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📗 久しぶりに本が読みたくなる書評 『古代文明と星空の謎』(渡部潤一 著・筑摩書房)202204

2022-04-24 20:08:00 | 📗 この本

久しぶりに本が読みたくなる書評 『古代文明と星空の謎』(渡部潤一 著・筑摩書房)
 FNNプライムニュース 220424 赤井三尋


⚫︎国宝『明月記』に記された「超新星爆発」
『新古今和歌集』や『小倉百人一首』の撰者にして歌道の大家、藤原定家は書でも有名で、定家流と呼ばれるその書跡は江戸時代に大流行したという。だが、その書は達筆には見えず、“元祖・へたウマ”といった趣がある。

 さてその定家だが、和歌や書以外にも『明月記』という非常に貴重な日記を残していて、冷泉家時雨亭文庫に定家真筆の原本が保存されている。

 冷泉家は藤原定家の末裔。歴代の天皇に和歌を教授した家柄で、同志社大学の南側にある邸宅は重要文化財に指定されている。だがそんなのは序の口で、時雨亭文庫には、なんと5件の国宝と48件の重要文化財が保存されているのである。
 いずれも定家以来、冷泉家に代々伝わった家宝だ。『明月記』は国宝に指定されているわけだが、ちょっと意外で面白いことに2019年に日本天文遺産というものにも選定されている。なぜ天文遺産なのか?実は『明月記』には、めったに起こらない「超新星爆発」の記述がなされているのである。

 超新星爆発とは、銀河系の中で平均して100年から200年に一度ぐらい発生する白色矮星の爆発で、突然、他のどの星よりも段違いに強い光を放ち、日中でもその輝きを見ることができるほどの明るさらしい。
 『明月記』に記された超新星爆発は、現在の「かに星雲」であることが分かっている。つまり、定家の書き残した超新星爆発は1000年近くたった今、爆発で吹き飛ばされたガスが星雲となって夜空を彩っているのである。(残念ながら肉眼では見えないが。)
 ただ『明月記』の記述は、定家が生まれる以前のことを陰陽師に聞いてそれを書き残したもので、他にも夜空の異変を何件か書き記し、貴重な古天文学の資料となっているという。

 今回紹介する『古代文明と星空の謎』の著者・渡部潤一氏によると、こうした「超新星爆発」の記述は中国や韓国の古文書にもあるらしい。ただ、ヨーロッパにはないという。

「西洋は中世の暗黒の時代でしたから、『天変は不変である』というキリスト教の教えの悪い面が出てしまい、見えたものをそのまま記録しませんでした。つまり、超新星爆発の記録が残っていないのです」

 なるほど、そんなことですらはばかられるのであれば、地球が太陽の周りを回っている「地動説」の発表がどれほど勇気のいることかよくわかる。コペルニクスは死ぬ寸前にそれを公にしたし、ガリレオ・ガリレイは火刑一歩寸前にまで追い込まれた。「それでも地球は回る」の名高いつぶやきは後世の脚色らしいが、心情はまさにその通りだったろう。

⚫︎ストーンヘンジの謎に迫る
 さて、この『古代文明と星空の謎』は、タイトルがなかなか魅力的である。ともにロマンのある古代文明と星空=宇宙を取り込んでいるからだ。だからといって、この種の書籍にありがちな、ロマンを追うあまり愚にもつかない屁理屈を並べ立てて信じられないような結論に結び付ける“トンデモ本”では決してない。

 著者の渡部氏は、国立天文台上席教授・副台長や国際天文学連合副会長を歴任した天文学者である。だから古代の遺跡と天文学的な関係についても,たとえそれが魅力的な結論であっても科学的根拠に乏しい試論に対しては,否定こそしないが懐疑的な態度に終始している。

 さらに読み進めていくと、高校時代に地学で教わった、例の簡略化した地球(天球)に地軸(北極と南極を貫く回転軸)、赤道(地軸に垂直な最大円周)、黄道(太陽の軌跡)、白道(月の軌跡)が描かれてあって、その説明がなされている。
 その説明を飛ばしてもその後の話は何となく分かるが、理解したうえで読めば面白さはいっそう際立つはずだ。新書という手軽な書籍だが、よく考えて構成・編集されている。

