曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

7度目の認定調査 そのままの評価が受けられそう

2019年10月10日 | 介護

オット母Bこさんの介護認定調査、色々悩んでいましたが、思ったよりそのまま評価してもらえそうな感じになりました。

要支援2と要介護1のはざまのBこさんですが、いいか悪いか当日になると出来たりして、最近は要支援でも仕方ないかなとわたくし半ばあきらめておりました。どっちみち介護が取れたとしても、Bこさんの場合、「介護内容」を変更するとは思われず、料金の方は高くなるだけなので、現実的には(価格的には)今のままの方がいいとは思われます。

ただし、要支援の場合S型デイと言うものに月2回通うというのが、通例というますか、「介護」ではないと言うことになります。このS型デイは自分の住居近くの会場まで「ひとりで行って」そこで、体操やらリクレーションやらやり、お弁当を食べて「ひとり」で帰るというものなので、Bこさんの場合、「ひとりで」はとても無理なので、そして、御贅沢なお口には市販の冷たいお弁当は…「まあ~~ずい」ものでして、以前半日のリハビリデイに+食事とお風呂のコースをしたときに、お弁当が「まあるでまずくて、食べえないよ。」と止めてしまった事があり、もうひとつ、お付き合いするのも元お嬢様方のみの(平民とは口もきけないそうな)ぴっかぴかのお嬢様にはとてもとても庶民的すぎでダメでございます。

まあ、その辺は過去記事を参照にしていただくとして(お暇な方は介護または支援のカテゴリーでご覧くださいませ)今日の認定審査の様子を。

いつもの認定審査の時は、Bこさんに何度も「今日審査の日ですよ」と言うのですが、今日は私からは全く「来るよ」とか「来るから準備して」とは言わないでいました。

それでも、一応Bこさんも内容は少しピントが外れてはいましたが、審査があることは理解しているようでした。

普段はカートを押しているのに、見栄を張って杖でよろよろ(前に進めないで足踏み状態)出てこようとしたので、

「いつも使っているものを見てもらったほうがいいので、カートを押してそのままリビングで待っていたらどうですか?」と言うと、

「デイでも私だけ杖を使えるように練習しているし、杖ん使ええないと困るとこもあるし云々」

もう一度「いつも使っているもので歩いているところを見てもらったほうがいいですよ。」(現実に昨日は病院に連れて行く時、平らなところもカートが進まず、緩い坂も戻ってきてしまって上がれなくて、車に乗り込むときも足が上がらず四苦八苦。帰りは家の外階段が登れなかった)

と言っているうちに、調査員のケアマネージャーが到着。

「見えましたよ。」という声が聞こえず、リビングの入り口の段差にスロープが付いているのですが、そこが越えられずにいる所をばっちりみられちまいました。ソファーもいつも座っているところでいいと言うのに、わざわざ角の座りにくいところに座ろうとし、うろうろしているのもばっちり観察されました。もちろん、逆U字型の見事な円背も披露。そして、耳がかなり遠くて、なかなかこちらの言うことが聞き取れない所もご披露。

まず、審査員の方から自己紹介があり、「ちょっと聞きにくい事とか不愉快な質問もさせていただくことがありますけど、ご理解くださいね。」

そして、第1問

Bこさん、今何歳ですか?

「72です。」\(◎o◎)/!

こういう質問に今まであれまな返事はしなかったのに、何度も72ですと言ってくれました。

ええもうね、わたくし心の中でバチバチ👏しちゃいましたよ。

今日は特に耳が遠くに行ってしまっていたので、こちらの気持ちもはっきり伝えましたよ。

わたしに介護されるのは嫌だと思っていることも、食事も色々いうので、すごく負担になっていることもはっきり言いました。

特に大小のおもらし時の処置の事も私には隠しているので、気が付かないふりをし、後始末はこちらでやっている(本人は自分でなんでもやっているつもりでしょうと言うことも)。

歩行は出来るが、最近は坂や段差はひとりで上がれず、外出時は2人で付き添わないと大変になってきた。

ずっと離れず夫婦ふたりで介護にあたっている。本人はやってくれるのが当たり前だと思い、不平不満を言うし、我儘を通してしまう。

食事はひとりで食べれるが、レンジでチンしたものを運ぶことは出来ない。

調理は出来ますか?のところで、はっきり言ってやったぞ。「もともと上げ膳据え膳で何もしない人ですけど、もう7,8年は火を使ったりしたことはありません。」(以前の調査の時には、レンチンが出来れば自分で調理できると判断されると言われたわ( ̄▽ ̄;))

結果、「ひとりでの外出は出来ない。歩行に介助が必要」と判断されました。

洗髪は美容院に週1、入浴はヘルパーの入浴介助週1+デイで週2回。訪門リハビリ週1、どこかの病院に週1の割合で連れて行き、デパートにも頻繁に連れて行っている。(前回はどっこも連れて行ってくれないと宣ってくれましたがね~~)

つまり、毎日何かあるっつうことですわ。

たぶん、補聴器を入れる前(というか補聴器はもともと夜TVを見る時だけはめているだけだが、調査などの時にははめてくる)に来てしまって、こちらの言っていることが全く聞こえなかった模様。

オットともこれはこうだよねと確認しながら回答していったので、かなり、正直なところが伝わったと思います。

まあ審査が厳しくなっているそうなので、介護が取れるかどうかわかりませんが、こっちの気持ち的に、今日は良かったかなと思います。

いやあ~、何と言っても「72才です」が良かったねえ~~。

ちょ~~と晴れやかな気分になりましたよ。