沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

 李克強の基調演説から台湾「平和的統一」の文言が消えた   蔡英文就任演説に「一国二制度反対」。ポンペオが祝電を打って

2020-05-26 23:17:32 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)5月24日(日曜日)
       通巻第6511号
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 李克強の基調演説から台湾「平和的統一」の文言が消えた
  蔡英文就任演説に「一国二制度反対」。ポンペオが祝電を打って
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 5月20日、台湾総統に再選された蔡英文の就任式で「(中国の唱える)一国両制度には反対」と明確なメッセージを出した。
ポンペオ国務長官は蔡英文再認に祝電をおくり前途を称えた。
 中国はいかなる反応を示すか、台湾海峡へ中国海軍の海軍艦船出没、領空接近は日常の風景だが、このところは空母打撃群を頻度高く当該海域へ派遣して、背後にある米軍を牽制してきた。

 全人代で李克強首相の基調演説には「平和的統一」の文言が消えていた。92年合意の履行とセットだったが、「台湾独立のいかなる行動にも反対する」との文言は残った。
「92年合意」とは、中国側はあったと言い張っているだけで、台湾は、その合意の存在も認めていない。

 他方、香港に対して中国は「香港安全法」制定を準備するなどと露骨な介入姿勢を示し、これに対して英国、カナダ、オーストラリの外相は連名で反対の立場を明確にした。
EU議会も「香港基本法を遵守すべき」と批判し、米国は「制裁の対象になる」と発言して、中国の暴走を警戒し始めた。

とくにポンペオ国務長官は、香港安全法などは「横暴かつ破滅的」で、「香港が保障された高度な自治の終焉の前兆だ」と強く非難した。

 クリス・パッテンン前総督は「中国は香港を裏切った。西側はこの中国の無謀を冷笑しているだけでは済まされない」と語った。パッテンは香港返還直前まで香港総督を務めた。

 中国の言い分は「1984年の英中合意を無視し、香港基本法に謳われた2047年までの香港の高度の自治の保障、言論の自由を踏みにじるもの」と英国は批判のオクターブを挙げており、米国の「香港人権民主法」と同一の基軸を歩んでいる。
 また英国は中国の5G排斥に舵を切り替えつつある。

 中国は「香港安全法は、テロリスト、国家転覆を企む人士の取り締まりだ」と強弁を繰り返し、27日予定の全人代最終日に投票にかける。

 5月24日の日曜日午後、香港では銅鑼湾の「そごう」前からワンチャイへかけて、大規模な抗議デモが呼びかけられている。
香港ではコロナ災禍を楯に十人以上の集会を香港政庁は禁止している。それゆえに数万のデモ隊があつまると警官隊との激突は不可避的である。


【黄文雄】「訂正・お詫び」蔡英文スピーチ全文の一部誤訳につきまして

2020-05-26 23:15:43 | 日記
「台湾の声」【黄文雄】「訂正・お詫び」蔡英文スピーチ全文の一部誤訳につきまして

読者の皆様へ

 いつも黄文雄のメルマガをご購読いただき、ありがとうございました。

 さて、5月20日に発行しましたメルマガで紹介しました蔡英文総統のスピーチにつきまして、一部、誤訳があり
ましたので、お詫びして訂正いたします。

【原文】
第6に、国民の生活や核弾頭に必要な重要物資の供給を確保できる産業を構築しなければなりません。マスクから医
療、生活必需品、エネルギーから食料供給まで、今後のグローバルな秩序の変化に対応するためには重要な産業の
サプライチェーンを国内で維持し、一定の自給率を維持することです。

【訂正】
第6に、必要な重要物資の供給を確保できる民生産業及び軍需産業を構築しなければなりません。今後起こる世界秩
序の変化に対応するためには、マスクなどの医療品から生活必需品、エネルギー、食糧の供給まで、重要な産業のサ
プライチェーンを国内に留め、一定の自給率を維持しなければなりません。

 読者の皆様には不正確な訳でご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありません。どうぞよろしくお願い申し上げ
ます。

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台湾の声

【台湾CH Vol.327】台湾が国連に加盟できる法的理由 / 米中対立!日本も頑張る!台湾のWHO参加問題 / 蔡総統2期目就任で米中の反応[R2/5/22]

2020-05-26 23:14:27 | 日記
【台湾CH Vol.327】台湾が国連に加盟できる法的理由 / 米中対立!日本も頑張る!台湾のWHO参加問題 / 蔡総統2期目就任で米中の反応[R2/5/22]

https://youtu.be/uWVECTv1eGU


全人代開幕。GDP目標提示せず、しかし軍拡は6・6%増   水面下で習近平の電撃来日を準備か

2020-05-26 23:12:54 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)5月23日(土曜日)
       通巻第6510号
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 全人代開幕。GDP目標提示せず、しかし軍拡は6・6%増
  水面下で習近平の電撃来日を準備か
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 全人代初日。異常だったのはGDP成長率の目標値が提示されなかったこと。どう足掻いてもマイナスに陥落は明らかであり、現時点でGDPマイナス20%以上だろうから、中国共産党は数字を掲げないという方法にでた。

 しかし他方、軍拡だけは内外に明示しプラス6・6%を公表する無神経。そして香港の自由を圧殺する「香港安全法」を準備し、特殊公安部隊を香港に設置することなどを示唆した。
 香港株式は、このニュースが暴落をもたらした。民主派は総立ちとなって怒りの行動、こうなるとデモと集会が禁じられている6・4天安門32周年集会は大荒れになりそうである。

 コロナ騒ぎが終わったら習来日がふたたび日程にのぼるだろう。あるいは日本国内の反対世論が盛り上げる前に、電撃来日の可能性もあると永田町筋に観測がある。