小さなことからコツコツと

楽しい生活は自分で作りたい!

どこかに仕舞い込んでいた思い出

2006年11月11日 | 四方山話
子どもの写真とおやつを2人のおばあちゃんたちに送りました。

元気? 今年もあと少し・・など世間話よりも 孫達がどうしているかということのほうが気になるようです。

それもこれも最近のニュースで 子供達の犯罪や、いじめ問題が毎日のように取り上げられているからです。

「時代は変わったねぇ。 子育てもしにくくなったねぇ。」とおばあちゃん達。


長電話を終えて あれこれ思い出したことがあります。


中学2年の頃のこと 思い出そうとしてみましたが、どうも曖昧で 断片的にしか出てきませんでした。

クラスには、友達がいなくて給食のとき ある女の子と2人で机を向かい合わせて食べていました。彼女もおとなしくていつもほとんど1人だったので。 

そのころ私は、相当暗い顔をしていたようで 提出した国語のノートに「○○さんの笑顔が見たいです」というようなことを赤ペンで先生にかかれたことがありました。

一瞬ドキリとして、泣きそうになり、それでもとてもうれしかったということを覚えています。

その後ある出来事を堺に、その友達とも離れることになりました。 

おぼろげながら思い出すのは、気になっていた男の子の事。「私はずっと前から○○君のことが好きだから、とらないで」というような意味のことを言われた覚えがあります。その時どんな風に答えたのか、その後どうしたのかということは全く思い出せません。 

3年になって彼女とは別のクラスになりました。 辛すぎたのか 私はその出来事をほとんど記憶していませんでした。 ところが、中学を卒業して15年後に同窓会に参加したところ その友人から手紙が届きました。

『中学2年のとき、ひどいことを言って本当に申し訳ありませんでした。ごめんなさい・・・』 

手紙を読んだとき、本当に驚きました。 もう15年もたっているのに彼女はずっと忘れられなかったんだなぁと。長い間胸に仕舞っておいたのでしょう、それはそれで、とても苦しいことだったと思います。

それっきり、お互いに連絡を取ってはいませんが、手紙のことは時々思い出します。手紙を書くのにも勇気が必要だったと思います。

クラスの中に自分の居場所は無かったのですが、部活にいけば仲間も先輩もいて、体はヘトヘトになっても 心は救われていたような気がします。 先生の中にも自分を気にかけてくれる人がいると知って勇気づけられもしました。



子供達へ

どうしようもない悔しい気持ちや、辛さをぶつける場所があれば、なんとか踏ん張れるような気がします。 その場所を見つけだすのも至難の業かもしれませんが、見つかるまでなんとか探し続けて欲しいです。 これからずっと一緒というわけにはいきませんが、探し続けている間は力になりたいです。

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