７位

テントウムシのヘルメットをかぶった男の子がペダルのない子供用自転車を足で漕ぎながら元気に走り回っています。紅梅が咲く丘には春の陽が充ち満ちて見ただけで早春の空気が感じられます・・・こんな文章がすらすらと出てくるようなショットを見事にとらえました。
Good！です。

仮題　　「春を見つけた」　　7位

タイトル　　　「ボクの春」　　野上　弘子（水戸）

８位

街の中心部を離れて、ちょっと裏に入るとこんな風景に出会います。
あまりも何気なさ過ぎて、カメラを向ける人も少ないようですが、川辺さんはこんな情景を優しい眼差しで眺めているのだと思います。
一編の詩を見ているようです。

課題　　「春を見つけた」　　8位

タイトル　　「郊外のの畑仕事」　　川辺　柳三朗（笠間）

９位

最近は若い女性のカメラマンがかなり目に付くようになりました。
ちょっとした撮影ポイントには必ず何人かの女流カメラマンの姿があります。
そんな時代の流れを見事に切り取りました。
モニターをのぞく姿も慣れた感じですね。

課題　　「春を見つけた」　　9位

タイトル　　「ここにも女流カメラマン」　　盛田　守（笠間）

１０位

淡く光る海がやわらかな春の日を感じさせてくれます。
片や防寒具に身を包んで釣りを楽しむ人、片やサーフィンを楽しむ若人と、季節の狭間には1枚の写真に様々な組み合わせが出来上がりますが、こんな被写体をとらえると季節感が上手く表現できます。

課題　　「春を見つけた」　　10位

タイトル　　「ひねもすのたりのたりかな」　　　鈴木　靖子（水戸）

１１位

雪があるとはいえ遠くの低い山や木々の枝には雪は見えません。
陽当たりの良い残雪に寝ころんでいる人が見えます。
まさに残雪のベッドで春山の雰囲気をうまく表現しています。
この人物がもっと解りやすく撮る工夫をするともっとランクが上の作品になったでしょう。

課題　　「春を見つけた」　　11位

タイトル　　「残雪のベッド」　　山口　克治（笠間）