」。
でも
「思っていた商品と違う商品が届いた」
という被害は
避けられない。
リスクをとれば
「個人対個人」
の取引じゃなく
「大手の名前の通った会社」
とだけしか
「取引できなくなる」。
それでも
「家電ドットコム」
みたいな事件は起きる。
「ベンリなインターネットショッピング」
ではあるけど
リスクを考えたら
①代引きを使う
②あまり高額なものは買わない
③(カードの場合は)SSLなどサイトの安全性表記を確認
って辺りが落としどころか?
ちなみに
よくアマゾンで買物をするんだけど
あそこは
「小さいものを買う」と
「メール便」
ってやつになってしまう。
そうすると
「郵便受け」
に突っ込んで
「配達オワリ」
だから
「届いたかどうかの確認ができない」
実際、それで
「届いたはずのものが届いてない」
ってことがあって
連絡したら
「また、送る」
という。
不正をしてると思われるのはイヤだったので
「宅配便にできないか?」
と聞いたが
「できない。お客様の負担になることはない」
と言われた。
次は無事届いた。
まあ、そんなわけで
「ヴァーチャルショッピング」
ってヤツは
トラブルがツキモノだ。
靴なんかは
「サイズの確認ができない」しね。
リスク覚悟で
「安さを取るか」
安くはないけど
「安全」だから
「お店に出かけて買う」
人それぞれだけど
これからの時代
「ネットは避けて通れない」。
記事にあった
「オンラインショッピングで店舗の安全性や信頼性が第三者により証明されれば、利用しやすくなる」
ってコトバが全て。
運営側には
「安全なシステムの提案」
をお願いしたいところだ。
まあ、いつも「ヤフー」が弁償してくれるなら
それも「安全なシステム」だけどね。
オンラインショッピング利用者 99.5%がトラブル懸念(抜粋)
3月9日 フジサンケイ ビジネスアイ
オンラインショッピング利用者の100%近くが
「ネット詐欺をはじめとして何らかのトラブルに巻き込まれる可能性を懸念」
していることが
ウェブショップへの総合支援サービスを展開するEストアー(東京都港区)が
2月上旬に
オンラインショッピング利用者を対象に
調査した結果、分かった。
<調査>
オンラインショッピングにまつわるトラブルが急増しているのを受け
①1年以内にオンラインショッピングの利用実績がある全国の18歳以上の412人(男性207人、女性205人)対象
②2月8日実施
<調査結果>
○ネット詐欺などの被害を受けないための自己防衛策は?
①SSLなどサイトの安全性表記を確認
②購入者の口コミや評価を確認
→回答が集中
○トラブルを未然に回避する事前確認方法は?
①具体的な方法が分からない 55・1%
②必ず確認する 40・8%
→トラブル防止には利用者側に事前確認方法の浸透を図る必要
オンラインショッピングに対する不安は?
①いつも感じる 7・5%
②時々感じる 34・2%
③少し感じる 22・1%
④(不安はないが)トラブルにあうかもしれない 35・7%
→トータルでは99・5%
程度の差はあるにせよ
「利用者のほとんどがトラブルを懸念している」
ことを裏付けた。
懸念されるトラブル(複数回答)は?
①入力したクレジットカード情報の不正使用 75・4%
②個人情報の漏洩 71・0%
③入金しても商品が届かない 53・2%
④実際に「金銭や購入手続きのトラブルがあった」 8・0%
○利用の際に「不快に感じた」ことはあるか?
①メールでの連絡が遅い
②思っていた商品と違う商品が届いた
③希望日時までに届かなかった
→4分の1が「ある」と回答
○オンラインショッピングを利用する場合に、安心して購入できるポイントは?
