沖縄・台湾友の会

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中国が過剰反応!我々の「防衛白書」訂正要求にタカ派メディア「環球時報」が噛みつく

2020-08-23 21:16:25 | 日記
【メルマガ台湾は日本の生命線!】中国が過剰反応!我々の「防衛白書」訂正要求にタカ派メディア「環球時報」が噛みつく


ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
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中国が過剰反応!我々の「防衛白書」訂正要求にタカ派メディア「環球時報」が噛みつく

2020/08/10/Mon

「台湾は中国領土の不可分の一部」とでっち上げ、台湾侵略という国家目標を正当化する「一つの中国」原則なるものを、国際社会に強要してやまない中国だが、日本でそれを受け入れる一つが何と、その中国拡張主義の抑止にあたるべき防衛省だというから驚きである。同省は防衛白書において、台湾情勢を「中国」の括りの中で解説したり、地図上台湾を中国に組み込むなどし、それを8月中旬に全国の国民に売ろうとしているのだから大事だ。

そこで我々台湾研究フォーラムは、その出版取り止めを河野太郎外相に訴えるべく、オンライン署名を開始したところ、たかだかこの程度の日本の民間の動きに対し、過剰な反応を示したのが環球時報だ。言わずと知れた中共機関紙人民日報系のタカ派メディアである。

■中国が日本の「台独支持勢力」を無視できない理由

「日本の2020版防衛白書が台湾を中国の一部にし、台独(※中国による併呑に抵抗する台湾人の意)の後にいる日本勢力は面白からず」との見出しで、「(白書の販売を)日本国内で台独を支持する勢力が阻止しようとしている」などと大袈裟に報じるのだが、中国からすれば我々の活動ようなものこそ無視できないのである。

なぜなら「一つの中国」宣伝とは、それに「騙される人々」や「騙されるふりをする人々」が存在してはじめて行われ得るものだからだ。もし「それは嘘だ」と訴える声が広がれば、そうした宣伝工作は大きな打撃を受けることになる。

そこで記事は我々の活動の信頼性を損なおうと必死だ。次のように、署名活動を推進する私への個人攻撃まで行っている。

「永山英樹は所謂台湾・中国問題専門家。……ずっと台独活動を推進してきた。彼は所謂2020東京五輪台湾正名運動をはじめ、東京五輪では台湾をチャイニーズ・タイペイと呼ぶなと妄りな訴えを行った。これに対しある台湾のネットユーザーは『台独の奴らが如何に騒いでも、誰もお前らを相手にしない』と笑っていた」

いかにもレベルの低い書き方だが、それもまた「台湾は中国領土ではない」との真実を広める我々日本人の言論活動への警戒心の表れと思われ、逆に我々の士気は高まるばかりだ。環球時報の言うところの「台独活動」なるものを、更に日本で拡大して行きたいと思う。

■「一つの中国」原則を堅持したと中国から評価された防衛省

ところで記事は更にこんなことも。

「2020年版防衛白書は『一つの中国』原則を堅持はしているが、しかしそこには、中国が武力に頼って東海(東支那海)、南海(南支那海)の現状を一方的に変え、一帯一路での協力を通じて軍事基地をかすめ取り、感染防止支援を政治、経済的利益を獲得する手段にしているとの内容が見られ、無視できない」

実はこの白書は当然のことながら中国の軍事的動向に警戒感を示しており、7月にその内容が公表されると、中国から「所謂中国の脅威があると煽ることに全力を挙げている」などと批判されているのだ。

実際には白書は中国を「脅威」とは位置付けていない。それは中国が外国に対し、中国を脅威と呼ぶことは超えてはならないレッドラインとしているからだ。そこで「脅威」とは呼ばずに「安全保障上の強い懸念」などと表現したのだが、結局は中国から批判を受け、せっかくの媚中の努力も無駄になった訳である。

しかし白書は、「一つの中国」というレッドラインだけはついに越えなかった。たとえ国民に虚偽情報を押し付けることになろうと、「台湾は中国領土の一部」との位置づけは守ったのである。

