伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

女子SP結果/誇れる4A

2022年02月16日 | 羽生結弦
張り詰めていた心が緩んでしまって、
女子にまでなかなか気持ちが向かなくてちゃんと見てないが、
結果だけ…。


坂本花織選手が快挙、SPで3位発進
渦中のワリエワはトップだったが3Aでミスがあった


イベントページ
https://results.isu.org/results/season2122/owg2022/index.htm

女子SPリザルト
https://results.isu.org/results/season2122/owg2022/SEG003.htm

1ワリエワ 82.20  44.51/ 37.65
2シェルバコワ 80.20  42.87/ 37.33
3坂本花織  79.84   43.22/ 36.62

4トルソワ 74.60
5樋口新葉 73.51
6ユヨン  70.34

7ヘンドリックス(ベルギー) 70.09
8アリサ・リウ 69.50
9キム・イェリム 67.78

15河辺愛菜 62.69



女子SPプロトコル
https://results.isu.org/results/season2122/owg2022/FSKWSINGLES-----------QUAL000100--_JudgesDetailsperSkater.pdf

・坂本選手は要素をすべて高い加点で決め自己ベスト、80点に迫る
・樋口選手は3Aを決め5位、今までで一番きれいな3Aだったのでは。
・ワリエワは3Aでステップアウト、
相変わらずセカンドのどっこいしょジャンプが汚い
・河辺選手は3Aで転倒



京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/732430
「灰色」のヒロインに視線集中
ワリエワ、ジャンプミスで涙も


ドーピング問題があったワリエワ、
灰色のヒロインとまで言われてしまってる。。

ドーピングに関していろいろあったロシアだから
狙われたような感じがする。
偶然であって故意ではないのだから気の毒にも思うが、
表彰式も行われないらしいという大きな問題になってしまった。

ワリエワが優勝してもいろいろ言われてしまうだろう。。


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羽生結弦選手の4Aに対する思い・・・。


日テレで荒川静香が羽生結弦選手にインタビューした内容が
羽生選手の4回転アクセルへの考え方、
…彼がそれをいかに誇りに思っているか、がよく分かるので
一部、抜粋してみようと思う。。






日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/category/sports/45737ecc22ad42768b68571ea001ec77
「あれが僕の全て」
羽生結弦が荒川静香さんに明かした4A挑戦の舞台裏
「羽生結弦のアクセルになっていた」



羽生結弦「五輪は幸せな場所」「悔し涙流した選手の分まで頑張りたい」
荒川静香さんに語った3度目の五輪「僕のアクセルでいたい」

荒川さん
「4回転アクセルへの挑戦は、
『他のジャンプの延長線上ではない』と思いましたが、どうでしょうか?」

羽生選手

「例えばトウループ、サルコウだったら4回転半回るんですよね。

何回か4回転半のために5回転を練習していたこともあるんですけど、
そのとき4回転半回るんです。

ただやっぱりアクセルは回転の方法論がぜんぜん違った。
他の選手たちにとっては技術的に似てるとか、
同じように回れる選手もいるかもしれないですが、
僕のアクセルではそうではなくて。

だからこそ『僕、羽生結弦のアクセル』になっていたと思いますし、
その羽生結弦の(アクセルの)延長線上に、
ちゃんと4Aがあったことは僕にとっては誇りです」


荒川さん

「勝負しながらの挑戦が、『さすが羽生結弦選手』だなと思いました。
どっちかをかなえるのは難しいのに、両方この五輪では挑みましたね?」


羽生選手

「やっぱりルッツとかループをいれて、前半サルコウ、
そのあと助走なくトリプルアクセル、後半トウループ、トウループ。

そういう構成はできなくはない、練習していれば。
ただそれは僕じゃなくていいかなっていう。

『羽生結弦のプログラム』としてそれが必要なのかなと思うと
なんか違う気がしてる。
アクセルを入れて勝ちたいって強く思ってしまいました」


荒川さん

「体さえ整えば完成もみえるのでは?
というところまでアクセルは来ましたが、この挑戦は?」


羽生選手

「僕のアクセルの理論で、自分の、羽生結弦のアクセルを
保持したままで最高点には本番でできたと思っています。

もしかしたら違う技術をとり入れたら回り切れるかもしれないし、
着氷時にうまく着氷すればできたかも。

でもそれは僕じゃないので。
なんか…そんなアクセルだったら僕はいらないって思うんです。

やっぱり僕のアクセルでいたい。
だからある意味では納得してますし、
あれが僕の全てだったかなと今は思っています」






+++


「羽生結弦のアクセル」というのは、正しい技術を使ったアクセルだ。

近年、下回り(プレロテ)で氷の上で一回転回ってから後ろ向きに踏み切る
アクセルを跳ぶ選手もいるが(ネイサン・チェンのように)、
それは下回りであって、ずるいジャンプだ。
正しい技術とは言えない。

それでも審判上は取り締まられないから、
アクセル・3Aとして認められてしまう。
プレロテをする選手が有利な現在のジャッジであり、
正しい技術を持っている選手には不利であり、損になってしまっている。





けれども羽生結弦はそのずるい技術で跳ぶことは出来ないのだ。

幼いころから基礎を叩き込まれ、
正しい技術でアクセルを跳ぶことが当然として練習して来た。

もしかしたらプレロテで跳んだらもっと楽に4回転アクセルを
跳べたかもしれない。


だが、羽生選手はそれは、それをするならもう自分ではない、と。
「そんなアクセルならいらない」とまで。
自分のアクセルでいたい、と。


自分の信じる正しい技術を使って挑んだ4回転アクセル。
それが羽生結弦の理想のアクセルだから。
だからあの北京五輪で挑んだアクセルは、彼の誇りであり、
あれが羽生結弦選手のすべてだった、と誇れるのである。


決して楽な道を選ばない羽生選手。
たとえ困難でも自分の信じる道を歩み、そして挑み、
そして…現実のものにし、世界に示して見せた。
点数には反映されなかったとしても。。

…捻挫して、壊れた足で、痛めた足で…
それでも4Aという最高難度のジャンプを跳んだ。


それが「羽生結弦」であるからだ。


誇りと信念を貫いた4Aへの挑戦と「天と地と」のプログラム。

4Aを入れないプログラムという選択もあったが、
「それは僕じゃなくていいかな」という考えだった。
あくまで「羽生結弦」を貫き通した。








今は、心震えるような気持ちで羽生選手の挑戦と実りを、
その努力の結晶をただ、ずっと心の中で反芻している。
今も、これからも、きっと色褪せない演技。
それが羽生結弦のアクセル。「天と地と」だ。

忘れられない演技となった・・・


↓画像
読売新聞写真部
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毎日新聞写真部
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・・・
もしかして現採点方式へのレジスタンスプロテストだったかもしれない…とも…



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↓どんな内容なのか詳細が分からないが一応

北京冬季オリンピック 永久保存版 
羽生結弦 伝説への跳躍 全記録
講談社
1,760円
2022年02月19日頃
96p






Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2022年 2/22号 [雑誌]
489円
2022年02月15日




コンビニでも売り切れになっていた本、
とても良い内容だった




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