伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

羽生選手の雑誌・SP秘話など

2022年01月31日 | 羽生結弦
珍しく京都新聞が
羽生結弦選手とネイサン・チェンのことを記事にしていたので─


京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/721853
海外メディアから氷上に熱視線
北京五輪、羽生・チェン決戦
2022年1月31日 5:04




【北京共同】
北京冬季五輪フィギュアスケート男子で
94年ぶりの3連覇が懸かる羽生結弦と
世界選手権3連覇のネーサン・チェン(米国)の氷上決戦に、
海外メディアから熱い視線が注がれている。

スポーツ専門放送局ユーロスポーツ(電子版)が
「大会のハイライトの一つになるだろう」と伝えるほどだ。

 数種類の大技に加え、表現力も優れる2人。

国内外で人気を誇り、音楽に溶け込むような滑りで魅了する羽生は
「氷上のプリンス」(ロイター通信)、
高難度の4回転ジャンプを5種類も跳べるチェンは
「4回転キング」(USAトゥデー)との異名がある。

(続きは会員記事)

(夕刊に続きが書いてあった)(一部抜粋)


AP通信は
「羽生は競技の限界を押し上げて来た。
日本では俳優の渡辺謙や米大リーグ、エンゼルスの
大谷翔平らと並ぶスター」と紹介。

「彼が大勝負でベストの力を発揮できることはソチと
4年後の韓国の五輪で証明されている」と称賛する。

(略)

ユーロスポーツは前人未到の技が「完成に近づいている」
とした上で「ハイリスク、ハイリターン」と分析した。



京都新聞では極めて珍しいことで。
ユーロスポーツがフィギュアスケート男子「氷上決戦」が
北京五輪での「大会のハイライトの一つ」と伝えたという記事だ。

確かに羽生結弦選手は大谷翔平と並ぶスター選手で
世界的に注目の的だから。。
ネイサンとの対決と煽らなくても…ね。

そして4回転半はハイリスク・ローリターンだと思うけれど…。



1月30日のNHK総合・NHKスペシャル「王者のジャンプ」でも
羽生結弦選手の部分だけを見た。
(失礼ながら他の選手部分は見ておらず)

いろいろ言われていたのは(ネイサンと比較したり、煽っていた)
羽生選手の練習場所(仙台・アイリン)と練習は非公開で
取材出来なかったからじゃないの?と思っただけ、かな。


プルシェンコにインタビューしていた部分のみ良かったような。


「ユヅルは3回目のオリンピックに出場します。
それはきっとまだ何かが足りないからだと思います。

「ユヅルは真のリーダーなので自分自身を前進させ、
機関車のように突き進んでいくはずです

「(4回転アクセルは)初めての挑戦で少し調整が足りませんでしたが、
ユヅルは今準備を始めたのではなく、4年間ずっと準備をして来ました。

ユヅルは他の人たちの何倍も困難を乗り越えて来たので
必ずオリンピックまでに準備を整えて来ると確信していています。
彼はとても強い人だからです」


プルシェンコは羽生選手の理解者だから言える言葉だ。
頂点に立った者同士だから理解出来るのだ。





試合の練習もしっかりやりたいが、
アクセルの練習もしっかりやりたい。



4回転アクセルをやりたいと言ってそのまま置き去りにはしたくない



これは未出部分だろうか?
羽生選手らしい言葉たちだ。
頑張れ、羽生選手。雑音には耳など貸さず。




+++++


頼んでおいたキスクラが届いた。
とても良かった。買って良かった。




TVガイド特別編集 KISS&CRY 氷上の美しき勇者たちvol.42
全日本選手権2021特集&北京五輪応援号(仮)
1,540円
2022年01月31日






写真は大きなポートレイトもあるが、
小さい写真にレアショットが沢山あって、それが説明付きでとてもいい。
全日本選手権の時の羽生選手のいろんな表情が撮られていた。

とくにエキシビション、「メダリスト・オン・アイス」の時の
多彩な表情がよかった。


「ドリーム・オン・アイス」のマスカレイドなどの写真もあり
それもすごくよかった。

巻末にポストカードがついていたのにも嬉しいびっくり。







そして特に良かったのは羽生選手のプログラムを振りつけた振付師、
シェイリーン・ボーンのインタビューだった。

悪名高い(?)田村明子の取材ではあるが…
今回は良かったと思う。



ショート・プログラム「序奏とロンドカプリチオーソ」
のジェフリー・バトルとの振り付けのやり方、
フリー「天と地と」の振りつけ、
(昨季との違い…羽生選手自らがアレンジしているなど)、
そして全日本の羽生選手の演技を見てのシェイリーンの感想。

