わたなべ りやうじらう のメイル・マガジン
頂門の一針 5590号
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2020(令和2年)年 11月10日(火)
取り急ぎ、米国大統領選について
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クリス三宅
いよいよ、米国大統領選の投票が始まり、明日には開票結果がわかる。ま あ、接戦であることは間違いないのだが、私はトランプが再選されること を願っている。なぜか?バイデン政権になれば多くの事案がリセットさ れ、中国との制裁も中途半端に終わるからだ。民主党には中国のスパイが 入り込み、中国系のロビー活動が盛んに行われている。
予測は難しいが、ペンス副大統領の経験と彼がサポートすることでトラン プは再び蘇るだろう。
もし、トランプ大統領が小差でも勝利すれば、大統領権限を利用して、郵 便投票の開票を待たず、勝利宣言を出す可能性がある。何しろ今回も接戦 が予想される。全体票数ではバイデンが有利だが、選挙人制度のアメリカ では前回と同じく、トランプが勝利する可能性もある。私はトランプの武 漢ウィルス対応は評価していないが、総合的にはトランプが再選される方 が日本にとっても台湾にとっても国益になると信じている。
トランプが武漢ウィルスに感染したことで出遅れた感があるが、今回の大 統領選は前回同様、開けてみないとわからない。メディアの多くはバイデ ン支持だが、アメリカには民主党、共和党関係なく反メディアや隠れトラ ンプ支持者が多いことである。今のアメリカでは、民主党の支持基盤が強 いカリフォルニアやニューヨークでは、トランプ支持と公言できないムー ドが漂っている。
だが、選挙の結果次第やその後の対応次第では醜い状態となり、暴動があ ちらこちらで発生するだろう。
今のアメリカは2分されている。かつての憧れの国も揺れに揺れている。
アメリカ人の価値観が変わり、道徳レベルも低下した。
アメリカの黒人差別問題が大統領選の焦点の一つとなっているが、警察に よる黒人への厳しい対応は今始まったことではない。警察も確かにやりす ぎ感はあったが、それは現状を知らない平和ボケの人たちがいうことだ。
常に危険が伴う警察官は、自分を守るためピリピリしているのだ。
1960年代のアメリカから黒人の地位は数段上がった。黒人と白人の ハーフであるオバマが大統領になったくらいだ。その後、メディアに顔出 しする黒人が比率としては白人より多くなった。
問題は黒人の差別問題ではない。これは教育と貧困など経済の格差が問題 なのだ。黒人でエリートもいれば、識字率が低い地区や計算もできない黒 人、ヒスパニック、白人も増えてきている。麻薬の売人や中毒者も多い。
今回の騒動はバイデン派のメディアと運動家グループが中国の資金を利用 して煽って先導しているだけだ。
バイデン自身、中国から賄賂を受け取っている過去があることは指摘され ている。
だが、人種差別やトランプ再選反対派のデモや黒人暴動が結果としてバイ デン有利に働いているとも思えない。
暴動や略奪などで治安悪化が、法の監視の強化を求める人が増えている側 面もある。
警察の予算を削ると、わがままで自由を勘違いしている不届き者が、治安 を今以上悪化させ、無法地帯と化する。
今後、トランプが再選されれば、日本には圧力がかかり、対中国問題を含 めて選択や判断を求める場面が多く予想できるが、菅総理大臣の出方次第 で日本にとって良い刺激と化学反応が期待できると思っている。
残念なことだが、今の日本には多少の荒療治が必要。だが、事なかれで何 事も先送りする体制が当たり前になっている日本では、アメリカの外圧の 力を利用して先に進めるしかない。
選挙が終わっても1週間はすっきりしない大統領選になるだろう。こんな こと初めてだ。コロナで世界中がオンラインで仕事を推進しているのに、 何か、時代に逆行した選挙になってしまった米国大統領選。かつてないほ ど世界中が注目している今回の大統領選。アメリカに1日も早く渡航がで きるためにも、アメリカがコロナを収束し、平和的に勝利宣言が行われる ことを願う。(以上)
頂門の一針 5590号
