ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

アコギとエレキはなぜ別物の音がする?

2007-01-16 20:23:24 | Weblog
言い方があまりハマらないが、
アコースティックギターにエレクトリックの技術が合体すると、
エレキギターになる。

アコギは、弦の振動が 表板をはじめボディ全体・内部の空気などを震わせて
音として聞こえるのに対して、

エレキは、磁界を通る弦の振動そのものを 電気的に出力してアンプで音を出す。

勿論エレキだってボディ構造や材質、磁界をつくっているピックアップなどでも
音質は変化する。

大雑把に言えば、アコギは空気が振動する要素が大きく、エレキは材そのものが振動する要素が大きいわけ。

同じギターといえども、ぜんぜん違う仕組みとも言える。

そんな楽器は他にあまり無いと思うよ。

ま、アコギとエレキの関係のような楽器は、
打弦楽器のピアノに対して、トーンバーをハンマーで打つエレピのローズくらいか。

アコギが電化されることで、他の楽器に負けない大音量を得る事ができたし、
また、回路に負荷をかけることにより生まれるエレキならではの
ディストーション・オーバードライブ等の歪みの音色も同時に生み出した。

こんな歪みの音色が確立されている楽器も、他にあるわけない。

思えばヘンな楽器である。

でも、エレキが発明されなかったら、音楽界はどーなっていただろうか。

クラプトンもジミヘンもビートルズもヤザワもベンチャーズも
いなかっただろーな。

(つづく)



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