最後に北京オリンピックでは
「ジャッジには良い仕事をしてほしいですね」
と審判に釘を刺すところがさすがだった。


他の記事では三浦佳生選手の独占インタビューもとても良かった。
一問一答のコラムも面白かったな。。


本田武史が4回転アクセルについて、
基礎点が12.50なのは低すぎる、
低くても15点以上はあった方がいいと思う
と答えているのが印象的だった。

今の4Aの基礎点は低すぎると私も思う。
今のままではハイリスク・ローリターンだ…。
みんながそう思っているのに…




☆「フィギュア・スケーターズ」も買った。


こちらは半分くらいが羽生選手。
あとは日本の他の選手。
友野一希選手がちょっぴり多かったのはうれしい。




フィギュア・スケーターズ24 2022年 03月号 [雑誌]
インロック
1,527円
2022年01月31日






実物大より大きいかと思われる大アップの写真が迫力がありすぎ。
巨大写真が欲しい人には超お勧め

試合中の競技写真より、オフショットの方がどアップが多い。
かなり満足が出来るのでは。



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かなり遅い話題になってしまった…が💦
1月29日にフジで関東ローカルのみで放送された、

「北京五輪へ!知られざる“宝”のストーリー
~村上信五∞情熱の鼓動・冬~」

という番組で、羽生結弦選手の今期のショートプログラム
「序奏とロンドカプリチオーソ」の編曲を担当した
清塚信也さんが登場し、この曲の編曲秘話を披露してくれた。

生演奏もしてくれていた。

関西では放送されなかったので(T_T)
動画を上げてくれていた人がいたのでその動画を見てやっと確認した。


Nスぺ「王者のジャンプ」より良かった。


かなり長い時間の番組だった。

羽生選手にロンカプの編曲を依頼されたいきさつから、
編曲の苦労、そして羽生選手の演技を見た感想まで…
実に濃い話をしてくれていた。


こんな大事な発言と演奏が地方限定で全国放送されないのは
あまりにも片手落ち…ではなかろうか
関西では放送されなかったなんて(T_T)ひどすぎる(T_T)


とてもよい内容だった。
よかっただけに…。録画で残しておきたい内容ではないか。


清塚さんの話と合わせて「キスクラ」のシェイリーン・ボーンの
ロンカプの振り付け話を読むと、
ロンカプの成立事情がだんだんと分かって来る。



羽生結弦選手の未出部分も少しあったと思う。



「自分が一番落ち込んでいて、本当にスケートが嫌いになっていて、
どうしようもなくなっていた時に助けていただいた
清塚さんのピアノが自分の中ですごく強く残っていて、
競技のプログラムに清塚さんの音たちがあったら
自分もすごく気持ちよく滑れるだろうなと思って
清塚さんにお願いしました」











清塚さんの話はすべてが重要だったが・・


抜粋して


「あの羽生結弦選手というスターが、
競技に出る時のショートプログラムはどういうものにするべきかなんて、
一人で背負うのは正直重すぎる気もしたし、
でも、自分がやらないでどうする?という葛藤がそこにはありました。

ずっと何か月も出せなくて、本当にこれを出していいのか?と
怖かったんでしょうね…」


「羽生選手が欲しいって言った期日より少し遅れちゃったんですよ。
少し遅れちゃったのを、本当に申し訳ないって出した時に、
羽生選手が、

この遅れた分、清塚さんがどう生きてきたか、
そういった事がこの曲にはさらに追加されたから、
そういう物語になるべくしてこのプログラムはあるんですよ
って言ってくれて、本当に涙出ましたね」













フィギュアってバレエとは違って、
すべての音に合ってなきゃいけないものじゃない。
共存してればいいっていうようなところもあるから、
あそこまでシンクロさせなくても、
というところもあるかもしれないんですけど、
羽生選手は違う景色を見ておられるんでしょうね。



合わせて踊ってくれているというのではなくて、
最後に一緒に演奏してくれているという感覚でした。

自分の曲で自分の演奏なのに、
羽生選手が今、演奏しているように見えたということが
何よりもうれしくて」




「この曲がはじめて出来た時に羽生選手が私に
これをまた救いにして自分は頑張ります
この曲に救われることが今後もあるんだと思います
と言ってくれたんで

今後も何か音楽に出来ることがあったら
何でもして少しでも恩返しできたらいいなと思います」






これは本当に素晴らしいインタビューだった。

清塚さんの羽生結弦選手への心からの敬意が感じられ、
自分が羽生選手という世界的なスターの
ショートの音楽を担当するという喜びや戸惑いや
それでも音楽家としてやりがいを感じてオファーを引き受けたこと、
など。


また羽生選手の清塚さんへの信頼が二人の作り出す極上のSP
「序奏とロンドカプリチオーソ」を作り上げたこと、など。

互いが互いを認めているからこそ、超一流のコラボが出来るのだ、とも。


二人の間にある深い絆に心を揺さぶられずにはいられない。
清塚さんの気持ちを込めた演奏も素晴らしかった。
入れ込み過ぎたと言って、演奏直後、手が震えているほどだった。


あー。全国放送をして欲しかった(T_T)。









フィギュアスケートマガジン 2021-2022 Vol.3
北京五輪プレビュー号 B・B・MOOK
2022年02月03日






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