仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル

平成ライダーでは初のVシネマ作品で、
『W』の2号ライダーのアクセルが主役のブルーレイディスクを購入して観てみました。

アクセルは描かれ方が良かったから好きなライダーではあったけれど、
低予算のVシネマなので、
あまり期待し過ぎずに鑑賞。

しかし、良い意味で予想を裏切る出来で、
最近の下手な劇場版よりも楽しめた!

『W』の夏の劇場版と同じ監督なので、
アクションに力が入っていて見応えがあったし、
刑事もののドラマパートにゲストの役者も良かったな～。

コマンダー・ドーパントの相模役で迫真の演技を見せていた田中実さんが、
この作品を観た直後に自殺で亡くなったというニュースを聞いてショックを受けた…。

特撮ファンの俺には『ウルトラマンメビウス』のサコミズ隊長役も印象に残っている、
良い役者さんだったのに。

アクションではそれぞれの場面ごとに見せ方が工夫されていて飽きなかったし、
なだぎ武の刃野刑事が実は強かったというジャッキー映画を意識した立ち回りも良かった!

しかし、照井があまりにも暴力的なのが気になったな～。

新婚のライダーならではの話は新鮮で良かったが、
今回の亜樹子はさすがにウザく感じた。

クライマックスは盛り上がったし、
アクセルブースターの飛行能力をCGに頼らずに、
ワイヤーで見せていたのも良かったのだけど、
爆発で宙に投げ出された亜樹子を変身して助け出すまでの時間が長過ぎたのが、
かなり気になってしまった…。

今回の『アクセル』が満足な出来だったので、
NEVERの誕生が描かれるVシネマ第2弾の『エターナル』はかなり期待出来そう!