⚫︎内容に立ち入ってみよう。まず古代の巨石遺跡だ。
 イングランド南西部・ソールズベリーにあるストーンヘンジは、使われている石の大きさはヨーロッパ最大級で、著者によると、大ざっぱにいって新石器時代から青銅器時代の遺跡と考えられているらしい。

 ストーンヘンジは石が三重のサークルからできており、円の中心に聖壇石が鎮座する構造になっている。ただ、三重の円といっても、外側の2つのサークルは一方向が開いている馬蹄形というかフラスコの形になっている。そのフラスコの口のところにヒール・ストーンと呼ばれる目印の石が置かれてある。
 著者は、「まるで聖壇石からみてヒール・ストーンの方向に道が続いているように見えます。この方向は北東になります」と説明し、さらに「この方向が『夏至の日の出の方向』、つまり、『太陽が一番北側に寄ったときの日の出の方向』と一致しているのは、昔から知られていました」と進める。

 そして1960年代に入って、アメリカの天文学者が「ストーンヘンジは古代の天文台」という説を発表し、「夏至、冬至、春分、秋分、日食、月食の予測に使われた可能性がある」と指摘したことによって、にわかに注目されることになった。
 夏至から秋分までは分かるとして、日食や月食といった複雑な天体計算がこのストーンヘンジで導き出すことができるのだろうか。これが造られたのは、新石器時代から青銅器時代なのである。

 天文学者にしてSF作家のフレッド・ホイル氏は、ストーンヘンジについて、「太陽マーカー」「月マーカー」と呼ぶ石を、三重サークルのさらに外側にあるオーブリー・ホールという穴に入れて、「太陽マーカー」を13日で2穴進め、「月マーカー」を1日に2穴進め、さらにオーブリー・ホールの正反対の穴にさらなるマーカー石を入れて、1年に3穴進める。そして「この太陽マーカーと月マーカーともう一つのマーカーが同じ穴に集まったとき日食(月食)が起きる」としている。
 著者のいうように古代の「アナログ・コンピューター」だ。腰を痛めそうだが、理屈ではそれで合っているらしい。ただ、著者の渡部氏は新石器時代から青銅時代に「白道が黄道に対して18.6年周期で回転している」事実を知っていたのかと、懐疑的な姿勢を見せている。

⚫︎ピラミッドの向きの「ずれ」を考察
 話はさらに古代エジプトにも及ぶ。
エジプトの貴重な観光資源であるピラミッドのなかでも特に有名なのは、カイロ郊外のギザにある3つの大ピラミッド群である。そのピラミッド群が東西南北に合わせて建造されているのはよく知られた事実だが、
 著者によれば「現在の最新の測量技術を使って、やっと分かるぐらいの誤差の範囲に収まっています」というほどの精度である。これはもちろん、古代エジプト人の卓越した天体観測の技術があってのことだろう。だが、面白いのはここからである。

 方位の極々わずかな「ずれ」以外にも、3つのピラミッドの向きが微妙にずれていることが分かったのである。
 著者によると、その「ずれ」があまりにも小さかったため、考古学研究者の間では「星を測量したときの誤差によって生じたずれ」と考えられてきたという。ところが近年になって天文学者の間から、その「ずれ」から「ピラミッドが建造された正確な年代が推測できるのではないか」という説が発表されたのである。

 地球の地軸の北極側の延長線上に「北極星」が輝いている。だから船乗りは天の北極星の方角が北だと分かる。ところが、「みそすり運動」といって、すり鉢の味噌をスリコギで擂(す)るときに軸の尾が円を描くように、あるいは回転力の弱った独楽(こま)の軸先が小さな円を描き始めるように、地軸もごくわずかに回転し、結果として地軸の先にある北極星も天でごく小さな円を26000年にわたって描くのである。
 これを「歳差」という。そしてこの歳差による真北のずれが、建造年の違う3つのピラミッドの同士の向きのずれを生んだのはないか。もしそうなら、それによってかなり正確な建造年が分かる可能性がある。見事な洞察である。

