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InlineSkate and FC GIFU and Run

さいたまカップ

2005年10月25日 | インラインスケート
saitama1
1月の渡良瀬以来、久しぶりの遠征。
関東初の市民スケーターのためのロードレース大会「さいたまカップ」に行ってきました。
土曜日昼に5時間かけて熊谷に到着・・雨をやり過ごそうと昼食を取って時間をつぶしたが、晴れ間が出ないことから路面はウエット。
スタッフの皆さんは準備で集合されてみえて、すーGさん、ogawaさん、マサさんたちにご挨拶し、みなさんとしばし談笑。
ネット上ではよく知っている方のお名前を伺って、ご挨拶・・以前より友人であったかのようにお話をしていただけます。
ウルトラにきてくれた、bakaちゃん、いのえう君、あきさんにもお礼のご挨拶。
狭い世界とはいえ、長良組を皆さん歓迎して迎え入れてくださって感激です。
やや、乾いたこともあり、ほどほどに試走しましたが、山あり谷あり、右行ったり左行ったり・・・第一印象は「難しいコース」?!
ウェットだったこと、ブーツが汚れるのがいや(笑)で、あまりコーナーを攻めるようなスピードを出さなかったのですが、結果的にはそれが翌日の惨敗へとつながりました(泣)・・って、もともとクロス入らないから同じだったけどね。
路面は、きめの細かいアスファルトで、高速リンクです。練習ではジャイロとオクラを使用。まったく問題なくよく回る。グリップ感で本番はオクラ84を使用することに決定。
そして、夜は今回のメインイベント「夜のクラス」に参戦です。
私の場合、大会前日は諸々の最終確認のためとても飲むことなどできないのに、マサさんはじめ皆さんが長良組のために一部門設けてくださったわけです。
しかも、突然の出席表明が2名いたことで、マサさんには立ち飲みトレーニングまでやってもらってしまいました。ホントすいませんでした。(実は翌日のために疲れさせる作戦(笑))
本当なら、エキスパートに参戦して飲みつぶれたかったのですが、実は、僕の場合アルコールを入れますと翌日まったく体が動かないという体質でして、よだれを垂らしながらビール我慢してました・・一杯だけ。真面目にゆっくり飲んでもっとお話ししたかったです・・試合じゃないLRの時なんかであれば、これも可能・・INAちゃんいつか参加しような。
おやじRSのだじゃれ漫画ネタも随所に飛び出し・・長良組の実態が暴かれたところでお開きでした。

