曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

優しさを作るホルモンがある

2014年06月30日 | 心に響く言葉

先日何気なく(他に見るTV番組が無くて)見た番組で飛び込んできたのが、

「優しさを作るホルモンがある。」

という言葉でした。

途中から見たので、前半はわからなかったのですが、

なんでも、脳から優しさを作るホルモンが思春期になると沢山作られて、それは、赤ちゃんの時から触れ合いがある育てられ方をすると沢山でる。そして、特に女性は出産後にそのホルモンがたくさん出て、赤ちゃんをかわいがる。

子どもの時にかわいがられなかった子どもはそのホルモンの量が少ないが、触れ合い(ハグや握手、笑顔)の後には、そのホルモンが沢山出るのだと言うような内容だった。

実際に人間関係がうまく築けない自閉症の人にはこのホルモンが少なく(これは愛情とは関係ない)このホルモンを使って、治療をする方法が検討されているそうだ。

ちょっと、びっくりは、アフリカのどこかの村には思春期に男女が入れ替わってしまうという、不思議な現象が沢山見られるそうで、それもこのホルモンが関係しているのではないかと言われているそうで、途中から見たし、なんて言う番組だったかわからず、しばらくしてから、

「優しさを作るホルモンがある」で検索。

ちゃんと、この番組がヒットしました。

その中で、具体的にわかるのが→ こちら と こちら(NHKスペシャル) すべて載っているのが→ こちら

スキンシップが優しさを作るっていうのは、今の自分の状態にちょっとヒットするところでして。

それは、Bこさんの変化。

オット母Bこさんは、とても良家のお嬢さん。ばあやとねえやに「育てられた」Bこさんは、実母との触れ合いがないまま育ったようだ。ばあやとねえやでは、いわゆる親子の愛情ではなく、雇い主と家来の関係だから、小さいのに上から目線。私はあなたとは違うのよとか、あの人は私とは気軽に話しが出来る身分じゃないってのが、結婚した当初30年前のBこさんの口癖だった。

自分の子育ても人任せだったようで、結婚した時、また子どもが出来た時(Bこさんから見れば孫)もどうも、この人は普通に「かわいい」という感情がないのではないかと、思ったものだ。

そして、私の娘が子どもを産み(彼女から見ればひ孫)その時初めて、「子どもを抱いた」り、お風呂に入れるのを見たがったり、かかわりを持とうというか、かわいがろうと言う気持ちが芽生えたようだ。

それから、5年経ち、今は自分が私に手をひかれて歩く。手をつなぐと「うふふ」と笑う、かわいらしいおばあちゃんに大変身。

あれは、やっぱり、触れ合ったからではないかと思うな。

こっちも、それまで、正直Bこさんと手をつなぐなんぞ、思いもしなかったし、嫌悪感の方が多かった、Bこさんに対する気持ちが変わったのは、「手をつないだ時」その時、劇的に変化する自分の気持ちに自分で驚いた。

オキシトシン

それが、その不思議な優しさを作るホルモンの名前です。

実はそれは、出産を促すために出るホルモン。一方は子宮に、一方は脳に向かってオキシトシン細胞は伸び、これが子供をかわいいと思う源になるのだそうです。

例えば、結婚まじかの男女がキスをして10分後にこのホルモンを測定すると、男性は男性は26%、女性はなんと213%オキシトシンが増えたそうです。やはり、女性の方がこのホルモンは沢山出るという証明でもありますね。

今思えば、まるでかわいくない皺だらけの油まみれのその赤ちゃんがたまらなくかわいいと思えたのは、そして、ひとり目よりも2人目の方がその気持ちは強かったのは、このホルモンのお陰。そして、子育てを通して更にホルモンは沢山出て、かわいいという気持ちが大きくなるのでしょう。

キスでなくても、見つめ合うだけでも、ちょっと手を触れるだけでもいい。

もちろんハグや、ダンスは笑顔にもなり、たくさん、オキシトシンが出るそうです。

触れ合う事。

これは、本当に大切なことなんですね。

先日、Bこさん、オットに頼み、何やら通販で買い物をしておりました。

と、それはTシャツが色違いで2枚。しかもLサイズ(BこさんはSサイズ)。そのうちの気に入った色のをきてくれと言ってきました。以前ならそんなことは思いもよらず、Bこさんもそんなことはしないし、私も着ようとは思わなかったですが、たぶん私のサイズに合わせて買ってくれただろうそのTシャツ。素直にありがたく頂きましたよ。

まだ、開けてないけどさ(^_^;)本当はもうちょっと明るい色だよ。袋に入ったまま写したら色が薄くなったけど。ちなみにBこさんはグリーンです。しかし、Lで大丈夫かえ?

ま、まさか、Bこさんとおそろいで服を来る日が来るとは思いもしなかったよ…