 そうした中、ケンブリッジ大学の女性エジプト学者のケイト・スペンス氏が精密に各ピラミッドの東西南北を計測し、歳差によるずれをグラフに表したところ、北極星のずれを表した直線上に、考古学的に推定されている各ピラミッドの建造年が寄っていたことにより、古代エジプト人が星によって真北を決めていたことがほぼ確定的になった。ただ、それぞれのピラミッドの建造年を年単位で確定するところまでは至っていないようだ。

⚫︎キトラ古墳「星宿図」の観測地は?
 もちろん、日本にも天体にかかわる古代遺跡がある。壁面に極彩色で描かれた美人画などが発見されて大きな話題となった奈良・明日香村の高松塚古墳には「星宿図(星座の天文図)」も描かれていた。
 だが、古天文学者が注目したのは、その高松塚古墳から1キロほど南にあるキトラ古墳の天井の星宿図である。この星宿図が注目されるのは、高松塚古墳のそれより詳細なこと。そして、星宿図に星座とともに天の赤道・黄道、そして「内規」と「外規」の円が描かれていたのである。

内規とは、ある地点で1年を通してそれぞれの星座が欠けることなく見える範囲である。反対に、ある地点で星座が季節にかかわりなく全く見えない範囲もある。もちろんその中間の星座もあり、例えば北斗七星は東京では柄杓の上の部分は見えるが、柄の部分は内規から外れる。その中間点を結んだ円を外規と呼ぶ。なぜ「内規」「外規」が重要かというと、その2つの円を精査することによって、星空を観測した地点の緯度が分かるのである。これは先に示したこの本の「地学」の項目を熟読すれば理解できるし、理解しなくても直感で何となく分かるだろう。

 もちろん、乙女座やてんびん座などなじみのある星座と古代中国の星座はまったくの別物だが、以前からその対応関係は調べられていた。そして2つの研究者とグループが、先のピラミッドで出た「歳差」などを勘案し、統計的手法なども用いて、天体図が作成された年代とその位置を推測している。
 天文学者の宮島一彦氏は、キトラ古墳の星宿図の原図が作成された地について「427年以降、高句麗の都となった平壌の緯度39.0度に近い」と結論づけたという。
 ただ、計算上は「紀元前65年」と推計されたが、この時代に星宿図が高句麗で作られたとは考えられず、他の分析結果とあわせて、中国で作られたものが高句麗に伝わり、そこで自国の緯度に合わせて作り直したものが日本に伝わったとしている。

 一方、国立天文台の相馬充氏とOBの中村士氏らは、描かれた星の位置から推定するという、まったく違うアプローチを行った。観測値に基づいた「距星」と呼ばれる星を基準として(その他の星座の中の星は「目分量」で描かれていたらしい)、天文計算との理論値の位置とを比較して、その誤差が統計的に最も小さい年代を調べたのである。
 いろいろと試行錯誤の結果、原図の観測年代は「西暦300年 ±90年」、作成地は「北緯33.9度 ±0.7度」と推計された。この範囲には中国の長安(現在の陝西省・西安)や洛陽、そして奈良・明日香も含まれるが、著者は「相馬先生は、恐らく飛鳥でつくられた図ではないだろうと結論しています」としている。
 当時の日本では天体観測があまり行われていなかったのがその理由である。たしかに、西暦210~390年といえば、邪馬台国の卑弥呼の時代から前方後円墳が出現し、大和朝廷が成立したのではないかと推測される時代である。和製でないのは残念だが、やはり中国で作成されたものだろう。

 さて、邪馬台国の卑弥呼にも古天文学にかかわる発見がある。この本では触れられていないが、おそらくそれはあまりにも曖昧模糊とした話なので、著者の一貫した科学的な姿勢から割愛されたのだろう。

