台風一過の晴天の中、小佐々町に塩生植物の観察に行ってきました。
以前の大雨の影響で流されて塩生植物は減少気味でした。あちこちで海岸線はどんどんと開発され、塩生植物の多くは危機的状況。
今残されている植物たちががんばって生き残ってくれることを祈るばかりです。
この写真の田んぼは、長い年月をかけて干拓していったと思われます。
干潟に小さな堤防を築いて海水が入らないようにし、上流から流れる土砂を溜め、少しずつ陸地化して田んぼを広げて行ったのでしょう。
劇的な変化でないため、昔からの生きものを保持しつつ、新たな生態系へ移行していったのですね。高度経済成長の頃から、農薬と化学肥料、短時間に大規模な変化が起こるようになり、急激に日本の自然は壊れていっています。
台風一過の青空の下、気持ちの良いフィールドワークになりました。
すれ違う子供たちは、礼儀正しくあいさつをして行きます。小学1年と幼稚園児の兄妹はバッタをとったと自慢をしてくれました。
こんな風景を残していきたいなぁ
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