ファミリーの団結で呪縛を解く!(第33節水戸ホーリーホック戦)

(動画は音声付きです。PCの音量にご注意ください。)

ベガルタ仙台3-1水戸ホーリーホック

キックオフの笛と同時にアグレッシブに動くベガルタの選手。
しかし守備の固い水戸。
いつになく動きがよく、攻撃マインドも強い今日のベガルタだが
なかなか決定的なチャンスは作れない。
それでも粘り強くパスを回してチャンスをうかがう。

17分、前の試合からスタメンに起用され、サンタナ監督から
『小さな巨人』と評された20歳の富田が相手陣営で相手のパスをカット。
サイドに張っていたフリーのロペスにつなぐとロペスはサイドを駆け上がり
ピンポイントクロスをボルジェスに送り、ボルがヘッドでキッチリ決めて先制!

35分、またもやロペスが相手陣営の高い位置まで上がっていた中田に
これまた矢のようなピンポイントのロングパス。
中田が中へ折り返しボルジェスが2度弾かれるが粘って押し込み2点目ゲット!
このまま2-0で前半終了。

後半、水戸が反撃に転じる。
前半よりプレスを強めてベガルタに圧力をかけてくる。
ついに56分パスミスから速攻をしかけられて失点。

ここから試合の流れがやや水戸に傾く、
特に中盤を水戸が支配しはじめる。

「あ~あ」「まずいな~」「何やってんだ」・・・タメ息や嘆き、ヤジがでてくる。
ベガルタの応援は失点したり形勢が悪くなるととたんに声量が激減し
静になるため、それらのタメ息やらどよめき、ヤジが目立つことが多い。

しかし今日は違った。

試合前、スタンドのイスには上のようなビラが貼ってあった。

ヤジやタメ息はなんの応援にもならない。
チームの苦しい時こそ声を大きくして応援しようという呼びかけだ。

サポーターは12番目の選手だ。
苦戦している選手を責めることは魂をピッチに送り戦う12番目の選手の行動ではない。
他人を責めることで自分の責任を放棄している。
自分も共に戦っているのなら応援すべきだ!

応援を止めるということは、選手が走るのを止め足をとめるのと等しい行動。
サポーター席に居る者としては失格。

そんな気持ちを持っている人が多く。
ヤジやタメ息が起こると、その周りでより大きな声で応援している人が
とても多かった。
そのせいかタメ息やヤジは長続きしない。

さすがにヤジを注意してとかだと、どんなトラブルがあるかわからない。
一番いいのはそれをかき消すくらいの応援を周りがすることなんだな~と
実感した。
そんな気持ちの入った応援が今日は90分切れなかった。

試合の続きは、スピードのある関口が投入され
またベガルタがリズムを取り返す。
またロペスがサイドから素晴らしいクロスを上げて
途中交代の関口が頭から突っ込み3点目をゲット!
監督の采配がズバリ当たった。

これで流れを完全に掴み勝利!

本当に選手、スタッフ、サポーターが一致団結して掴んだ勝利だ!
大きな目標を掴むためには大きな力が必要!
これからもすべての力を結集して勝利を積み重ねたい。

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2006年J2_total
順位表
【2006/08/12】
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チーム[勝点]得失
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1.柏  [59]+16
2.横浜FC[56]+18
3.神戸 [54]+17
4.仙台 [53]+28
5.東京V[45] -7
6.山形 [44] +5
7.鳥栖 [44] +4
8.札幌 [43] -2
9.水戸 [37]-12
10.湘南 [36] -5
11.愛媛 [30]-12
12.草津 [26]-20
13.徳島 [21]-30

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