TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

なんとなくSTYX

2006-05-19 00:45:57 | AORとか
JOSEPH WILLIAMSの新譜を注文しようかな~、とHMVのサイトでいろいろ見ていたら、何気にSTYXに目がとまりました。
STYX...好きでしたねぇ。80年代前半、それこそTOTO、JOURNEYあたりと肩を並べる活躍をしていたバンドでした。
DENNIS DE YOUNGのまるで科学者のようなインテリ風な見てくれに透き通るようなハイトーンボイス、TOMMY SHAWの体と似合わない骨太なロックスピリッツ、JAMES YOUNGのチューバッカのようなワイルドな風貌、CHUCK PANOZZOの持つアカデミックな雰囲気、JOHN PANOZZOのCHUCKと兄弟とは思えぬデカさとぶっといスティックで腕を使って叩くハードなドラミング、バランスが取れてるようで取れてないちょっとコミカルなメンバー構成、これがSTYXでした。
ピークはアルバム「COURNERSTONES」(1979)「PARADISE THEATRE」(1981)「KILROY WAS HERE~ミスター・ロボット」(1983)あたりでしたでしょうか。日本語歌詞が登場する有名な
「MR.ROBOT」に出てくる「~MADE IN JAPAN~~」なんて歌詞を聴くと、なんだか妙に日本という国を誇りに思えた、そんな時代だったですね。
来日公演もNHKで中継してましたよね。ライブ、コンサートというより演劇というかまさにショー的な要素を持ったコンサートでした。
それがDENNIS DE YOUNGのソロ活動(シングル「DESERT MOON」のPV、あれは感動モノでした)とTOMMY SHAWの脱退やらでいつの間にか消え去り、小生の頭からも忘れ去られた存在だったわけです。TOMMY SHAWが戻って再結成!というニュースも知ってはいましたが、DENNIS DE YOUNGがいなきゃSTYXじゃないわい、と気にも留めずに今日に至るんですが...今になってSTYXの足跡を調べてみたら結構いろいろあったんですね。
すっかりTOMMY SHAWのバンドになってしまい、てっきりDENNIS DE YOUNGは過去の人と思ってたんですが、脱退していなかったことを今更ながら知りました。(さすがに現在は脱退してますが)そしてドラマーのJOHN PANOZZOは再結成直後の'96年にお亡くなり。(アル中だったようで...)でもCHUCK PANOZZOとJAMES YOUNGは現役メンバーで続いていたんですね。TOTOやJOURNEYってやっぱり日本でも根強い人気がありますが、STYXって日本語使って日本に媚び?(というか今思えば皮肉っていたのかも)ていた割には人気がなかったようで、90年代以降あまり情報が入ることがなかったんですが...とはいえ文字通りアメリカンロックの雄として、むしろ本土では未だに高い人気を誇っているようですね。見直しました。

ウチにあるSTYXの作品は残念ながらビデオ「CAUGHT IN THE ACT」のみ。懐かしさに浸りながら久々に見るとしましょうか。(...でもこのビデオ微妙に音と映像がズレていて見てるとイライラするんだよな~)

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