 卑弥呼をめぐっては、古くから「卑弥呼=天照大神(アマテラスオオミカミ)」説があって、今も論争が続いている。卑弥呼は「日の巫女」、つまり太陽神に奉仕する女性の日本語を音訳したもので、天照大神との親和性が強いことや、日本神話の天照大神にも魏志倭人伝の卑弥呼にも弟がいると記されていることがその根拠となっている。
 ところが、『三國志』や『晋書』の記述から天体計算で推測し、西暦247年3月24日と248年9月5日に日食があったことが判明したのである。それは魏志倭人伝で記された卑弥呼の死亡年(248年)に合致する。魏志倭人伝には死因は書かれていない。
 しかし連年で日食が起こるというのは、稀なことではないだろうか。「日の巫女」たる卑弥呼の死に関係がありそうな直観がある。さらに、天照大神が天岩戸に隠れ世界が真っ暗闇に包まれたという日本神話も、日食を暗示しているように見える。一言でいってしまえば、日食という“不吉なもの”(瑞兆と感じる人はまずいないだろう)を起こしてしまった「日の巫女」は「いけにえ」として殺されてしまったのではないかというものだ。
 想像力をかき立てられる話だが、魏志倭人伝、『古事記』、『日本書紀』の記述と牽強付会するのは避けたい感じもする。巨石遺跡やピラミッド、古墳の「星宿図」のような「物証」がないのである。

 この本は、これ以外にも古代の暦の話やマヤ文明やポリネシアの天文学など、タイトルどおり古代文明と星空の謎がてんこ盛りになっていて、どの話も文句なしに面白い。古代文明と宇宙・天文に興味のある人は、充実した読書体験を味わうこと間違いない。

【執筆:赤井三尋(作家)】
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誰にでもできる「究極のボケ防止」8つの項目…大切なのは「マルチタスク」だった 202204

2022-04-24 19:29:00 | 生活編

誰にでもできる「究極のボケ防止」8つの項目…大切なのは「マルチタスク」だった
 現代ビジネス より 220424  週刊現代 

・耳かきは「やってはいけない」認知症・がん・うつ病のリスクになる、驚きのワケ

 認知症予防には、DHAを含んだサバやイワシなどの青魚がよいとされているが、じつは、それ以外の食べ物にも効果があるという。その食品を『認知症を防ぐ「意外な食べ物」13品を大公開!カレーやヨーグルトも効果が』で紹介した。引き続き、日常の意識をちょっと変えるだけで発症リスクを下げる方法をお伝えする。

⚫︎計算能力は衰えやすい
「認知症予防に最も有効な方法は、脳と身体を同時に使った『マルチタスク』です。
例えば、散歩で足を動かしながら、季節の花を観察する。簡単な作業2つを日常生活に無理なく落とし込めばいいだけです」(脳神経外科医で菅原脳神経外科クリニック理事長・菅原道仁氏)

 いくら認知症予防になるといっても、辛くて面倒では、長続きしない。重要なポイントは「マルチタスク」、つまりは「ながら作業」だ。

 これを実行すれば効率的に脳を刺激することができる一方で、失敗した場合は気負わずに再チャレンジすればいい。専門医らに取材し、ひとりで気軽にできるマルチタスクによる8つの「ボケ防止テスト」を表にまとめた。

①早歩きで15~30分ほどの散歩の途中で,すれ違う車のナンバープレートの数字を左から足すことができるか
②散歩しながら花や木々に季節の移ろいを感じて俳句や短歌を作れるか
③麻雀,囲碁、将棋、チェス,トランプなどの対戦ゲームを相手の手を予測しなが問題なくプレーできるか
④青春時代の懐メロを一曲歌い切りながら洗濯物を干す,掃除などの家事が出来るか
⑤冷蔵庫の中身を確認し買い物リストのメモを見ずにスーパーへ行って買い物は出来るか
⑥ラジオを聞きながら椅子に座り両足の指だけを使って新聞紙を破ることが出来るか
⑦お気に入りの小説やコラムを読み1~2文を暗記して書き写せるか
⑧昨日何をしたか誰にあったかなどを思い出しながら1日遅れの日記を手書きで書けるか


まずオススメしたいのは、散歩をすることだ。

「血圧が上がらない程度に無理のない歩行を行うと、脳内の血流が良くなります。小間切れでかまいませんので一日8000歩を目指してください。歩幅を広くして、早足で歩くことを心がけるといっそう効果的です」(菅原氏)

 そして、散歩をしながら、道ですれ違う車のナンバープレートにある4つの数字をパッと記憶し、頭の中で足し算して、答えを声に出してみてほしい。例えば、「24−23」だったら、2+4+2+3で「11」となる。

