伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

キョースマ

2009年03月12日 | 本・書評
「キョースマ」という情報誌は
関東や東京で売られているかどうか分からないけれど、
関西では、
いや京都ではどこの本屋にもあるポピュラーな情報誌。



今回は、著名人が語る京都の様々な場所の特集みたいだ。
中には市バスの何号線というのもある。
養老孟司のインタビューが巻頭に載っているが、
彼は京都国際マンガミュージアムの館長だからだ。


私はマンガミュージアムが出来た時、
館長に養老氏が選ばれたのを知って、
なぜ京都に住んでいるわけでもないこの人を館長にするのかな、
高いお金を出して雇って、
京都と何も関係ないじゃん(マンガとも)、とか思っていた。
今でもなぜ彼が館長なのか分からない。
でも養老氏は機嫌良く館長を務めているみたいだが…。

それよりも、今回のこのキョースマで嬉しいのが、
京都新聞を紹介していることだ。
京都新聞ファンの私はとても嬉しい。


京都新聞の良さは、一口には語れない。
地元に根ざした記事内容であることはもちろん、
文化財の公開、保存についての記事、
発掘調査の記事が多い。
連載記事も良い。

(現在は釈徹宗さんの「醒酔笑」についての毎週の記事が
抜群に面白い。)
一面を使った広告さえも面白い。
季節になると鴨川の(全店の)床の広告。
新学期や七五三には神社の案内広告も一面全部を使う。


キョースマには、
京都にはえらい人が沢山いるからコメント取りには苦労をしない、
という京都新聞記者の談話があったが、
梅原猛様や瀬戸内寂聴氏などが
変わりばんこに朝刊に雑感を書いているし、
山田知事や門川市長などと識者の対談なども載る。
山折哲雄、狂言の茂山家なども良く出る。

全体的に文化的なカオリが漂っているのが良い。
京都新聞は見出しも面白い。工夫をしていると思う。


でも本当に一番好きなのは、
記者さんたちの暖かさだろうかな…。
それが記事の端々から感じられるのだ。
ある記事を読んで感動したのがきっかけで、
ああ京都新聞の記者はすごいなと思った。
それについては、いつか別の機会に書いてみたいものだ。



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