日本のテレビ番組を観ていて、ボリビアの首都ラパスの議事堂の壁に付いている時計が、逆回転時計なのを知りました。(文字盤が反対に、なっている。)
それを観ているうちに、昨年 ここのテレビで観た、ある映画を思い出しました。でもそれは、逆回転時計ではなく、時間が遡って行くお話しでした。
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「ベンジャミン・バトン 数奇な人生 The Curious Case of Benjamin Button 2008」
『1918年、ニューオリンズの駅に開駅記念の時計が掲げられることになりました。その除幕式には時の大統領セオドア・ルーズベルトも出席していました。しかし、披露された時計を見て人々はざわめき立ちます。(逆回転時計ではなく、普通の)時計の秒針が逆回転しているのです。「時を戻せば、戦死した息子たちが帰ってくる。申し訳ないがこれが私の時計だ」。時計職人のガトーは戦争で息子を失っていました。彼の深い悲しみが時を逆に刻む時計を作ったのでした。
時を同じくして、ニューオリンズの街にベンジャミン・バトンが誕生しました。父親は彼を見て驚愕しました。赤ん坊はしわくちゃの顔をしていたのです。ベンジャミンは生まれたときから80歳の体を持つ小さな老人でした。捨てられたバトンを育ててくれたクイニーは老人介護ホームに住み込みで世話をする仕事をしている女性でした。"小さな老人"ベンジャミンは入居者の老人たちに囲まれて成長していきます。彼の場合、成長とは若返ることでした。』(----web から、いただきました。)
約 167 分の映画でした。色々な人との出会いと別れ。物語にひきこまれ、映画の世界に入っていけて時を忘れました。再放送したので、もう一度観ました。
この映画が封切りのころ、テレビで予告編を見て、なんとなく怖そうだな〜。と思っていたので、観ませんでした。なるべく怖い映画は観たくないと思っています。気が小さいんだと思います。
自然の災害には逆らえませんが、現実に怖いことも多い世の中で、殺されて死にたくないし、人は殺せません。人を殺すくらいなら、自分が死にます。
私は、ブラットピットの映画を初めて観ました。