 認知症専門医でひろかわクリニック院長の広川慶裕氏が解説する。
「計算能力はかなり早い段階から少しずつ衰えてしまうので、脳機能全体のバロメーターになります。
 また、計算能力を鍛える問題は、難しい必要はなく、2ケタより1ケタの計算のほうが脳を活性化させるというデータがあります。足し算が簡単すぎるなら、左から引き算や掛け算することにアレンジして、難易度を調整するといいでしょう」

 散歩の途中で、「気付き」をプラスするのも有効な手段だ。前述したように花や木々を観察して季節の移ろいを感じる。その際、俳句や短歌を作ることができれば、脳への刺激は十分である。

 麻雀、囲碁、将棋、チェス、トランプもボケ防止になる。コンピュータが相手ではなく、対人であることが大切だ。オンラインでもかまわない。

 アルツクリニック東京院長・新井平伊氏が言う。
「それらのゲームは、相手の手を予測して、自分がどう出るか、推察と判断の連続で大いに前頭葉を使います。しかも人間と対戦することで、繰り返しではなく、内容にいつも変化がある。コミュニケーションツールにもなるので、同時に会話を楽しむこともできます」

『やっぱり「カラオケ」が認知症に効果…歌うと予防になる「歌謡曲の名曲」ベスト20を大公開』で取り上げたように、歌うことは認知症予防につながる。ならば、歌いながら、家事を行えば効果は倍増する。

青春時代の懐メロの歌詞を暗記して、洗濯物干しや掃除をしながら一曲歌い切れるか、試してほしい。

⚫︎テレビよりラジオ
 家事には、ボケ防止の要素が溢れている。ほかにも冷蔵庫を見て中身を把握した後、買い物リストを作成し、そのメモを持たずに買い物に行くだけでも効果がある。

「その際、『関連付け記憶法』を活用すると良いでしょう。例えば5個程度の買い物があれば、片手の指と商品を関連付けて覚えるんです。右親指は豚バラ、人差し指は牛乳といった感じです。そうすると、時間が経った後でも思い出しやすくなります」(広川氏)

『見続けると“ボケ”てしまう「危ないテレビ番組」ワースト20…脳の衰えに繋がる?』で触れたとおり、テレビをつけっぱなしにする生活は明らかに脳に悪影響が出る。

それに代わって、ラジオをつけることをオススメしたい。

「ラジオの場合は、声を聴いて自分の脳内で映像を描くため、脳が能動的に働き、適度な刺激を受けます」(広川氏)
 ラジオならば、「ながら作業」も容易だ。家事をしてもいいが、ときにはイスに座って、足指力のチェックをしてほしい。
「足の指だけを使って新聞紙を破いてみてください。できない場合は、足指の力が低下しており、転倒のリスクが高まっています」(広川氏)

 頭を使いながら身体を動かす作業で最も手軽なのが、「手書き」である。
なかでも文章を書き写す行為は、いくつもの作業を同時に行う。
 お気に入りの小説や愛読する新聞のコラムやエッセイを書き写すことを習慣化すれば脳を鍛える良いトレーニングになる。

「書き写すときは、1~2文ごとに暗記すると、記憶力も鍛えられます。文章の意味を考えながら、文字を綺麗に書くなどのポイントを増やせば、さらに脳への刺激は増していきます。

 日記を手書きでつけることもオススメです。一日遅れで書くとなお良い。前日に誰と会ったか、何を食べたか、など簡単な内容を、時間と場所を意識して書くことが大切です」(広川氏)

マルチタスクを意識して日々を過ごすことが、ボケないためのなによりの近道となる。

『週刊現代』2022年4月23日号より
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🚶‍♀️…槙島地区☂️…万代… 220424

2022-04-24 19:09:00 | 🚶 歩く
☂️🚙〜観月橋Std〜24号線〜🏡

🚶‍♀️…右岸堤防道…太閤堤跡公園…宇治橋…左岸河川敷…井川排水機構…ユニチカ中央研前…槙島地区(菌場…大幡…☂️五才田…一町田…月夜)…万代🥪…迎賓館沿…ユニチカ工場正面沿…JR宇治駅北沿…宇治橋…太閤堤跡公園…右岸堤防道…>
🚶‍♀️10965歩2kg+106歩

