夕方から雨になりました。仕事帰りに車の中からパチリと撮影したのは、アカメガシワの花です。春先、真っ赤な新葉を出し、とっても色が少ない時期に印象的な木ですが、この時期は葉も成長してこんなに立派です。
近所を歩いていると、こんな感じの花をたくさん目にします。クリやイタドリなど、ちょっと地味ですが、山に彩りを添えています。特に、雨が多い時期、霧のなかに溶け込んで結構きれいなんですよね。
諫早では、諫早平野を残して田植えがほぼ完了しました。父たちは、田植えが早くなったと言います。
昔は7月を過ぎないと田植えをしてはいけなかったんですって・・・ビックリです!
理由は、害虫にあるようで、父も虫の名前は覚えていませんでしたが、その虫の繁殖時期を予想して、今年の田植えは○月○日以降とか、決められていたそうです。
もちろん、その頃は稲の品種も違って、9月10日頃に開花する短日植物だったんだとか。同じように見える田んぼも、実は昔と今では全く違うものになってしまっているようです。
そう言えば、先日、父が参加している農業グループで「昔は、すいかなんて植えとけば育ったのに・・・」という話になったそうで、家で食べるなら、農薬をまかなくても収穫ができたそうなんですが(多少は虫食いになるんでしょぅけど)、今では、手をかけないと収穫できないそうなんです。
農薬を撒いて害虫を追い払いましたが、その害虫を食べていた益虫も一緒に追い払い、自然界のバランスが崩れてしまったんですね。
農薬=悪 という考えはありませんが、やはり、ちょっと考えなければいけない所まできてしまったみたいです。