①代引き(商品到着後に代金を支払う)システム 男女ともに最多
②オンラインショッピングで店舗の安全性や信頼性が第三者により証明されれば、「利用しやすくなる」 94・2%
→「代金先払い」の仕組みを悪用した被害が急増していることを反映する結果
【用語解説】SSL
SECURE SOCKET LAYERの略。
米国ネットスケープコミュニケーションズによって開発された
「セキュリティーが要求される情報を暗号と認証によってインターネット上で通信する仕組み」
一般的に
クレジットカードの情報や個人情報を通信する場合
「閲覧者、被閲覧者以外の第三者が情報を閲覧できなくする」
ために用いる。
以前、この日記でも
「大悪、小悪」
ってタイトルで
「家電ドットコム」
の事件。
「ハリセンボンのーます」
ってタイトルで
「個人のオークションサギ」
について書いた。
「家電ドットコム」は
大きな事件。
「価格ドットコム」
なんかでも
よく見た気がする会社の
詐欺行為。
あらましは・・・
家電ドットコム(東京都豊島区)が
今月1日から「テレビやカメラなどを出品」し
15日ごろから
落札者からヤフーに
「商品が届かない」などのメールが
「百数十件」寄せられた。
取引総額は
「約1億9000万円」に上る。
だったんだけど
補償については、その後の記事で
(ヤフーが全額補償の方針 ヤフオク「家電ドットコム」2006年12月27日 朝日新聞記事より)
ヤフーは27日、被害者に全額を補償する、と発表
というのが出ていた。
めでたし、めでたし。
しかし、個人サギは
ネット商品送らず破産 債務免責認めず 福岡地裁小倉支部「取引に詐欺的要素」(抜粋)
2006年12月31日(日)
インターネットのオークションで
「代金計約2300万円を受け取り」ながら
「商品を送らずに自己破産」を申し立てた
北九州市小倉南区の女性(29)に対し
福岡地裁小倉支部(栩木(とちぎ)裁判官)が
「取引内容に詐欺的要素がある」として
落札者らへの「債務の免責を認めない」決定をしたことが
30日、分かった。
同じような時期に起こってるんだけど
そういう「補償」のハナシは
「一切出てなかった」。
「自己責任」
ってことだろうけど
こういうことが頻繁に起こるとなると
「及び腰になる」のも
仕方ないところ。
だって
この事件でも
被害
「約2300万円」
だからね。
じゃあ、自衛するには?
「評価」
を参考にしようとしても
悪質業者の手口ってのは
小口の取引をたくさんして
「実績を作り」
「評価を上げて」から
一気に発注を受け
「ドロン」。
記事にも出てたけど
「代引」
しかない。
それなら
確実に
「商品は受け取れる」。
でも
「思っていた商品と違う商品が届いた」
という被害は
避けられない。
リスクをとれば
「個人対個人」
の取引じゃなく
「大手の名前の通った会社」
とだけしか
「取引できなくなる」。
それでも
「家電ドットコム」
みたいな事件は起きる。
「ベンリなインターネットショッピング」
ではあるけど
リスクを考えたら
①代引きを使う
②あまり高額なものは買わない
③(カードの場合は)SSLなどサイトの安全性表記を確認
って辺りが落としどころか?
ちなみに
よくアマゾンで買物をするんだけど
あそこは
「小さいものを買う」と
「メール便」
ってやつになってしまう。
そうすると
「郵便受け」
に突っ込んで
「配達オワリ」
だから
「届いたかどうかの確認ができない」
実際、それで
「届いたはずのものが届いてない」
ってことがあって
連絡したら
「また、送る」
という。
不正をしてると思われるのはイヤだったので
「宅配便にできないか?」
と聞いたが
「できない。お客様の負担になることはない」
と言われた。
次は無事届いた。
まあ、そんなわけで
「ヴァーチャルショッピング」
ってヤツは
トラブルがツキモノだ。
靴なんかは
「サイズの確認ができない」しね。
リスク覚悟で
「安さを取るか」
安くはないけど
「安全」だから
「お店に出かけて買う」
人それぞれだけど
これからの時代
「ネットは避けて通れない」。
記事にあった
「オンラインショッピングで店舗の安全性や信頼性が第三者により証明されれば、利用しやすくなる」
ってコトバが全て。
運営側には
「安全なシステムの提案」
をお願いしたいところだ。
まあ、いつも「ヤフー」が弁償してくれるなら
それも「安全なシステム」だけどね。