そうだ、竜安寺へ行こう。
というわけである日ある時思い立ち、竜安寺へ行って来た。
竜安寺は龍安寺という方が理にかなっていると思うが、
初期変換では出て来ない。
りゅうあんじと入力するのもいやな感じで面倒くさいので略字で通す。
なぜ急に行こうと思ったのかといえば、
たしかテレビか京都の本で睡蓮でいっぱいの池が写っていて、
そこに菖蒲が咲いている図がとてもきれいだったからのような気がする。
今回更新した短編もどきのネタに出来ればとも思い出かけた。
竜安寺といえば枯れ山水の石庭だが、
京都ではさほど珍しくない。
現に私でさえ南禅寺方丈、西本願寺、仁和寺、
近所のお寺の庭と、同じような規模の同じような石庭を見ている。
その中でなぜ竜安寺だけが突出して有名なのかが謎なのだ。
とにかく人が多く、庭の前の縁側は二重になって人が座っている。
写真の邪魔だ。
でも、こうして人が座っていての石庭かもしれないと開き直り、
お兄ちゃんたちが座っている所を写した。無断でごめんよ。
京都の人間は行ったことがないくせに名所が嫌いで馬鹿にしている。
いかず嫌いと言うべきか。
でも、行けば好きになるんよね。
方丈も悪くないがやはり池が良かった。
人がいなくて、周りはうっそうとした林で、音がしない。
それと共に良かったのはきぬかけの道で、
短編もどき(と言っているのはあんまり短くて、
ストーリーもないようなものだから)では悪く書いたけど、
実は良かった。
車がブーブー通って落ち着かないが、
広い車道で、脇に歩道があり、
歩道の横が森か林か山かという鬱蒼とした自然地帯で、
気持ちが良い。
車道の横は立命館大学の広い敷地で、
こんないい場所にいつの間に大学なんか作りやがって、
と呪いながら歩いた。
しかし、便所を借りた。
竜安寺へ行くにはいくつかの選択肢があり、
市バスのどれで行くか悩んだ。
京都駅から立命館大学行きに乗り、
終点の立命館大学前で降り、そこから歩くというルートにした。
立命の向いに堂本印象美術館がある。
昔はこのルートに等持院行きのバスなどがあったと思うのだが、
あれはどうなったのだろう。立命行きに取って代ったのだろうか。
呪わしいことよ。
立命なんて昔河原町丸太町に細々とあった学校じゃないの~?
なんてね。最近、立命ってば営業しすぎなんよ。
こんな風にちょっとすさんでいるのは、
帰りに間違えて反対側のバスに乗り、
反対方向へ行ってしまったからだ。方向音痴、というか、
それ以前に馬鹿だろ、わし。恥ずかしいにもほどがある。
何年京都にいるねん、このアホと我とわが身を呪うのだった。
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