さぁ、そして日曜当日です。雨の心配はなし。私が参戦した最大の目的と目標は「晴れ」を持ってくること。この日、なんと岐阜は雨。
でも熊谷は、やや風は強いながらも「晴れ渡り」ました。・・晴れ男継続~やった。ogawaさんの心配は何だったんだ!(笑)
そんなことで、皆さんが待ちに待った大会が始まりました。
最初は500mです。今回、この大会で良かったのは、短距離と中距離の両方を採用したことです。
また、この500という距離も、200や300という超短距離ではなく、やや長めの500・・これが良い。
以前から言ってますが、インラインは選手が少ないこともあって、短距離も長距離も両方の滑りを求められてしまいますが、そんなことほかのスポーツでは考えられないこと。オールラウンダーなんて難しい。筋肉から、練習の仕方から何から何まで違うわけで、それを同じ土俵で語られてしまうほど、まだ、インラインは発展途上ということですね。ま、要するに500ならダッシュ力と多少の持久力?が求められるということで、良いんじゃないということです。
午後の5000は、僕的には短距離になってしまうので、できればもっと長く最低でも1万mがほしいのですが、これも1万mを超えてくると長距離持久派有利はあきらかなわけですから、この5000って距離も、短距離派にも長距離派にも、両者の駆け引きができる適当な距離と言えるのではないでしょうか。
そういう意味では、今回の距離設定は第一回目としてスケーターが参加しやすい距離設定だったと思います。
でも、将来的には、ロードということで10キロ超も採用していただくことを検討願いたいです。時間的制約はありますが、見せるレース、パックで楽しむレースを考えますと、もう少し長くてもいいかなって感じですね。最終的にはフルかな(笑)
レースが始まって感じたのは、子供たちのスピードもさることながら、技術的、フォーム・・とてもレベルが高いと思いました。関東方面のHP、ブログなどチェックしてますと、子供を指導しながら練習されている方が多いと感じてましたが、そういったところが現れているんだなと感じました。とにかく、速い!!
こういった高いレベルで練習していれば、速くなる選手も出てくると思います。
ただ、一方で、子供の頃から狭い世界が高いレベルのみとなってしまうと、それはそれで敷居が高い・・難しそう・・やっても勝てない・・そういうことになってしまい、かえって悪循環。そういうこともあり、今回、ビギナークラスも設けてあり、これもすばらしいことだったと思います。
ちなみに、今年の長良川でもスピードブーツ禁止の小学生部門を新設しています。
さて、500の私はどうだったかと言いますと、なんとクロス入れていません。平行移動・・しかできなかった。クロスなしでは1番だったかも。
来年はスキー系のように「クロス走法禁止」クラスの創設を切に願います(笑)
オープンのステファン選手はともかく、500だと差が出ません。誰が勝ってもおかしくない感じで、全体でレベルが高かったと思います。
それと、もう一つ気づいたこと。みんな良いブーツ履いていますね。ここ数年急速に・・というかホント昨年ぐらいから急速にマテリアルの性能が進化し、普及し、一般の選手のほとんどがすばらしい用具を使用しています。こういったことも、レベルの向上に拍車をかけているのは明らかだと思います。
オジンは道具で勝とうと思っていたけど、それもままなりません(泣)
話は飛びますが、今回の大会に一昔前、バリバリ日本代表で活躍されていた方が、参戦されました。
以前から教えていただいていたりしていて、よく存じている方です。
今回5年ぶりくらいでスケートを履き、しかも練習したのは1回だけ・・(笑)
会場でお会いして、昔話と使っている80ミリの古いウイールで盛り上がり(失礼)、とても楽しい時間を過ごすことができました。
5000はさすがに練習不足でしたが、500では華麗なフォームとスピードを見せていただくことができました。滑りは、僕らとはまったくレベルが違う技術でした。80ミリであの滑りはすごいです。大会中、ず~っと「ブーツ購入」「100ミリ購入」と呪文をかけて(笑)お別れしましたが、多くのトップ選手がスケートを脱いで消えてしまう中、こういった形で復帰されて、苦しいだけではない楽しむスケートを再開していただくことが、スケート界には必要だと思うのです。また、遊んでくださいね。
午後の部の前に1時間強の休憩時間・・多くの協賛ブースを回る時間としてもよかったです。
各協賛ブースの皆さん大忙し・・。
そして、午後からは長い方の距離になります。
右に行ったり左に行ったりのコースを使用します。右回りコーナーは1カ所ですが、インライン競技でで本格的な右回りは
初体験。将来の公道レースを考えれば、右クロスくらいできないと・・って、そんなこと急にできるわけもない。
で、今回、最終レースが私の参加したシニアの2レース目・・・メインイベントがシニアなのか!?いや、多分違う。単にシニアおじんレーサーの休憩時間を長く取らないと死んでしまう・・という主催者のご配慮ですね。
5000mはコースを6周回するのですが、次から次へと坂とカーブがやってきますから、長良のように落ち着いてパック組んだり「ふぉー」って休憩する時間もなく、常に神経を集中しながらとなります。・・そして最終周回に入るコーナーで、S選手をさようなら~って見送って、レース終了。ここまで負ければすっきりしたもの。コーナーで離れ、直線で追いつくという長良組独特の非効率的な走法の限界でした。(笑)
オープン男子では、こちらもステファン選手がスタート直後から、逃げ切りを図りそのままゴール。2~4番手争いが面白く繰り広げられたが、5位以下の選手の皆さんも速い選手が多かったです。
このテクニカルなコースを10分切るということは、長良だったら9分台の前半になるのだろうか。・・今回オープンに参加された選手のうち何人が長良川カップに参戦されているかわからないが、もし参加されたら楽しいレースが見られることと思う。
長くなってしまい、とりとめのないさいたまカップ参戦記になりましたが、ほんと手作りの大会は参加していてとても気持ちがよいです。スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
来年は是非とも日程調整をお互いにして「東のさいたまカップ」、「西の長良川カップ」とインラインのお祭りが年2回できるようになることを願います。











コメント (5)
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