恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

2024/05/02 連雀亭ワンコイン寄席

2024年05月02日 | 噺とか
隙間時間の寄席通いが続きます。
連雀亭ワンコインはいいですね。
芸協、落協、立川流のバランス良いメンバーでの1時間です。

犬の目  橋蔵
金明竹  吉緑
水屋の富 談洲

芸協の橋蔵さんは初めて。
マクラの端々に関西弁が混じるなーと思ったら和歌山出身なんですね。
サウナでの落語会の話などあれこれ。
本編ではあまり感じませんでしたが。
寄席で時々聞く犬の目でした。
後半は少し失速したような気もしますが、
全体的に元気で楽しい一席。

吉緑さんも何度も見ていますが最近はご無沙汰しておりました。
入門後の気の使い方などをあれこれとマクラで語っておられました。
寿司屋や蕎麦屋でお客さんから奢ってもらう話は記憶にあります。
もう入門から14年、そろそろ真打が見えてきますね。
金明竹も程よく刈り込んでいい感じ。

立川談洲さんは初めまして。
元芸人さんなんですね。
それだけあって笑いのツボを心得てらっしゃる。
枕短めで水屋の富へ入ります。
流れるように無駄なく進行する噺の展開は聞いていて心地よいですね。
しばらく寄席などでは聞いていなかったネタでもありましたので、
ちょっと得した気分なのであります。

そこそこな入りで活気もあるワンコイン。
時間を見つけてまた参ります。

恐懼謹言。

コメント
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