かくして環球時報からは「『一つの中国』原則を堅持している」と、お褒めの言葉をいただいた訳だ。

日本の政府は台湾を中国領土とは認めない立場だが、防衛白書は自国政府の見解ではなく中国政府の宣伝に従属し、中国を喜ばせているのだから、やはり我々「台独を支持する勢力」を含む良識派としては、これには黙ってはいられない次第である。
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■ウソを記述するな!これでは中国の台湾侵略への加担!!
台湾を中国領とする「防衛白書」の販売停止を防衛省に求めよう!

「台湾の声」李登輝元総統の遺骨、10月7日に五指山軍人墓地に埋葬

2020-08-23 21:15:21 | 日記
【中央通信社:2020年8月19日】
http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=afzcKf0YAISHnIy/msFnIaxNoWosgQzqmgJRQS5Su5WtoPZ0nJXJa674vTtHYffk

 (台北中央社)先月末に死去した李登輝元総統の葬儀に関する会議が19日、総統府で開かれ、告別追悼礼拝
を来月19日に北部・新北市淡水の真理大学大礼拝堂で行い、10月7日に同市汐止の五指山軍人墓地内「特勲区」
に遺骨を埋葬することが決まった。

 会議は頼清徳副総統が召集し、司法院、行政院、立法院、考試院、監察院の5院の院長のほか、李氏の遺族、
李政権で役職を担った元副総統の連戦氏や蕭万長氏らが出席した。

 告別追悼礼拝はキリスト教式で執り行われる。蔡英文総統も出席し、国家の功労者を表彰する「褒揚令」を
授与する。遺骨の埋葬は国葬の規格で行い、10月7日当日は全国の公務機関で半旗を掲げる。

 五指山軍人墓地は、勲章受章または勤務20年以上の現役・退役軍人の遺骨をまつる国軍管轄施設。「特勲区」
には国光勲章や青天白日勲章の受章者や、生前に手本となる忠義的行為があった功労者が安置される。


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台湾の声

楽山の大仏、洪水で足が水没。三峡ダム危険水位を突破    新たに十万人が避難。すでに洪水で家屋流失は二百万人

2020-08-23 21:14:15 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)8月20日(木曜日)弐
       通巻第6626号
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  楽山の大仏、洪水で足が水没。三峡ダム危険水位を突破
   新たに十万人が避難。すでに洪水で家屋流失は二百万人
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 中国ではまだ揚子江流域の洪水被害が続いている。しかも三峡ダムの上流域のほうが状況は深刻である。8月19日、三峡ダムの水位が危険水位150メートルを越え、166メートルになった。こうなると水圧でダムが決壊する懼れがある。

 毎秒48000立方メートルもの放水を続けているが、入水量が、毎秒76000立方メートル。だから放水が追いつかず、上流域に水が溜まっていく。激しい量が、上流地域に押し戻される。

揚子江流域ではすでに二百万人が家屋を失い避難生活に追い込まれている。農作物の被害は、90億ドル(およそ一兆円弱)。

 習近平が「食べ残しをするな」とのたまわったのも、むべなるかな。
 緊急輸入の穀物、こめ、庶民は買いだめに走っている。豚肉などは値上げされたまま。レストランは武漢コロナ災禍で、日本同様に客が寄りつかないから、高級魚や食材はさばけない状態も続いている。

 揚子江流域に支流の眠江、青衣江、大渡江の三つが合流する地域が楽山市だ。ここに世界遺産の楽山?仏がある。蛾眉山も近い。そして三峡ダムの上流に位置する。

 楽山?仏は高さ71メートル。奈良の大仏の五倍以上。西暦803年に完成した。崖を削っての難事業で、創始者は途中でなくなったが、付近の人々が崖を掘り続けた。なぜそれほどの情熱をこめたかと言えば、洪水をなくす祈りの場所でもあったからだ。

 中国の揚子江流域に降り注ぐ豪雨は依然としておさまらず、8月19日に?仏の足の部分が水に隠れた。見物台は、その下。足の部分だけでも百人は乗れるから、被害の想像がつくかもしれない。

 筆者も十年ほど前に船から見学した。見事な彫刻で、中国では珍しくゴテゴテしてはおらず、仏面は慈悲を顕しているかのようだった。洪水を収めることが出来るか?

