伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

祇園祭近づく

2014年07月08日 | 祇園祭
気が付けばあっという間に7月で、
7月といえば京都では祇園祭だ。
もう会所での稚児舞も終わったし、
今頃鉾町では祇園ばやしのお稽古にいそしんでいる頃だろう。
そういっている間に鉾建ても始まるし宵山ホコテンも始まる。

何といっても今年の話題は、
山鉾巡行が先祭り、後祭りの2回になったことだ。
49年ぶりとかで、もともとは巡行は2回あった。
それが、観光のために17日一回にひとまとめにされたのが、
49年前だったのだ。
今年は大船鉾が後祭りに加わって巡行に参加することになったし、
京都ではこの、巡行の分離に盛り上がっている。


だけど、私は17日、
昼ご飯を食べ終わって1時過ぎてから地下鉄で四条烏丸まで行き、
新町まで歩いて最後の辻回しを見るのが好きだった。
私の家からだと、
昼ご飯を食べた後でも最後の辻回しに間に合ったのだ。
昼から、
よく新町を通る鉾たちを追いかけて写真に写したものだった。
一回だけの巡行も、そんな風に私には楽しいものだった。
その楽しみがなくなってしまう。
去年、辻回しを見たのが最後の私の祇園祭見物かもしれない。


そう思うと、
祇園祭が元の姿に戻ることは喜ぶべきことなのに、
何となく寂しい。
私だけかもしれないけれど、
もう前みたいにゆったりと祇園祭を楽しめないのかと思うと、寂しい。
宵山、宵々山のホコテンも一日減った。
後祭りにはホコテン(屋台)は出ないのだという。


祇園祭はもう、遠いところへ行ってしまった。
私の手の届かない、高尚なところへ行ってしまった。
つくづくそう思うのだ。
無邪気に楽しんだあの祇園祭。
楽しめるのだろうか、今年は。どうなるのだろう。
そういえば、山鉾巡行の日は医者へ行く日とかぶるので、
テレビでも中継を見られないのだ。
悲しいことだ。なんて悲しいことだ。


そういえば、後祭りの巡行はテレビ中継があるのだろうか。
ないだろうな。絶対。
それも悲しい。
ずっとなじんで来た私の祇園祭。
去年でそれは終わった。
本来の姿に戻すことは必要なことだったのだろう。
だけど、私のずっと楽しんで来たあの祇園祭はもう終わってしまったのだ。
悲しい、悲しい。




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