沖縄・台湾友の会

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ホモサピエンス最古の化石はもっと古く、233000年前   エチオピアのキビシュ・オモ(1)渓谷から出土した人骨を化学分析

2022-01-14 13:44:35 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和四年(2022)1月14日(金曜日)弐
     通巻7187号 
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(休刊予告)週末(15日、16日)は小誌、休刊です
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 ホモサピエンス最古の化石はもっと古く、233000年前
  エチオピアのキビシュ・オモ(1)渓谷から出土した人骨を化学分析
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 『ネイチャー』最新号にケンブリッジ大学のセリープ・ビタルとパリのマンキンド博物館のオレリアン・ムニエの共同論文が発表され、古代人類学で従来20万年前とされてきたホモサピエンスは、さらに33000年を溯り、233000年前とする研究発表がなされた。

 モロッコでは30万年前のホモサピエンスが発見されているが、現在の器財や化学による解明で証明されていない。ともかく人類の誕生は東アフリカである。
 日本に来た縄文人は南洋からの海洋民族系が4万年前、北方シベリアからの狩猟系が2万4000年前という定説も、もっと古く溯ることになりそうだ。

 戦後の歴史教育で、「もっとも古い日本の文明は登呂遺跡、稲作は弥生時代に渡来人がもたらした」と教わったが、これらはすべて間違いだった。
 縄文遺跡から稲作の遺構がでてきたし(板付など)、登呂よりも遙かに古い縄文遺跡は、全土あちこちに見つかった。
 旧石器時代があったことも岩宿の発見で証明され、頑迷な歴史学者の立場は崩れた。
 いまだ見つかっていないのは魏志倭人伝という外国の書物に書かれた邪馬台国と卑弥呼の実在を証明する遺蹟である。

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