今日の水彩画

今日の水彩画サークルは、７年間もサークルで活躍されていた方がお辞めになるのでそのご挨拶があった。

そのあいさつの中で最初に先生から頂いたという、印刷物を読んでくださった。
線の大切さなどが描かれていたようだ。

７年たって改めて読み返すと大事なことがたくさん書かれていて、頂いたころは何とも思わなかったことが、７年後の今はやっとその大事さが分かったという。

そのあとの先生のお話、線の話から始まって、
今日用意した、コップとボールを描くときのことを例にとって

・アイレベルが上から見ていると、上の丸い口は楕円に見える。下の底は同じ楕円でも丸く見える。
・フリーハンドで描くと楕円でも曲がって角度が違ってくるので中心線を描くこと、
・コップの面と底では重なり方が違うので色も違ってくる。
・陰についても、テーブルの色、光の影、そのものの色の影などがある。

＊アイレベル、光、影、陰を考えること
＊そのものの何を描きたいのか、心を描くこと。
＊先生はほとんど作品に手を入れてはくれないが、もしも手を入れてもらったら、どこに手を入れてもらったのか覚えておくこと


お話の後はおやめになる方がモデルになって先生が色鉛筆とパステルで描かれていた。
仲間たちも数人は人物を描いていた。

先生は１時間くらいで描き上げてしまった。
パステルの部分も水を付けて水彩にしていた。
最初は鉛筆書きしていたのか？
線は色鉛筆を残したのか？

最初から見学にしておけばよかったな～。

今日は実りある一日だった。