伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

ワインのコルク

2009年01月08日 | 日常生活・つぶやき
我が家は父の代からお酒が飲めない家系で、
父はもとより私も姉も母も酒が飲めない。

だからお歳暮などでビールを貰ったりした日には持て余し、
1年くらい余裕で冷蔵庫の中に(缶ビールを)
放置状態ということが常にあった。

父がなくなってからはさすがに
ビールの贈答はなくなったが、お歳暮やお中元ではなく、
結婚式の引き出物だとか、
そういった類いのふとしたことでお酒を贈られることがある。
我が家ではビールだけでなくどんな種類のお酒でも駄目だ。

どんなお酒を貰っても殆どすべてお料理に使う。
料理以外に使わない(飲まない)からだ。
焼酎を貰うととても困る。
料理にも入れられない。
だから未だにいつのものか分からない焼酎が
冷蔵庫に死蔵されている。
我が家では「捨てる」という行為はあり得ないから、
死蔵されるのである。

贈答品の中で最も困るのがワインである。
ワインは女性で飲む人が多くて、
芸能人でワイン好きとして名を売っている人もいる。
けれども私と我が家族にしてみたら、
やはりお酒の1種であるから飲まない。

以前、桃のワインを貰った時は嬉しくて飲んだりしたが、
それも初めだけで、その後どうなっただろうか。
例によって料理に入れてしまったのかもしれない。

桃のワイン以外は結局飲まずに料理に入れてしまうのだが、
ワインで困るのがコルクだ。
コルクこそが、ワインの文字通りネックである。
ワインの好きな人は、
あのコルクをどうやって開けているのだろう。
あれは煩わしいと思わないのだろうか。
それがかねてからの疑問だ。

我が家には一応、どこで調達したのか謎であるが、
コルク開けみたいなものがあるにはある。
持ち手のハンドルの下にネジがついていて、
それをコルクにぐりぐりと捩りながら突き刺してゆく。
そしてコルクの最後に到達したら持ち手を引っ張って、
ボトルからコルクを抜く。

ところがそうやってコルクをうまく開けることが出来た試しがない。
途中でネジがいがみ、
まっすぐに入らなくてコルクが崩壊してしまう。
コルクの断片がぱらぱらとワインの中に入り、
コルクの粉入りワインを飲むという悲惨なことになる。
我が家では粉入りワインを
一度ザルで漉してから使うという手段を取らざるを得ないのだ。
素朴な疑問として、
ワイン好きな人にはこのような経験はないのだろうか。

コルクは強力に瓶に嵌っており、
どんなに頑張っても上手に抜くことが出来ない。
ワインを何年も寝かしておくが、コルクが湿ることもない。
あれをうまく開けられる人が、
この世に果して存在するのか。
そんな人がいたら名乗り出て欲しい。
名乗り出て我が家の頑強なワインを開けてほしい。

それほどにワインのコルクという物体は、
この世で最も凶悪でかつ不要なものではないだろうか。
モモエもワインが好きだということを何かで読んだことがあるが、
どのようにして飲んでいるのだろう。
スムーズに、ちゃんとコルクを抜いているのだろうか。




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