今日、名古屋で口腔咽頭科学会があり、出席してきました。
シンポジウムでBスポット(今は上咽頭擦過療法でEATと言います)について、腎臓内科の堀田先生、EATを内視鏡で行う先駆者の大阪の開業医田中先生、また音声治療や脳脊髄液減少症の治療を行っている慶応大学の先生の講演がありました。EATは塩化亜鉛で粘膜を収れんさせるのが一番と思っていましたが、慶応の先生は局所麻酔液のついた綿棒でひたすら粘膜を擦過するのみでした。擦過することが大事で、擦過することで出血すると瀉血にもなり、上咽頭の血液の鬱血を改善することで自律神経の調整や脳の免疫内分泌機能の改善につながるとのことです。堀田先生も検診で尿潜血要請も腎機能が良いため腎生検せずに様子見ている無症候性の方もEATを上咽頭炎の診断と治療を兼ねて行う提案もされていました。
1960-1970年に提唱されて、一旦廃れた治療がまた注目されています。
当院でもまだ治療患者は少ないですが、希望があるうちは継続していきたいと思います。
シンポジウムでBスポット(今は上咽頭擦過療法でEATと言います)について、腎臓内科の堀田先生、EATを内視鏡で行う先駆者の大阪の開業医田中先生、また音声治療や脳脊髄液減少症の治療を行っている慶応大学の先生の講演がありました。EATは塩化亜鉛で粘膜を収れんさせるのが一番と思っていましたが、慶応の先生は局所麻酔液のついた綿棒でひたすら粘膜を擦過するのみでした。擦過することが大事で、擦過することで出血すると瀉血にもなり、上咽頭の血液の鬱血を改善することで自律神経の調整や脳の免疫内分泌機能の改善につながるとのことです。堀田先生も検診で尿潜血要請も腎機能が良いため腎生検せずに様子見ている無症候性の方もEATを上咽頭炎の診断と治療を兼ねて行う提案もされていました。
1960-1970年に提唱されて、一旦廃れた治療がまた注目されています。
当院でもまだ治療患者は少ないですが、希望があるうちは継続していきたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます