先日亡くなった実母Yこさんですが、四十九日に無事納骨致しました。
実家は故郷から離れて(今考えると故郷から逃げてきた)長年暮らしているので、ここを永住の地として実家父が亡くなった時に、同じ宗派のお寺を探したものの見つからず、仕方なく近い宗派のお寺に「無縁の墓」を買い、そこに実家父を納骨しました。宗派が違っても法事などは行ってくれ、もうかれこれ20年以上そこでお世話になり、実家母も月命日にはお参りに行っていました。この無縁の墓は夫婦で入れると言うことで、実家の母も父と二人でここに眠るつもりここにお願いしたのです。
これども無縁の墓と言うのは当然小さく、弟たちは宗派関係なくお墓の購入が出来る霊園に自分たちのお墓を買い、そこに実家母も納骨するつもりでした。つまり父の遺骨は「無縁の墓」のあるお寺。母の遺骨は弟の買った霊園のお墓に納骨すると言う事です。
そこで、「骨肉の争い」というか「納骨の争い」となりまして、(^_^;)とにかく一度弟と直接話し合いたいと伝えたのですが、「お母さんは霊園でいいと言った!四十九日の法要はコロナだからしない。ただ、霊園にお母さんのお骨をおさめてくるだけだ。」とメールで伝えてくるばかり。
こちらも、父と母を別々のお墓に納めるなんてことは何とか阻止したいので、一旦今までお世話になっていた無縁の墓の住職に1周忌までお世話になって、そのあと、そろって霊園に納めてはどうかと提案しました。
すると弟は「青天の霹靂だ。私がそんなことを言うなんて思っても見なかった。」などと言い、その後、長文のメールのやり取り。とにかくあって話そうと言うのですが、「とにかく忙しい!」と拒否されてしまいました。
一時はどうなるかと思ったのですが、義妹のとりなしや、お寺さんとの話し合いを先にしたらどうかと第3者からのアドバイスもあり、結局父のお骨を引き取り、一緒に霊園に納骨することになりました。
弟は霊園ならいろいろ五月蠅いことも言われず、納骨も簡単に出来ると思っていたようです。
ところが霊園に納骨するにも自分たちで勝手に出来る訳もなく、霊園ならめんどくさいことしなくてもいいのだという、弟の甘い考えは打ち砕かれ…、結構へこんでおりました。
聞いてみると霊園も毎月管理料と言うものが掛かっているそうで、納骨にも別に4万円弱のお金が掛かりました(納骨とお墓への字を刻むのと、納骨式の手伝い諸々の費用)。(和尚さんへのお礼とお花代等は別)
父のお墓を移すにあたっても届けが必要で、そういう手続きが生理的に受け付けない弟にはとても苦痛な作業になった模様。
まだ、遺産相続の話も全く進んでおらず、かと言って私に相談なんぞするような弟ではないので、ひとりでキリキリカリカリしております。
唯一救いは義妹でして、今までいろんな事があり、実家母が存命中にははっきり言って私、彼女の事を避けておりました。が、なんだか風向きが180度代わり、「お姉さん、お姉さん」と何かと電話してきたりメールしてきたり、予告なく我が家に突してくるようになりました。
もっとも、今までの事があるので、私も全面的に心を許してはおりませんが、少なくとも義妹とは雪解けの兆しです。
ですが、いつもはお気楽なオットも今回は義妹の豹変に不信感を抱いています。喜ぶ私に「油断しないほうが良いぜ。どうも信用できねえ。」と宣っておりますよ。
哀しいかな、全面信頼が出来ないよし子がお送りしました~~。
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