沖縄・台湾友の会

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カジノ王、98歳の大往生。マカオ経済98%の大下落の最中に   一代で億万長者、マカオはラスベガスをこえ世界一のギャンブル都市に

2020-05-27 17:42:23 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)5月27日(水曜日)
       通巻第6513号
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 カジノ王、98歳の大往生。マカオ経済98%の大下落の最中に
  一代で億万長者、マカオはラスベガスをこえ世界一のギャンブル都市に
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 コロナ災禍で賭場はすべて閉鎖。ばくちのテラ銭が歳入の八割をしめるマカオ経済、突然の呼吸困難状態となった。
24時間営業、不夜城の輝き、贅を凝らしたホテルが賭場というマカオには年間4000万人の博徒が世界から押し寄せた。このうちの八割が中国大陸からだ。

 寂寥とした漁村、ポルトガル植民地で、かつてはイエズス会の拠点だったマカオをラスベガスをしのぐ世界一のギャンブル王国としたのは、スタンレー・ホーである。
旧ポルトガル植民地時代の1961年にカジノ業務を独占し、その本拠地リスボアホテルは着実にして急速にビジネスチャンスを拡大した。

 1998年の中国返還後も二年間、つまり2000年までマカオのカジノはスタンレー・ホーの独占が続き、一族は大繁栄した。

 独占状態が終了すると、ラスの本場からサンズ、ウィンズ,MGMの御三家も進出し、競合状態はさらにカジノを発展させる。

好事魔多し、例によって、家族の争いごとはすさまじく、スタンレー・ホー一家の醜聞をメディアが興味本位に取り上げた。
 スタンレー・ホーは四人の妻に、十七人の子供、二番目の妻との間に生まれた娘が、現在グループの実権を握り、四番目の妻となにかにつけて争う。
  カジノ王、98歳の大往生。マカオ経済98%の大下落の最中だった。

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