曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

最近のGオさんとBこさん

2013年08月22日 | 介護

最近暑さのせいか、体調を崩す人が多く、私の友達(まだ50代)は、久しぶりにお茶した、数日後なんと、心筋梗塞で緊急入院!

仕事関係でも責任者として頑張ってくれていた人がやはり緊急入院。

娘の嫁ぎ先の近い親せきや、義妹(私の弟の妻)のお父さんは余命宣告とのことで、こちらも2人とも現在入院中。

娘のところは入院先も近くなのでいいのですが、弟のところは遠方で、飛行機の予約が取れず、とりあえず義妹はすでに出かけ、順次子どもたちや、弟も駆けつけることになり、結果、今週末はGオさん、Bこさん、に加えて、実家母Yこさん、トリプル介護とまでいかないけれど、トリプル見守りとなりましたあ~~。

さすがに、この暑さは若いつもりのGオさんも、よろよろになってきたBこさんにもかなり堪えています。

朝から一日中クーラー(一応28℃にはしてあるけれど)と大音響のTVを見ながら、うつらうつら、Bこさんは右に大きく傾きながら、Gオさんは上を向いてそんなに開ける?ってほど大口の口をぱっか~~んと開けて、ソファーか椅子に座ったまま、一日過ごすという、だあらだらの毎日。

当然、脚は萎え、どちらもケつまずかすに歩くなんてことは出来ず、どちらかがつまずくかぶつかるか、よろめくかしています。

それでも、Gオさんは、少しは妻であるBこさんの面倒も見ないといかないかなと思いだしたようで、病院の付き添いもしてくれるようになりました。

が、それはそれで、Gオさん運転の車での送迎になってしまうので、どうしようかっていうのもあるんですけど、それこそ、なくなった叔父たちの伴侶(伯母さん)は山間部なので、車が無いと病院にも行けないので、ひとり暮らしをしていくのには、かるく、80歳超えのおばあちゃんの車の運転が、この辺でのシニアカーのようなものなので、あの道を運転しているんだし、(静岡市街地はほとんと高低差が無い)まあ、仕方ないかなと、黙認です。

私の娘や息子(Gオさんたちから見ると孫)は、もうやめさせろとか、Bこさんは近くでもひとりで歩かせるのは危ないからと言いますが、あまり手を出してもなあというのがあって、とってもその加減がむずかしいです。

正直、Bこさんの方は、ひとりで歩かせるのはかなり無理があるようになってきました。たぶん、他人から見たら、あのおばあさん、ひとりで大丈夫かしら?と手を貸したくなるような歩き方です。しかも、杖も歩行器も使わず、前と右に大きく傾いたまま文字通りよろよろですからね。

それに、Bこさんは、ポットの上を押してお湯を出すというのもむずかしくなり、ガスのスイッチも押す事が出来ない時があり、かなりの筋力の低下が出てきて、それでも、ひとりでやろうとして、落としたりこぼしたりが、ひんぱんになりました。

食事も箸の使い方がうまくできなくなり、箸が悪いんだとか言ってなんどもいろんな箸を買ってきて使ってみますが、口に物を運ぶがとても困難になってきていまして、それもあって、食事が進まない、途中で休んで、そのまま忘れてしまい、かちんカチンになったご飯をまた、思い出して食べようとして歯が痛いを繰り返しています。

今もひとりですぐ近くの歯医者に行ってきましたが、ホントは歩く時に付き添った方がいいんだろうけれど、と思いながら送り出しました。暑いしねえ…。

でも、ヨメさんに、自分の体の衰えを見られたくないって思っているのはよおお~~くわかるので、見て見ぬふり、気付かぬふりなんですが、もしかしたら向こうは何も気づいてくれないなんて思っているのかもしれないですね。

とっても難しい匙加減です。

ヘタに言えばプライドが傷ついてになりますしね、あまり手を出せばますます出来ることができなくなっていくでしょうし…。

兎にも角にも、この暑さいつまで続くか…

老いも若きもその中間も、体調管理、気を付けないといけませんね。