「能の見える風景」・多田富雄著が届いた。写真も素晴らしい。ゆっくりと読もう。京都東寺への旅は苦難の旅だったと同時に歓喜の旅だった。塔を背景に、多田先生作の奉納野外能「一石仙人」が演じられる。圧倒される文章は、今、目の前で「一石仙人」が演じられているようだ。苦の先に辿り着いた歓喜。以下引用する。「袖を巻き上げた一石仙人が金堂の扉に吸い込まれた瞬間、金堂内陣に灯りが煌々と点き、立体曼荼羅を照らした出しました。宇宙の中心たる大日如来の姿が、劇的に浮かび上がったのです」。
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