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イスラエル諜報機関、史上最悪の敗北   ハマスの電撃攻撃をなぜ予知できなかったのか?

2023-10-09 12:27:08 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月8日(月曜日)
         通巻第7945号 
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 イスラエル諜報機関、史上最悪の敗北
  ハマスの電撃攻撃をなぜ予知できなかったのか?
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 10月7日はヨムキップル戦争からちょうど五十年。ハマスはいきなり大規模なロケット攻撃を仕掛け、ガザ地区に近いイスラエルの境界線に近い町村へ部隊が侵入し、数百を殺害、多くを人質としてガザへ連れ去った。
人質は長期戦でイスラエルの攻撃を抑制させるためである。

 ロケットは現在までの集計でおよそ三千発。いつ、誰がいかなる手段でガザに運び込んだのか? ハマスの資金源は? 10月8日未明までに双方の死者は1000名を越えた。

 それにしてもこれは世界最強と言われた「イスラエル諜報機関」が、歴史上最大の敗北を喫したことになり、ハマスの電撃攻撃をなぜ予知できなかったのか? 大きな問題だ。
ネタニヤフ首相は「これは戦争であり、長期化する」と言明している。

 たしかにイスラエル自慢のアイアンドームは機能した。テルアヴィブとエルサレムの被弾が殆ど防御できた。アイアンドームはゼレンスキーがイスラエルに供与をねだったが、イスラエルは拒否したミサイル防衛システムである。

 米国はただちに反応し、空母を含む海軍艦船をイスラエル近海に派遣するとし、「一週間以内に当該海域でイスラエルを支援する」とバイデン大統領は会見した。
 一方、共和党陣営は「バイデンのイラン寛大路線、とりわけ60億ドルのイラン凍結資産解除によって、テロリストたちの資金源となったのだ」(トランプ前大統領、デサンティス知事ら)。
「イランは『イスラエルを地上から消す』と云っている」(ポンペオ前国務長官)
 言うまでもないが、ハマスの背後にいるのはイランである。

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