千バッパの独り言

あと何年!下り坂を転げ落ちないように、少しでも周りに目を向けていこうと思っています。

今日の水彩画・・・房総のむらを描く

2015-09-15 19:00:07 | 水彩画
房総のむらの絵、もう行き詰ってしまった。

先生は

松の木も茶色とは限りませんよ。
松の木ももう少し小さい枝がありますね。
松の木の枝も横や後ろだけとは限らない。前から出ているところもあるはずだから。

松の葉も日陰の部分はもう少し濃くてもいいと思いますよ。
松の葉も同じ方向だけ向いているわけではないですよ。
陰の部分は反対色を入れるように。

道の陰ももう少し高低があると思いますよ。
道の垣根の線も鉛筆のままではいけません。

筆についてもアクリル画を描くときはナイロン筆でもいいですが、水彩画は柔らかい毛の筆を使うように、細い部分はメンソウ筆等を使いこなすように。
絵の具はもっとたくさん出しておくように。


写真から描き写していることが多いようだけど、本物を見て描くように。



そして、サインを入れないという約束で先生が手を加えてくれた。

繊細な絵だからと垣根の部分も細かく影を入れてくれた。
草の部分にも茶色を入れた。
松の木に細い枝を足して、枝の付け根部分に影も加えた。

たったそれだけで絵の奥行きが出てきた。



同じテーブルの人は花瓶に活けられた花を描いていた。
そして、バックにカーテンを描いたら、
「いかにもカーテンの前に花を活けてそれを教材として描きなさい。といった雰囲気になってしまいます。お酒の瓶があって、妖艶な、女性がお酒をどうぞ!と思わせるようにするには、バックに古民家の古びた太い柱が立っている。そんな風に描いてもいいかもしれませんね。」

もう一人の方は同じ花の絵でバックに障子を描いていた。なるほど先輩たちは違うな~。


今年の新人は先生が持参した、すしの巻きすの上のザクロが置かれた画材を描いていた。
生ものは今日中に色付けするように。

その方は最初からガラスの花瓶などを描いていてとても上手だった。

そして、今日は「あなたは伸びますよ。」


羨ましくなった。



今日の水彩画・・・ジェッソ

2015-09-01 21:57:56 | 水彩画
前回から「房総のむら」のわら葺き屋根を描いている。

その、前回の時、先生から言われたことは

・茶色と緑だけで難しいですね。
・何を描きたいのですか?
・距離感を出すのに鉛筆を当てて測りましたか?

何を描きたいかなんて考えもしなかった。

ちょっと落ち込んでしまった。




でも、描きたくて描いているんだから頑張ろう。


今日の収穫は
同じテーブルに座っている人、写真を2枚出してどちらがいいですか?と聞いてきた。

私が先生に言われたことを伝えた。

そのあと、やっぱり先生から同じことを言われていた。



同じテーブルのもう一人の方は、とってもきれいな色遣いをされる人。
とても私には真似ができない繊細な絵を描いている。

その方の絵に先生が手を加えていた。

・雲らしきところにマスキング液を付けた様だった。ところがその境があまりにもはっきりしすぎていたので、それをぼかすように先生が手を加えていた。
その、ぼかし方に「ジェッソ」をトントンと塗っていた。ある部分は水を少なく、ある部分は水を多くつけていた。
そして、その部分と反対側の絵の部分にも少しだけ塗っていた。
「あまりつけすぎると光ってしまうからほどほどに!」

とっても素敵な絵になった。



手直しをしていただいていた方に「ジェッソ」を見せていただいた。
初めて聞く名前だった。

でも、その方たちは色鉛筆の講習の時に教えていただいたということだった。

その使い方は、最初、画用紙に色鉛筆を何色か使って、いたずら書きのように殴り書きをする。
その上に一面「ジェッソ」を塗るという。
そして、花の絵などを描いていくとバックの色遣いに味のある色が出てくるという。

私たちの時は教えていただかなかったな~。


今日の収穫だった。

まためいの絵

2015-08-13 23:24:17 | 水彩画
生まれ故郷の親戚に新盆があったので、高速道路が混みあう前に、盆に入る前だったけど新盆見舞いに行ってきた。


妹の家に孫(姪の子供だから、まためい、姪孫というらしい。今日のよみうり寸評に載っていた)が5歳ころに描いたという絵が飾ってあった。




子供のころ、同じ小学校に自分に似た子がいると親に話したことがある。
親の返事は「またいとこ」だから似ているのだと言っていた。

「またいとこ」という言葉は知っていたが、「まためい」は知らなかった。

そりゃそうだ。子供のころに、自分にまだ姪がいないんだもの。





飾ってあった、その、まためいの絵がうまい!

姪も絵がうまかった。甥も絵がうまかった。




私にもその素質がほしかったな~。




今日の水彩画・・・下書き

2015-08-04 21:50:41 | 水彩画
湯野上温泉駅の絵は終了して、今日は房総のむらのわら葺き屋根の建物を描きはじめた。

下書きがうまく描けない。


先生が持参した画材・蒸し器・布・花。

それを描いていた同期の仲間が先生から手ほどきを得ていた。

・自分の目線が決まったら写真を撮っておくように。特に布の端などは拡大して撮っておくように。
・横線が上手く描けないときは紙を回転させて縦に線を引く。その時の指の使い方、小指を紙の端にあてて定規のように使う。
・丸い線は直線に合わせて丸く描いていく。
・初心者の時に説明があったように、鉛筆で大きさの対比などを図ること。


すっかり忘れていた・・・


先輩たちは下書きなしで、直に描くアクリル絵具で油絵のような描き方を教わっていた。
使う画用紙も布のようでまるで油絵を描くようだった。
絵の具も水で濡らさないでそのまま使っている。乾くと使えなくなるのでスピードが必要らしい。

下書きがうまく描けないとアクリル画を教えていただけない。



今日の水彩画

2015-07-21 21:06:38 | 水彩画
今日もまた湯野上温泉の絵を持って行った。

どこをどのように直したらいいかわからない。

先生が回ってきて

・さくらの花の周りはただ塗るというよりもう少し凸凹になっているでしょう。

・線路に落とした影ももう少し濃くすると大人の絵になるでしょう。ただ塗るだけじゃなくて、濃いところ薄いところがあるでしょう。ただ塗ってしまって線路が分からなくならないように。

・空には雲は描かないのですか。空の色ももう少し濃くしてもいいかもしれませんね。

・柱についているこれは何ですか。駅名を判るように描く方が駅らしくなりますね。

・ここの白いところも影を付けたほうがいいでしょう。

・わら葺き屋根の陰も、屋根の前と横の分かれ目もなどなど。



直す前の絵



今回直した絵

どうゆう絵にしたいのかイメージがないようですね。
集中力が欠けてしまったようですね。
もうこれ以上手を入れない方がいいでしょう。


またまた厳しいご指導を受けた。