曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

Bこさんの痛いは?仮病?

2018年09月14日 | 高齢者

あえてカテゴリーは「高齢者」に。

「医療」か「介護」はたまた「支援」かってところだけれど。

御年92才女子の女心?はたまた、高齢者独特の心理なのか?

お腹が緩い、いや今度は出してもらった薬のせいで便秘だ→下剤はもうこりごり云々で、自分ではお腹?の体調不良を訴えて、2週間。

その都度掛かりつけ医で診てもらうも、お腹は悪くない。

ついに、デイは2週間お休み(Q ))  ><ヨヨま!いいんだけど!別に何の面倒も見ないけど~~。

そして、前傾姿勢及び右側への傾きが尋常でないレベル。食べるときもテーブルの上に背中の一部しか見えない状態。右前に大きく体を倒し、隣の椅子の座席で食べているような状態。

足の歩みもカメからカタツムリ。いやカタツムリも\(◎o◎)/!な状態。

週1回家での入浴介助のヘルパーさんがあまりの動きの悪さと、動作の途中で、手順がわからなくなることがあったそうで、私にも至急脳の方を調べてもらったほうがいいんじゃないかとアドバイス。

次の日ケアマネから様子の聞き取りがあり、もしもまたデイを休むと言ったら、僕が至急様子を見に行きますからとの事で。

まあまあ、次のデイはなんとか出かけたんですが、帰ってきてから「いた~い、イタ~イ!」と何かするたび(動かせようとする度)叫ぶわけです。そして、なんと自分から紙おむつをすると言い出したのさ。

なにせ、一番奥の部屋にいるので、そこからトイレまでが遠い遠いわけです。もう10年前から、玄関わきの和室がトイレの真向かいなので、そこにベットを置いてそこで過ごしたらどうかと言うのですが、なんとしても奥の部屋がいいと。(ちなみに奥の2部屋を占領+納戸に別室の押入れもBこさんの持ち物が入っています。)

その紙おむつも様々騒動があったんですけど、そちらはまた別の記事で(それに関してはオットの問題だわ( ̄▽ ̄;))

まあなんとか、紙おむつの使い方を教えて、その晩は無事過ごし、と翌朝オットに掛かりつけ医にこの薬をもらってくるように私に内緒で指示するBこさん。

そこで、オニヨメ!出しゃばりましたよ。

「この薬は診察を受けないと出してもらえないし、お腹の具合が悪いんならちゃんと見てもらったほうがいいですよ。」と渋るオットを横目に、わたいがBこさんを無理やり掛かりつけ医の診察を受けさせましたです。ハイ!

と、掛かりつけ医は「おなかはやはりなんともないので、あとは(認知症の進行、あるいは脳梗塞等)気になるなら心療内科の○○先生の診察を受けてください。」

オニヨメそのまま、○○医院に直行です。

と、Bこさん、「もうお腹はなんともないからいいにしとくよ。さっき(便が)出たから。」ですと!(さっき、出ないでないと騒いでいたのは誰?薬をもらってこいと言っていたのは誰?)

私「でもね、あちこち痛いんですよね。しびれて困っているんですよね。こちらの先生はその症状の専門家なので、診てもらったらどうですか?昨日も、さっきここへ来るときも、手が痛い痛いって叫んでいたじゃないですか。」

Bこさん「そうだよ、痛くてたまんないだよ。」

私「だからその原因を見つけてもらいましょうよ。」

Bこさん、しぶしぶ「そうだね…診てもらおうか。」

しばし待ったのち診察。問診票を見ながらDr「右側が痛い?どの辺が痛いですか?」

Bこさん、「どっこも痛くありません。なんともありません。」

私内心(え~痛くないの?あの大騒ぎはなんだったの?さっきも痛い痛いって騒いだのに)

Dr(後ろでえ~の顔の私を見ながら)「でも、足が不自由そうですよね?痛くはない?」

Bこさん「そうなんですよ。足んバカになっちゃってぜ~んぜん動かないですよ。町に行く時もカートを頼りにや~と歩いているですよ。」

Dr「ここに入ってくるときもカートですよね。町だけじゃなくて、普段からカートを使うんですよね。カートを使えば歩けますよね。どこか歩くときに痛みますか?」

Bこさん「いえ、全然痛くはないです。痛くないもんで歩けないです。(この矛盾!)」

Dr、もう一度問診票を読み直し、小さな声で「ああそうか、そっちの方ね。」

Dr,「もしかしたらね、頭の方を調べたほうが動けない理由がわかるかもしれないから診てみましょうか?ね、一度頭のレントゲンを撮ってみましょう。でも、レントゲンの台に乗れるかな?横になれますかね。」

私「大丈夫です。いつも寝るときは真っすぐあおむけで寝ていますから。むしろ横に向けないです。」

紆余曲折したのち、CTを撮り

Dr「どこも悪いところはありませんでしたよ。関節の動きもいいし、神経も大丈夫のようなので、あとは自分で動こうと思うしかありませんよ。動こうと思えば動けますから、頑張って動いでなんでも自分でやってみるともっともっと歩けるようになりますから、頑張ってくださいね。」

終了!

あれま!

脳には異常がない?!

リハビリも週一を増やすなりして(本当は週2回を1回に減らしてしまった)とにかく動くしかないとの事で、当然薬もないし、他の処置もありません。

はい!

つうわけで、帰り、段が「わたしゃ、ここは登れえないと思うだよ。」とのたまうBこさんに

「できます。登れます。出来ると思えは出来るって先生にも言われましたよね。自分で登ってください。」

と言うと動かしてもいないのに「いたたたた!」

オニヨメ冷たく「痛くないんですよね。(本当に痛ければさっき痛いと言ったはずですものね)できると思えばできます」と突き放すと仕方なく登りました。はい!

ついでに「頭を出来るだけ挙げていないと、どんどん筋肉が落ちてきてもっと前のめりになってしまいますよ。頑張って顔を起こしてとも言われましたよね。」

Bこさん仕方なく頭をあげる。

夕飯時頭をあげて一応食事が出来た。と、やたらお口も回るようになり、オットにああだこうだ言って、オットもうね(;一_一)露骨に嫌な顔ですわ。

こっちは、万々歳ですけどね~~。

①痛いはうそ。動きたくないから

②頭をあげていれば頭もクリアになる。

③出来ないと騒いでいたことが実は出来る。やりたくないだけだった。

と言うのがわかったんで、これからはスパルタです。いややっぱり、病気かもと思えば、こっちも先に手を出しちゃいますけど、手の掛けすぎつうことですものね~~。

これで、気楽に出かけられますわオホホホのホ(⌒∇⌒)

 

コメント
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