[北網ブロック町議会議員研修会］・・

毎年恒例の研修会が置戸を会場に10月23日、行われました。
講師には北海道町村議会議長会 事務局長　勢旗 了三氏を迎えての、北網ブロック8町議会の参加の下の開催でした。



勢籏氏のお話は、札幌での議員研修会等で何度も聞いていますが～今回は「議会改革の課題」と題しての講演でした。　主に地方自治法改正に伴う議会運営の変化、そして議会改革の諸事例について詳しくご講演頂きました。　
地方自治法の改正は新聞等である程度は知ってはいましたが、詳しい内容を聞いて驚く部分も多々有り、自分の勉強不足に反省しきりです。　例えば「議員定数の人口別上限数の撤廃」は、基本的には定数と報酬問題で揶揄される議会ですが～　もつと違った選択も可能になるのだと・・例えば報酬を下げて、議員の人数を増やすとか。　また、町長からでしか議会の開催の要求ができなかったのが議長からの招集でも可能になったと・・　そのような事例が置戸において起りうるかは別として、ある意味、議員提案的な議案提出の可能性が出来たということです。　町民の皆さんは「議会は何をしている！？」と良く言います、しかし、それは反面、議会側からの提案的な議案の提出出来なかった仕組みだったがゆえのことということもあるのです。
そう簡単に、議会提案での議会開催はなかなか難しいモノもあるとは思いますが、可能なこととなったのです。

議会改革の事例としては・・一般質問の行い方（陳情型になってはいないか？）を指摘されました。　難しいのですが、町長にお願いする形は、一般質問では間違いなわけで、行政の執行状況を質して、そう言ったものに対して矛盾や無駄を問いただしていく！　それが本来の一般質問だと～　今更ながら、何度も聞いていることですが身につまされました。

しっかりと、初心に帰って頑張らなければいけない！と、再認識させられた有意義な研修会でした。　来年は斜里町での開催とのことです、しっかりと勉強していきます！！