☂️☁️雨時々☁️
 花粉症:楽:😷,🥽無し

夕食をhotmotでとコース策定したが.万代で安売りのランチパックに。












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⚠️ 電動キックボード開発者が“免許不要”のリスクを指摘 「後で大きなしっぺ返しが来る」 202204

2022-04-24 04:09:00 | 気になる モノ・コト

電動キックボード開発者が“免許不要”のリスクを指摘 「後で大きなしっぺ返しが来る」
  ITmediaニュース より 220424松浦立樹


電動キックボード、最高速度20km以下なら免許不要に Luupはサービスエリア拡大や販売事業参入へ

 電動キックボードの車両区分について定める道路交通法改正案が4月19日に可決した。最高速度が時速20km以下の電動キックボードは16歳以上であれば免許不要で乗車できるようになったが、これについてSNS上ではさまざまな意見が飛び交った。中でも、ある電動キックボード開発者の投稿がTwitter上で話題となっている。

 電動キックボード「SUNAMERI」などの開発を進める、フヂイ エンヂニアリング(三重県鈴鹿市)の社長である藤井充さんは、電動キックボードの試乗会に対するツイートに下記のようなリプライを投稿。22日午後1時時点で約8000RT、1.2万いいねを集めている。

 「電動キックボードの開発者です。使い方によってはとても便利な道具ですが、小径タイヤ故に自転車やバイクよりも路面の影響を受け易く、現状の日本道路行政のままで免許不要(安全教育なし)で運用するのは非常に危険です。いろんな意味で危うい試みだと感じています」(原文ママ)

 「立ち乗りモビリティは、自転車やバイクと比較して重心位置が高いので、急制動が苦手。特に中国製の車体は走行性能が低いのでより不安定で、その特性の理解や、操作の練習無しに公道を気軽に走らせるのは後で大きなしっぺ返しが来ると想像している」と続けた。

危険だから遠ざけるのではなく、いかに知って制御するか
 藤井さんはその後、一人の開発者の意見として、noteの記事を投稿。電動キックボードの持つ交通上の危険性などを挙げて、安全講習の必要性を説明している。

⚫︎藤井さんがnoteに投稿した記事
 主な危険性には以下の3つがあるという。制動性能や旋回性能がバイクより劣るため、「走行性能は自転車以上バイク未満」であること。小径タイヤであるため、「荒れた路面や段差は苦手」であること。立ち乗りで重心が高いことによる、「急激な姿勢変化に対して弱い傾向」
 具体的に必要な知識には、普通自動車免許を取得する際に学ぶ基本的な交通に関する知識と、上述に挙げた危険性など電動キックボードの特性の2点を提示。免許未取得者でも1日かけて学べば、問題なく公道を走ることができるとし、免許不要であっても安全講習の必要性を説いた。

 「法案が可決してしまった以上は、2年以内に施行されて、無免許電動キックボードがちまたに出てくる未来に向けて備えなくてはいけない。私たちは、開発製造する者の責任として、試乗会+安全講習のイベントを行っていく」(藤井さん)


💋事故が起こってからでは遅い!


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📚国会図書館、ネットで絶版本閲覧 5月19日からサービス開始 2022/5/19〜

2022-04-24 03:59:00 | なるほど  ふぅ〜ん

📚国会図書館、ネットで絶版本閲覧 5月19日からサービス開始
  Kyodo より 220424


国立国会図書館=東京都千代田区
 絶版本など入手困難となった貴重な書籍や資料を、インターネット経由で提供する国立国会図書館のサービスが、5月19日に始まる。
 個人として同館の利用者登録をしていれば、自宅のパソコンやタブレット端末で閲覧できるようになる。

 登録手続きは東京都千代田区の同館と京都府精華町の関西館のほか、郵送でもできる。
氏名、自宅住所、電話番号などを記した申請書の提出と、運転免許証などの本人確認書類の提示が必要。原則当日完了するが、郵送なら1週間程度かかる。サービス開始時にはネットでも手続き可能にする。

 閲覧できるのは、電子データ化が済んだ約153万点(1月時点)。
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