曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

諸問題発生 夫婦関係修復できるか?

2018年03月21日 | 夫婦間の問題

結婚して35年目にして、はじめての大きな喧嘩。(その1 その2

今までオット両親との完全同居と言うこともあり、何か不満があっても、直接的にはぶつからないで、喧嘩は回避来ました。まあ、外出時子どもの前ではやりあったことはありますが。その程度です。

あとは、いわゆる介護が始まってから、なんとかオットを介護にかかわらせようとの格闘はありましたが、自分たちの「金銭問題、遺産相続だの生命保険だの」と言ったことは、直接対峙することなく来たわけです。

今回の事は、オットが悪意があったりしたわけではないのは重々わかっています。財産を私には渡さないとか、そういうことではなく、「大人のADHA」であることが大きな原因と思っています。

「大人のADHD」→こちらを参考にしてください。

ここに出ているテストのほどんどがオットに当てはまります。私も仕事関係の講習会などで勉強して、これはオットだと思い当り、それがわかれば対応方法があります。というか、それまでの「自分勝手なオット」と思っていたことが、「他人の気持ちを推し量ることのできないという症状なのだ。」そのサイトにも載っていますが、その対策と言うか対応があって、うまく持っていくと、穏やかに出来るのです。

ですが、「衝動性」よく考えずにいいと思ったら、即決してしまう。計画的に行動することが出来ない。人の話を最後まで聞けない、説明書を読めない等がありますから、相手が「いい事を言っている」と思ってしまったら、よく考えず、いえ、よくではなく、何も考えずに突っ走ってしまうのです。

一度こうと思ってしまったことを、修正させる、考え直させると言うのは、彼にとってはとても難しい事です。

今回の事の説得と言うか、話し合いはオット母Bこさんがデイに行って留守の時に、こちらが感情的にならずにおこなわなくてはなりません。

と、思っていても、それがなかなか難しい。

そして、抽象的な言葉は相手に伝わらないし、あいまいな言い方は相手の気持ちを推し量ることが出来ないオットには難しい。かといって、否定されると、もう聞く耳は持たない状態になります。パニックになってしまったりもします。

とりあえず、「生活をしていくうえで必要なお金」に何があって、それだけ必要かと言うことを話しました。先の見通しの出来ないオットは、毎月の生活費が必要なものと言うことは分かりますが、例えば家電の買い替えや、家の補修等の費用がかなり掛かる、一度に家電も壊れてしまって、思いがけない金額は必要になるなどと言うことを理解するのが難しいのです。

そこで、まず、身の回りの事から、様々なお金がかかることを、事細かに説明するところから始めました。

これも、一気に言うと途中でパニックになるので、(実際、文字通り両手で耳をふさぎあらぬ方向を向いて拒否の姿勢)そうなったら、一旦やめて、落ち着いているときに、クーラーが何年前でそろそろ危ない、冷蔵庫は息子が部活で氷だの保冷剤が必要で、その時買い替えたから、もう18年になるから、いつ壊れてもおかしくなくて、買うといくらいくらかかりそうだよね。温水器も5年前に一度修理してそれを使っているから、こちらも危ない。etc。

と言うことは、一気にくればまとまって大きなお金が出るし、順番に買い替えになればその都度お金がかかるわけで、その分を用意しておかないといけないよね?

自家用車は保険だの点検だの車検で維持費がいくら掛かる?車は何年後に買い替える予定?

家は?この間雨どいが詰まって修理したよね?他もいろいろ修理が必要だよね。床もきしむようになったからそれも見てもらわないといけないかな?税金も含め、家を維持するにもお金が掛かるよね?

もしも、子ども達と一緒に暮らすとか、自分たちが介護が必要になったら、家の立て替えだって必要でしょ?

今までの収入がどのぐらい減ったかわかってる?今の年金だけでは暮らせないわけだから、取り崩していくんだよね?それが10年たったらどのぐらいになると思う?

まあ、この辺は序の口です。

この後は、今までの生活の中で、私の収入や実家の父親の遺産などをどのぐらい家計に入れていたかと言うことを延々と具体的に伝えました。

相続税対策をしなくてはならないほどお金が有り余っているならば、今までの分として、わたくしに贈与して頂きたいもんでございます。子供たちにも限度額を守れば贈与が出来るわけで、何も生命保険で相続税対策してもしかしたら露と消えるかもしれないものに大金をつぎ込むこたあないんでありますよ。

どの程度、オットが理解できたかはわからないままでしたが、それこそ、心カテーテル検査を行う前に、あまり心臓に悪いことも言ってはいられないので、その辺は考慮しながら、自分ではうまく持って言ったつもりではありますが、オットから今回の生命保険についての話はなかったので、内心がわからないまま、検査入院の日を迎えました。

まだまだ続く~~