沖縄・台湾友の会

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RKJ(ロバート・ケネディ・ジュニア)が不思議なことを訴えた   「スノーデンに恩赦を与えるべき。かれは『言論の自由』を護ったのだ」

2024-04-04 20:47:18 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)4月4日(金曜日)
       通巻第8201号 <前日発行>
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 RKJ(ロバート・ケネディ・ジュニア)が不思議なことを訴えた
  「スノーデンに恩赦を与えるべき。かれは『言論の自由』を護ったのだ」
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エドワード・スノーデンは国家安全保障局(NSA)の元契約社員だった、国家安全保障局が実施していた国内監視活動に関する機密情報を漏洩した。スパイ容疑で30年以上の懲役に値する利敵行為だが、オリバーストーンらは彼を英雄視した。

2016年、下院情報委員会はスノーデンに関する調査報告書の機密を解除した。 
2020年、米国控訴裁判所は、「スノーデンが暴露したプログラムは違法であり、それを公に擁護していた米国当局者は真実を語っていない」と認定した。

ロバート・ケネディ・ジュニアは4月1日のビデオ声明で「スノーデン氏はわが国政府が法を遵守する何百万人ものアメリカ国民をスパイしていたことを初めてアメリカ国民に明らかにすることで、重要な『公務』を果たした。彼の勇敢な行動により、議会は40年ぶりに諜報機関の監視権限を制限することになった」と前向きに評価したうえ、「わたしなら内部告発者を罰しません。言論の自由を擁護し、アメリカを民主的で人道的な理想に戻そうとする真実を語る人々は尊敬されるべきであり、訴追されるべきではない」と述べたのだ。

どうやらJFK一家の情報機関への猜疑心が基底にある。父親も叔父も暗殺されて上、現在、大統領選に打って出ているが、バイデンに何回も陳情しているのにボディガードをつけてくれない。
彼の選挙資金の半分が、自分で雇用したガードマンに支払われている。

 RKJは、スノーデンに「恩赦を求める嘆願書」の声明で「バイデン政権に行動を圧力をかけ、スノーデン氏が「束縛されずに米国に」帰国できるよう、スノーデン氏の行為を赦すよう少なくとも30万人の署名を求めるとした。

 ケネディは続けた。
「エドワード・スノーデン氏が登場するまでは、諜報機関が米国のあらゆるデータを違法にマイニングし、米国民をスパイしていたとは誰も知らなかった。同じ諜報機関がスノーデンを犯罪者として裁こうというのはおかしい。内部告発者は、政府の腐敗を暴露することで米国を裏切っていたわけではない。我が国の政府は言論の自由を擁護し、真実を語る人々を称賛する代わりに、ジャーナリストや内部告発者を積極的に迫害している。ここはソ連ではない。私が愛するアメリカは反体制派を投獄しません。私たちの創設者は、私たちの他のすべての権利がそれに依存
しているため、憲法修正第 1 条として言論の自由を定めました。政府に批判者を黙らせる許可を与えると、政府はあらゆる残虐行為を許可することになる。」

スノーデンは妻のリンジー・ミルズとモスクワに住んでいる。彼はロシアのパスポートを取得し、2022年に市民権の宣誓を行った。

 「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジは英国で収監されている。
米国政府などの機密情報をネット上に暴露し、不正アクセスに関わった罪などにより、米国で起訴されており、英国は身柄の引き渡しに同意している。

これを不服とするアサンジ被告側が申し立てを行い、三月に控訴審を行うかどうかの審理が行われたが、ロンドンの高等法院は判断を保留した。

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