izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

『「筋肉」よりも「骨」を使え!』を読んで、目からウロコがまた落ちました

2015-01-06 13:17:44 | 本と雑誌

今年のお正月は喪中でお出かけなし(近年は喪中でなくてもお出かけなし、ではあるが)。これまで溜め込んだ資料の整理と読書で過ぎた。

中でも面白かったのが、甲野善紀・松村卓の対談『「筋肉」よりも「骨」を使え!』(ディスカバー携書)。

武術研究家として著名な甲野氏は、日本古来の身体操法”を研究し続け、介護への応用や、プロスポーツ選手の向上など、広範囲に渡る活動で注目を集めている(小柄な甲野氏が、筋肉隆々のアメフト選手やプロレスラーを、いとも簡単に転がしてしまうのだ)。

一方の、松村氏は、アスリートとしての記録を残すなど活躍した後にスポーツトレーナーとして甲野氏の自由な発想に触れ、これまでの常識に縛られない独自のメソッドを開発してきた(その成果は、陸上の桐生選手の成績に数字となって現れている)。

その松村氏が、身体のあちこちの仕組みや発する声から気づいたのが「筋肉ではなくて骨。骨の使い方がわかれば、もっとラクに速く、身体が動かせる」というものだ。

武術とスポーツという、身体の使い方も発想の異なる分野が、これまでの常識を破る最先端の融合に達した、その推移がこの本で知ることができる。

なによりも、説得力があるのが、

「腕力を使って力づくでねじ伏せようとするより、コツ(=骨)をつかみ、無駄な力を極力使わないほうがいい結果だ出せる」という言葉だ。

そっか~!「コツをつかむ」って、「骨」のことなのね~!!

そういえば、太極拳では「足裏で立つ」というし、ワタシの太極拳の師匠である三代一美先生は、少し前に「膝下の骨で支えるのよ」と言ってたっけ。。。これも、筋肉でなくて骨が支える(=骨を使う)、ってことだね!

この本を読んで、早速、ツボを押さえるのでなくて手首のグリグリ骨を押さえて回してみたら。。。。腕の付け根の奥がほぐれた(ような気がする)。。。う~ん、深いな~。。

柔よく剛を制す、というけれど、まさに柔軟な思想、柔軟な身体は、自由な動きに繋がる。老化=硬化。

今年も新年早々、新たな発想に触れて有意義なことでありました。

 

 

 

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新年もまた何ごともなくつつがなく。。

2015-01-01 10:11:10 | 日記・エッセイ・コラム

新年明けましておめでとうございます。

今日のお天気は曇り。。。雪雲が流れてきているのか、水平線の上に分厚く黒い雲が垂れ込めている

海と空の間の境目だけが、太陽が差し込んで赤く染まっている

 

こんな晴天には遠いけど、お正月といえば、やっぱり富士山!

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