「ハバロフスクの乱」を抱えるプーチンはベラルーシに介入できない    根っこは同じ、反モスクワ感情が民主化デモを過激化させている

2020-08-20 23:31:37 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)8月20日(木曜日)
       通巻第6625号  <前日発行>
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 「ハバロフスクの乱」を抱えるプーチンはベラルーシに介入できない
   根っこは同じ、反モスクワ感情が民主化デモを過激化させている
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 ロシアにも野党がある。
 与党「統一ロシア」を率いるプーチンは憲法改正の国民投票を行い、実質的に2036年まで権力のトップに居座るつもりだが、反対票がもっとも多かったのが、シベリアなど極東地区、とくにハバロフスク、そしてウラジオストック地区だった。

 与党に対抗する野党は「自民党」と「ロシア共産党」。前者は「極右」と言われるジリノフスキーが党首。後者は年金、恩給裨益組が多く、ソ連共産党の正式な後継政党をなのるが、哲学博士のジュガーノフが委員長。いまや党員16万人しかおらず、政治的影響力は殆どない。
極東部では、三人の知事が自民党所属である。

 ハバロフスク知事だったセルゲイ・フルガル知事が、7月9日に十五年前の殺人事件に関与した容疑で唐突に逮捕された。そして予定されていたかのように、7月20日にプーチンによって更迭された。知事代行はモスクワから派遣されたミハイル・デグチャイル下院議員である。

 爾来、およそ七週間にわたってデモが続いている。ときにハバロフスク市内は三万人のデモ隊が広場を埋め尽くし、警官隊と衝突した。数人の逮捕者もでている。

 地図を拡げると、ハバロフスクはモスクワより遠く、むしろ中国とはアムール川を挟んだ対岸、日本からは直行便がある。同じロシア語を喋るが、この極東地区は中国、韓国、日本との交易のほうが盛んであり、以前から反モスクワ的な行動をとった。イルクーツク、チタなどは西シベリアで、あまり反モスクワ感情はない。

 さて極東シベリア地区の反プーチンの動きが、ベラルーシと絡むのである。
 モスクワにとって連邦を形成するスラブの三兄弟は、ウクライナ、ベラルーシ、ところが西ウクライナは西側に傾斜しており、ますますベラルーシが重要なのだが、近年はルカシェンコ大統領がモスクワに楯突くことが多く、ロシア・ベラルーシ関係はすきま風が吹いていた。

 東ウクライナへ、事実上のロシア軍派遣と軍事衝突、クリミア半島併呑で、西側から制裁を受けているロシアは、下手にベラルーシに介入すると西側の関係はさらにギクシャクする。
だから口では軍事支援を言いつのりながらも、時間稼ぎに徹し、プーチンは国内の背中にあるハバロフスクの反乱も、時間を掛けて抑え込むという流儀になる。

「TikTok、アリババ、ファーウェイは出ていけ!」デジタル分離を決めたアメリカ…本気の中国包囲網とは?

2020-08-20 23:30:46 | 日記
「台湾の声」「TikTok、アリババ、ファーウェイは出ていけ!」デジタル分離を決めたアメリカ…本気の中国包囲網とは?


藤井厳喜先生の『ワールド・フォーキャスト』で配信中です。

「TikTok、アリババ、ファーウェイは出ていけ!」デジタル分離を決めたアメリカ…本気の中国包囲網とは? ~藤井厳喜のワールド・フォーキャスト20年8月上旬号

http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=mD2hoPVIU7Osskk+h4jkFQjB7+wlNPyEn/SI/K9B/sitoPZ0nJUpa674vTtHYffk

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