曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

指と頭のリハビリに  その1

2019年06月02日 | 高齢者

 

残念ながら自分自身の事でカテゴリー「高齢者」です。

まあ一応医療保険、介護保険ではまだ前期高齢者にはなっていませんが、ひと昔なら当然おばあちゃんと呼ばれたお年頃。

実際小5筆頭に、孫も3人いるし。お祖母ちゃんにはちがいないのよ。

3月に白内障の手術をし、花粉症の方も5月連休明けぐらいからやっとやっと治まってきて、ちょっとスッキリしてきたので、ピアノの練習を本格的に再開しました。

子どものころからピアノは結構本格的に習っていて、子育ての最中に再度グレードに挑戦。音楽理論だの聴音だの初見だの様々習いまあまあのところまでグレードを取り、一番上のグレード挑戦中に習いきれずに(お金の面でも)断念するも、丁度今のEテレ(昔の教育テレビ)でやっていたピアノの

シリーズでやっていたレッスンを見て、(これ以外にもベートーベンだのポップス、リチャードクレイダーマンのシリーズもあった)自主練をしていたんですが、50代になってから、手の関節炎と手指の変形に悩むようになりました。

特に右手の中指は元の太さの1,5倍ほどに一晩で腫れあがり骨棘が関節の中に数個できてしまい、今は腫れなくなったものの、3年ほど前までは冬になると腫れて傷みました。親指や手首も時々腫れて痛み、ピアノを弾くのが難しくなってしまいました。

それに、ピアノは1階のリビングにあり、オット父Gオさんが亡くなってからはほぼほぼ一日オット母Bこさんがリビングで過ごすし、自分の部屋に居てもトイレに行く時には中を通るので(以前は廊下で行き来が出来ていたが、歩行困難の為段差のある廊下が歩行できなくなった)別の意味でピアノを弾くのが困難になったのです。

3月に白内障の手術を受けるのに、花粉症があまりひどいと手術が出来ないとの事で、花粉の飛びだす1月末からは引きこもり生活になりました。今まで毎日外を歩いていたのですが、今年は我慢我慢。とにかく手術が終わり安定するまでというか花粉が飛ばなくなる5月連休明けまで引きこもりつうわけで、5カ月引きこもり。

オット母Bこさんと日がな顔を突き合わせているもの嫌なので、食事の片づけが終わると2階に上がってきてしまうのですが、そのころになるとPCやスマホなどはとても見にくくなってきていたので、(もちろん書籍も見難いしくたびれる)冬西日のあたる娘の部屋でぼ~~としておったらですね、上の写真にある電子ピアノ。夜ピアノの練習が出来るように買ったもので、ピアノの一音一音の音色あ強弱もちゃんと出るグレードの高いものです。これで練習してみようかと、まずはモーツァルトから。

本はもうこんなボロボロなんですけどね。私の腕と一緒で補修が必要です。

  

まず、というかこの時は基礎的なそして、音階が主になっている為指の練習にとてもいいものなので、とにかく固まってしまっている指を動かすところからという感じ。ピアノの練習というより指のリハビリのつもり。

ところが、何年も引いていなかったこの電子ピアノ、何ヶ所か鍵盤を下げたら戻ってこないところが数カ所((+_+))

わたしと一緒。油切れ状態。

押して下がってしまった鍵盤をあげあげしながら、ぽちぽちと練習開始。

だんだん音も思い出してきて、またすぐ隣の音を上がり降りするような指を広げなくてもよく、また大きな音を出す(鍵盤をバンと叩くようにして引くような手首や指に負担の掛かるもののない)必要のない曲から徐々にモーツァルト中でも少しずつ細かく動かすものへ。

音は沢山あるものの、大きく離れた音はないので、曲がったままの指でも弾けるようになってきました。

4月まではモーツァルトの本の中のほとんどの曲は弾けるようになりました。

特に白内障の手術後は音符が良く見えて、一層弾き易くなってきました。

電子ピアノの方も、徐々に油が回ったのか、鍵盤の動きがよくなり、引っかかって上ってこないと言うことが無くなってきました。

弾けるようになってくると益々楽しくなり、練習時間も必ず確保できるように、頑張れるように。

 

その2に続きます。