金賞

「花のある風景」 金賞　　

　「川辺に咲く花」　　飛田　清（大洗）




川辺の道沿いに「サツキ」の仲間が植えられて満開を誇っている遅い午後、西空をバックに一隻のボートが涸沼川を遡って行きます。
何気ない風景ですが、夕方の赤味かかった色調に、花の写真としては珍しく動感があり、シャッターチャンス、フレーミング（構図）共に申し分なく、素晴らしい作品になりました。

銀賞

「花のある風景」　　　銀賞　　

「花を添える」　　山口　克治（笠間）



速いシャッタースピードでの滝の表現が素敵ですが、ここでは手前の紫の花を付けた木との淡い色調のコンビネーションが美しいですね
更に、画面隅々の新緑が滝と木のコンビネーションを見事に引き立てて素晴らしい画面を作り上げました。

銅賞

「花のある風景」　　　銅賞　　

「ブルーの丘を目指して」　加倉井　克巳（水戸）



ひたち海浜公園ネモフィラの丘ですが、よく見るアングルとは別に、ひと工夫をして新鮮な絵として見せてくれました。
丘と沢山の人達を引き気味にして小さく見せ、手前に左右から新緑の付いた枝で画面を引き締め、空と雲と共に季節感を盛り上げて美しい絵になりました。

4位

　「花のある風景」　　　4位

　「里山の春」　　　福田　義康（笠間）



明るい春そのものの風景ですが・・残念なことに・・最近レンゲの花を見る機会が少なくなりました。
ワイド系のレンズで思い切って寄り、小さなレンゲの花を大きく見せてレンゲの花の紫色をより綺麗に見せることが出来ました。
ず〜っと、残しておきたい花のある風景です。

5位

　「花のある風景」　　　5位

　「棚田桜」　　　菅井　浩（笠間）



新潟・十日町辺りの風景でしょうか、桜の花も散り始めて田植え前の水田に花筏状態で浮かんでいます。
変形の棚田と遠景との切り取り（フレーミング）がお見事で、まだ寒さが感じられる雪国の春を見事に表現しました。