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ハッカー集団ラザルスには中国人の協力者がいた   2022年だけでも17億ドルを盗み、核ミサイル開発資金に遣われた

2023-04-25 16:19:19 | 日記
 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023) 4月26日(水曜日)
        通巻第7725号  <前日発行>
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 ハッカー集団ラザルスには中国人の協力者がいた
  2022年だけでも17億ドルを盗み、核ミサイル開発資金に遣われた
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 悪名高いハッッカー集団は北朝鮮の「ラザルス」。 
 4月24日、米国財務省はラザルスのマネーロンダリングに協力したとして中国人のウー・フイフイとチャン・ハンマン(いずれも音訳不明)のふたりを制裁リストに加えたと発表した。

 ふたりの中国人は主に香港を拠点に米国の銀行を含む国際金融システムを通じてラザルスが盗んだビットコインなど暗号通貨の戦場に協力していた。

 ラザルスの悪名がとどろいたのはソニー・ピクチャーズへの攻撃だった。2014年11月24日、ソニー子会社「ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント」がハッカーによってシステムをダウンさせられ麻痺状態に陥った。これは北朝鮮の指導者金正恩を嘲笑した風刺映画「ザ・インタビュー」への報復としておこなったと犯行声明をネットに載せた。 

 ソニー攻撃では洗練されたテクニックを用い、さらにはエクアドルから1200万ドル、2015年にベトナムの「チエンフォン銀行」から100万ドルを盗んだ。
 ポーランドとメキシコの銀行を標的にし、とくに8100万ドルをバングラデシュ銀行から盗みだし、2017年には台湾の遠東国際商業銀行から6000万ドルを盗んだ。(実際の盗難額は不明で盗難資金の大半は回収された)

 財務省は公表されたデータを引用して、北朝鮮のサイバー攻撃者が 2022年だけで推定 17億ドル相当の仮想通貨を略奪したとした。オンラインゲームの大手「アクシー・インフィニティ」はラザルスによって6億2000 万ドルが盗まれた
 2022年だけでも17億ドルを盗み赫ミサイル開発資金に遣われた。

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