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2020(令和2年)年 11月10日(火)
取り急ぎ、米国大統領選について
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クリス三宅
いよいよ、米国大統領選の投票が始まり、明日には開票結果がわかる。ま あ、接戦であることは間違いないのだが、私はトランプが再選されること を願っている。なぜか?バイデン政権になれば多くの事案がリセットさ れ、中国との制裁も中途半端に終わるからだ。民主党には中国のスパイが 入り込み、中国系のロビー活動が盛んに行われている。
予測は難しいが、ペンス副大統領の経験と彼がサポートすることでトラン プは再び蘇るだろう。
もし、トランプ大統領が小差でも勝利すれば、大統領権限を利用して、郵 便投票の開票を待たず、勝利宣言を出す可能性がある。何しろ今回も接戦 が予想される。全体票数ではバイデンが有利だが、選挙人制度のアメリカ では前回と同じく、トランプが勝利する可能性もある。私はトランプの武 漢ウィルス対応は評価していないが、総合的にはトランプが再選される方 が日本にとっても台湾にとっても国益になると信じている。
トランプが武漢ウィルスに感染したことで出遅れた感があるが、今回の大 統領選は前回同様、開けてみないとわからない。メディアの多くはバイデ ン支持だが、アメリカには民主党、共和党関係なく反メディアや隠れトラ ンプ支持者が多いことである。今のアメリカでは、民主党の支持基盤が強 いカリフォルニアやニューヨークでは、トランプ支持と公言できないムー ドが漂っている。
だが、選挙の結果次第やその後の対応次第では醜い状態となり、暴動があ ちらこちらで発生するだろう。
今のアメリカは2分されている。かつての憧れの国も揺れに揺れている。
アメリカ人の価値観が変わり、道徳レベルも低下した。
アメリカの黒人差別問題が大統領選の焦点の一つとなっているが、警察に よる黒人への厳しい対応は今始まったことではない。警察も確かにやりす ぎ感はあったが、それは現状を知らない平和ボケの人たちがいうことだ。
常に危険が伴う警察官は、自分を守るためピリピリしているのだ。
1960年代のアメリカから黒人の地位は数段上がった。黒人と白人の ハーフであるオバマが大統領になったくらいだ。その後、メディアに顔出 しする黒人が比率としては白人より多くなった。
問題は黒人の差別問題ではない。これは教育と貧困など経済の格差が問題 なのだ。黒人でエリートもいれば、識字率が低い地区や計算もできない黒 人、ヒスパニック、白人も増えてきている。麻薬の売人や中毒者も多い。
今回の騒動はバイデン派のメディアと運動家グループが中国の資金を利用 して煽って先導しているだけだ。
バイデン自身、中国から賄賂を受け取っている過去があることは指摘され ている。
だが、人種差別やトランプ再選反対派のデモや黒人暴動が結果としてバイ デン有利に働いているとも思えない。
暴動や略奪などで治安悪化が、法の監視の強化を求める人が増えている側 面もある。
警察の予算を削ると、わがままで自由を勘違いしている不届き者が、治安 を今以上悪化させ、無法地帯と化する。
今後、トランプが再選されれば、日本には圧力がかかり、対中国問題を含 めて選択や判断を求める場面が多く予想できるが、菅総理大臣の出方次第 で日本にとって良い刺激と化学反応が期待できると思っている。
残念なことだが、今の日本には多少の荒療治が必要。だが、事なかれで何 事も先送りする体制が当たり前になっている日本では、アメリカの外圧の 力を利用して先に進めるしかない。
選挙が終わっても1週間はすっきりしない大統領選になるだろう。こんな こと初めてだ。コロナで世界中がオンラインで仕事を推進しているのに、 何か、時代に逆行した選挙になってしまった米国大統領選。かつてないほ ど世界中が注目している今回の大統領選。アメリカに1日も早く渡航がで きるためにも、アメリカがコロナを収束し、平和的に勝利宣言が行われる ことを願う。(以上)
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